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【Pinterest】「アダルト判定」でボードから強制削除された違反画像を「オリジナルサイズ」で効率よく保存するtips

普段、ドラマ・映画・アニメの感想かメシのことしか書いてないこのブログですが、久々にこういうのも書いてみようかなと思います。

今回の記事は主に「Pinterestでエロ画像を収集しているユーザー向け」のtips記事です。

●アダルト判定されてボードから削除された画像の復元手順
●Chromeプラグインとスプレッドシートを用いたそれらの画像URLの一括収集&変換手順
以上です。

はじめに ~ Pinterestで収集したエロ画像について

Pinterestで「ちょいエロな画像」を沢山保存しているんですが、Pinterestは実はエロに結構厳しかったりします。

故に、せっかく保存したPIN(画像)が「アダルト判定(規約違反)」ってことで、強制的に自分のボートから剥がされてしまうことがよくあります。

で、こうなるとその画像は二度と見れなくなるかというとそうではなく、まずはアカウントに通知が行きます。

※余談:以前はメールで違反通知が来ていましたが、2024年4月後半辺り以降からその配信を止め、アカウント上での通知のみになりました。
現在の通知の仕方としては以下の画像のような形になってます。

※画面左側「ベルマーク」のアイコンをクリックすると、このような画面になるので、「違反のお知らせ」をクリックします。

すると、「報告・違反センター」というページが別タブで開かれます。
https://jp.pinterest.com/reports-and-violations/

Pinterestの「報告・違反センター」ページについて

このページはPinterestによって「ガイドラインに違反していると判定されたボード / コメント / ピン / プロフィール」に関する情報を記載するページとなっています。

下の画像を見てもらうと早いですね。

この中の「ステータス」欄を見ると、「停止」と「復元済み」というものがありますね。これのそれぞれの意味については下記のとおりです。

  • 「復元済み」
    ⇒一度は「アダルト判定」でボードから削除されたが、「やっぱ問題ありませんでした」となりボードに復元されたもの。
  • 「停止」
    ⇒完全にボードから削除され、二度と復元されることはないもの。

ってな具合です。

なので、違反報告を受けても「復元済み」なら別にいいんですけど、「停止」となってしまった場合、自分のボードからは強制的に剥がされてしまい、今後復元することは無いものとなります。

ですが安心してください。完全に消えるわけではなく「サーバー上には保存されている」のです。

※また、明らかに違反ではないものと思われる措置については「異議申し立て」が可能ですが、本記事の趣旨とは外れるので割愛します。

ボードから削除された画像は「サーバー上にはまだ残ってる」

アダルト判定を受けてボードから削除された画像はもう二度と見れないのかというと、そんな事はありません。

実はまだPinterestのサーバー上には(確か半年間)残っていて、その画像には誰でも簡単にアクセスすることが可能です。方法は以下の通り。

「報告・違反センターページ」にて、該当画像のぼやけたサムネイル上で右クリックすると、その画像を別タブで開いたり保存できたりします。

ここで「名前をつけて画像を保存」でも別にいいちゃいいんですけど、あまりおすすめはしません。理由はこちら。

そうなんです。「小さい」んですよ。

この「報告・違反センターページ」から該当画像を無理やり開くと、元画像がどんなに大きくても、「もれなく200ピクセル」で固定されてしまいます。

こんな小さい画像じゃ、保存してもねえ?って思いますよね。

ならばこれを「オリジナルサイズ」で開きましょう。

その方法とは「画像URLの変換」です。

上の「違反画像URL」と「オリジナル画像URL」を比較すると、このような構造になってます。

※リンククリックで実際の画像が表示できます。

赤文字で示したドメイン直下のディレクトリ文字列が異なっているのがおわかりいただけると思います。

つまり、「200x」を「originals」に置き換えることで、オリジナル画像が表示できるようになるので、このオリジナル画像ページからドラッグ&ドロップなり右クリックコピーなりで、画像をローカルにダウンロードすることが可能になります。

また、別のパターンとしてこんなのもあります。

違反画像URL(その1)とは異なり、ドメイン直下のディレクトリが「/enable/」となっており、そのあとに「※数字※x/(画像サイズピクセル値)」となってるパターンです。

とは言えこれも理屈としては一緒なので、「/enable/※数字※x/」を「/originals/」に置き換えることで、オリジナル画像が表示できるようになります。

ということで、オリジナルサイズの画像を入手する方法は、以上です。

けど、これを都度手作業でやるのって、ぶっちゃけ超面倒くさいですよね。。。

ということで、「複数の画像URLをまとめてスプレッドシートで一括変換する」という方法についても紹介します。

スプレッドシートを使って画像URLを一括でオリジナルのものに変換する

さて。ここからがこの記事の本題になるんですけど、違反画像ってマメにチェックしてないと結構溜まるので、このURL変換をスプシを使って一括変換しようと思い立ちました。

因みに、一応念の為に書いておくと「スプレッドシート」とは「Googleスプレッドシート」のことです。ざっくり「Google版のExcel」と解釈していただいて結構です。なので、おそらくExcelでも同じ関数が使えるなら通用すると思います。

スプシを使ったことがない人は「スプレッドシート」でググればおそらく出てくるはずなので、探してみてください。※インストール不要なのでブラウザ上で完結します。

で、雑に作成したスプシのレイアウトとしてはこちら。

  • A列
    ⇒違反画像URL(変換前)
  • B列
    ⇒オリジナル画像URL(変換後)

