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meta社の新サービス「Threads(スレッズ)」はこのままだと高確率で廃れると思う

Twitterに代わる新しいツールとして、meta社(Facebook・Instagram)が「Threads(スレッズ)」をローンチしましたね。

当初発表されていた時間を前倒ししてのリリースなので、ここ数日のTwitterの閲覧制限でイライラのピークに達しているTwitterユーザーを「ひとまず一旦うちにドバっと流しておくか」的な感じでガンガン登録させてますよね。

でもね、ぼくぶっちゃけこれ流行らないと思ってます。少なくとも「現時点のまま」では。

とりあえずこの件で色々思うところがあり、結構たくさんツイートしたので、それらを貼り付けていきたいと思います。

ThreadsはPC&Androidでは利用不可(2023/07/08時点)

個人的にはこれ非常にマイナスポイントですね。ぼくは、TwitterもInstagramもPCで使っているので。

というより、そもそもスマートフォンでインターネットって殆どやらないってだけなんだけど、言いつつインスタはROM専だし、Facebookはほとんどログインしてないから実質Twitterしか使ってない。

で、しかもTwitterの最近の「API制限(無料ユーザーは1日600ツイートしか見れないみたいなやつ)」で、制限喰らっている人非常に多いようだけど、おそらくPCだとその制限の対象になっていないっぽい。

まあ、ぼくはオールドアカウントな上、人のツイートをそんなに見ないから、単にツイートの閲覧数自体が少ないのかも知れないけど。

ともあれ、PC&Android未対応なのは、ローンチを前倒ししたから間に合ってないのもあるかも知れないけど、それ以上に「iOSユーザーを【β版ユーザー】として扱い、その中でテストしてフィードバックを得ようとしている」という風に見ることも出来るかなと。

まあ、今後スマートフォンユーザーのみに焦点を当てるにしても、iOSなんかよりAndroidユーザーの方が世界的には圧倒的に多いから、この辺りは待ってりゃ使えるようにはなるでしょう。

ただ、「Twitterから移行したい新規希望のAndoroid組」をあんまり待たせるわけには行かないし、既に以降済みのiOS組も、結局Android組がまだ来てないことで合流できないってことで、まだ同じように活用できるレベルではない。

Clubhouseのとき同様に、こんな急速にユーザー数が増えても開発が追いついてないと、熱が冷めるので、1ヶ月以内~どんなに掛かっても3ヶ月以内にはこのあたりの問題を解消できないと、すぐにで戻られるのは明白ですね。

Twitterと同じ機能をデフォで有した上で「それ以上の価値」を提示できないと意味がない

metaが「打倒Twitter」を目指す場合において、まず最低限何が必要かを考えた場合「Twitterにはない、Twitterでは出来ないことや不足分を補う」っていうのは当然ですよね。

でもそこを立てるために、「今までTwitterで当たり前に出来ていたものをいくつか削る」は違うと思うんですよ。

Twitter自体、SNSとしては歴史が長いサービスで、10年以上利用してきているユーザーも多いわけで、そんなユーザーの利便性を損なっては意味がないと思うんですよね。

つまり、「Twitterにあるものは当然全て備わっていて、その上でTwitterに無いものがThreadsにはある」としないと、最早その存在価値って無いんですよ。だってそれが提示できないなら「じゃあTwitterのままでいいじゃん」って話だから。

しかし、現時点では「ハッシュタグなし / DM送信不可 / 商用利用不可」とあることから、機能的にはまだ「劣化版Twitter」でしかない。

しかもそれを作っているのは、長らく競合として存在している「meta(Facebook、Instagram)」なわけだから、思惑としては「差別化で勝ちたい」と考えているであろうと予想するほうが妥当な気がする。

米ツイッター、meta社を訴えるかも?⇒そんなことしても結局は「便利なものが勝つ」

ツイートにも書いたように、Twitter社が「パクリだ!」って騒いでいるけど、テキストベースのプラットフォームなんてその根幹構造自体は至ってシンプルなんだから、パクリも何もないだろって話で、おそらくはUI的な部分なんだろうとは思う。

いずれにしてもそんな訴訟を起こしてるヒマがあるなら、Twitterをもっと機能改善しろよって話なんですけどね。

ただ、1個目のツイートに書いた「イーロンが今のTwitterを潰してその先で何か別のことを企んでるのかという風にも見える」に関しては、我ながら些か飛躍した考えというか、穿った見方で、別に明確な根拠があるわけではない。

ただ、あそこまでユーザーのストレスを集めるような改悪的UPDATEを繰り返す意味や、その先にある意図が不明なので、そういう深読みをしたくなっちゃうってだけ。

みんな「Twitterしたい」って思いながらThreadsしてるんだろ?

まあ、「でしょうね」って話ですよね。

先程から書いているように、昨今のTwitterに不満をたくさん抱えているユーザーほど、秒で食いついてますしね。

機能的に見て今のThreadsがTwitterの代わりになるとは思えない

さっき書いちゃったんですけど、現時(2023/07/08)では「ハッシュタグなし / 商用利用不可」という点で、今の段階では企業アカウントが参入できないため、所謂それを使ったキャンペーン的なことが出来ないですよね。

また、公式アカウントみたいなっものが作りづらいから、何らかの推し活・オタ活をしている人にとっては、Threadsで情報収集がし辛いので、結局「その辺りは引き続きTwitterで」って感じになるから、完全にTwitterからの足抜けは出来ない。

おまけに「災害時」等は、Twitterのトラフィックが最も爆発するときで、その時にThreadsが一体どれだけの負荷に耐えられるかと言ったら、おそらくその辺りは始まったばかりであることを考えると、非常に脆弱なはず。

だから、2つ目のツイートにも書いたように、現時点でのThreadsの利用価値って「Twitter難民同士の仮設住宅的SNS」でしかないんですよね。

まとめ:ThreadsがTwitterを超えるには

結論、Threadsが「2代目Twitter」とか「NEO Twitter」になるしか無いと思います。

しかし、単に2代目としてそのまま踏襲するのではなく、現行のTwitterの利便性は全て踏襲した上で、「現行のTwitterにはない新機能を追加」、もしくは「不便さをソリューションする」とするのが大前提。

つまり差別化による新たなアイデンティティーの提示ではなく、「Tiwtterのアイデンティティーはそのままに更に便利に」じゃないと、Twitterユーザーは納得しないと。

その上で、それをどんなに遅くても3ヶ月以内には終わらせないと、Twitterから流れてきた避難民たちは急速に熱が冷めてTwitterに出戻ると思う。正にClubhouseの二の舞いだ。

※Clubhouseが廃れた理由だって、そもそも「不特定多数と同じ場所でワイワイおしゃべりできる」ってところ以外に特筆的な機能がなく、マネタイズ導線が完全に絶たれてビジネス用途が殆どなかったことに加えて「招待制&Androidユーザー置いて消えぼり」の状態が長く続いたのが原因だと思っている。

要は初速に対する機能フォローが追いつかず、急速に期待ユーザーの熱が冷めてしまったからだろう。

なので、このスピードでユーザー数を伸ばしてると確実に同じ轍を踏むことになるし、Twitter社もTwitter社で、これを機に「改悪UPDの見直し」等を図れば、寧ろ株があがるはずなんだけど、でもイーロンのことだからそれはしないだろうなあと予想。

そしてなんだかんだ文句言いながら、みんなTwitterを使い続けると。

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