攻殻機動隊 ARISE(全4編:2013~2014 / NF)

評価
面白い
あらすじ
公安9課ができる前のシリーズ前日譚となる4つのエピソード。
感想
これは、劇場版・TV版とも異なる監督・脚本・キャストによる、所謂「第四の攻殻」と呼ばれているもので、ストーリー的にも「あくまで原作の素材を使用したパラレル的別世界のお話」というような位置づけっぽい。
なだけに、作画がこれまでとは大分異なり、正直好きになれない。特に少佐こと草薙素子のおかっぱがどうにもチープに見えてしょうがない。
身にまとっている赤のライダースのセットアップと全然あってなくて死ぬほどダサいし、パズとサイトーものっぺりしててなんかキモい。
が、ストーリー的には「公安9課前夜」といったもので「各メンバーと出会う話」なので、このあたりは非常に面白かった。
原作はどうか知らないが、劇場版・SACシリーズではもう既に公安9課が出来あがっている状態なので、それぞれの出会い方が描かれているのはいいと思う。
あくまで「別の作品」として楽しめるのであればおすすめではあるが、攻殻機動隊という作品を知る上で視聴はマストかと言われると、別にそんなことは無いので、興味がなければ見なくてもいいと思う。(未視聴による影響はない)
完全に別の作品かと思いきや、良くも悪くも他のシリーズに限りなく近い
キャラデザがちょっとイマイチ(特に少佐)だけど声はどのキャラもオリジナルにかなり近い雰囲気なのであまり違和感はない
また、「公安9課ができる前」で、当初バトーとも対立関係だったりするところも面白かった。
— ゆう@404 NOT FOUND (@yusuke1006_t) December 9, 2023