攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY(2006 / NF)

評価
面白かった
あらすじ
TVシリーズ(S.A.C.シリーズ)2期の2年後、「傀儡廻し」なるハッカーによる電脳ハックにより引き起こされる事件を追う話。
感想
「電脳ハックによる犯罪」という点では、1995年の最初の劇場版「GHOST IN THE SHELL」とほぼ同じ内容ではあるので、正直目新しさはない。
しかしその中で「超高齢化&少子化社会の未来」についても暗示しているメッセージ性の高いものにもなっており、相変わらず社会派SFとしてのマッチョな脚本で見応えは十分だった。
また、ストーリー上、アニメ2期での「個別の11人事件」以降、少佐こと草薙素子は失踪しており、その穴埋めとして「トグサ」が9課の新リーダーとしてチームを率いているという点は面白いと思った。
が、それによって少佐が前半殆出番がないのはちょっと残念ではあった。
高いものになっていて、相変わらず社会派としての硬派なストーリーは見応えがあった。
— ゆう@404 NOT FOUND (@yusuke1006_t) December 13, 2023