そのまんまですね。一応画像もつけるとこんな感じ。

因みにぼくはスプシの関数全然詳しくないので、ChatGPTに相談して生成してもらいました。その関数がこちら。

=REGEXREPLACE(A2, "(https://i\.pinimg\.com/)(enabled/)?[0-9]+x/", "$1originals/")
で、この関数をB2とかに仕込んで、後はセルをクリック⇒右下隅の「●」を適当に100行目くらいまで下までドラッグで引っ張れば、その選択範囲内であれば、A列2以降に違反画像URLがブチこまれた際に、B列にて「オリジナル画像URL」に変換して出力してくれます。
因みに、わざわざスプシなんて使わんと、それこそこのURL変換をそのままChatGPTに依頼すればいいのでは?って思いましたよね?
はい。ぼくもぶっちゃけ後からそれは思いましたw

けど、Pinterestでのこうしたエロ画像収集を割と日常的にやっている人だったり、違反画像の数が多い場合にChatGPTに都度依頼したりまとまった数を一度に依頼するのは、個人的にはあまりおすすめしません。

特にChatGPT「無料版」を利用している場合、処理がおそかったりトークンの上限(ざっくりいうと文字数制限的なもの)が決まっていたりするので、この程度の処理でいちいちChatGPTを使用するのはもったいないかなと言うのが個人的な考えです。

この程度の処理なら、関数を一度スプシにぶち込んでさえしまえば、ChatGPTの制限を気にする必要がないというか「わざわざChatGPTを使用するまでもない」という話なので、こちらの方法を推奨している次第です。

まあ、「面倒くせーよ」って人はURL変換も含めてChatGPTにぶん投げちゃってもいいと思いますので、お好きな方でどうぞ。

複数の違反画像URLをまとめてスプシにブチ込みたい場合

違反画像がたんまりあって、それらをまとめて一括で変換させる上で、「違反画像URLをいちいち1本ずつコピー⇒シートにペースト、コピー⇒シートにペースト。。。」って、すげえ面倒くさいじゃないですか。

じゃ、これも極力手数は少なくしたいですよね。ってことであれば、Google Chromeのプラグイン「GetTabInfo」を使いましょう。

全タブのタイトルとURLを一括取得。HTMLタグ、短縮URL、QRコードも生成可能。テンプレートで自由に出力内容を編集で…

このプラグインは、「開いているタブのページタイトルやURLを一括取得できる」という死ぬほど便利なプラグインとなります。

※近々公開終了になってしまう可能性もあるらしいですが、2024年10月現在では使えてます。

つまり、「報告・違反センターページ」を開いて、画像サムネイルを右クリック「新しいタブで画像を開く」を「Ctrl」を押しながらクリックを繰り返していくと、画像ファイルのタブが次々開かれていきます。

例えば10枚分の画像タブを開いたなら、その10枚分の画像URLが1アクションで一気に回収できるということです。

とはいえ、この作業の際に使う場合「URLだけ」拾えればそれでいいので、このように設定します。

設定画面は以下の通り。

下段赤枠が、正に「いま開いているタブのURL」となります。

真ん中の方に小さく表示されている「tags」と書かれている項目(変数)を「Template」にいれることで、どの情報を取得・表示させるかを設定できます。

例えばTemplateに

%%TITLE%%
%%URL%%

と記載したのならば、下段赤枠には

ページタイトル
URL

と表示されるわけです。

とは言えこの場合、ページタイトルは不要なので「%%URL%%」の変数のみ残します。

この時、Templateのフィールド内で、1回「改行」するのを忘れないでください。

じゃないと、下段赤枠部分で、全てのURLが繋がって表示されてしまうためです。なので、必ず「%%URL%%」の後に、「Enterキー」を1回押しましょう。

%%URL%%
(ここに1行分の空白が入っている状態)

こうすることで、画像のように、開いているタブのURLが全て縦に並んでくれます。

これを必要な分だけコピーして、先ほど作成したスプシにそのままペーストするだけです。

画像の落とし方⇒「URLオープナー」で画像をまとめて開いて落とす

オリジナル画像URLがまとめてGET出来たことで、後はそれをどう落とすか(ローカルに保存するか)というのは、人それぞれだと思いますが、これも極力効率よく落としたいところ。

なので、ぼくの場合「変換したオリジナル画像URLをまとめて開くツール」を利用し、ブラウザ上で一気に10枚単位くらいで展開します。

そこで利用するツールが「URLオープナー」というツールとなります。

Website Planet

URLの一覧をこの無料オンラインツールにペーストして、新しいタブで同時に開きます。すべてのブラウザで利用可能でインストー…

こちらはインストール不要で、ブラウザ上で完結するツールとなります。

スプシで変換されたURLをそのまま縦方向にセルを選択してコピー⇒上記ページ内に貼り付けて展開すれば、一気にタブが展開されます。

※故に、一度にたくさん開きすぎるとブラウザが激重になったりするので、他のタブを閉じつつ、10~15枚程度に留めておくことをおすすめします。

まとめ

Pinterestの違反画像をオリジナルサイズで回収するには、以下の段階を踏む必要があります。

  • 「報告・違反センターページ」より「違反画像URL」の回収
  • 回収した違反画像URLを「オリジナル画像URL」に変換

少なくともこの2段階の作業が必要となるため、数が多い場合は、やはりChromeのプラグインとスプシを利用するのが良いと考えます。

おわり。

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