終末の探偵(2022 / Amazon Prime Video)

評価
つまらん
あらすじ
顔なじみのヤクザからトラブル調査を頼まれた探偵が、同時期に別の依頼人から人探しを請け負い、やがて両者の事件に巻き込まれていくクライムドラマ。
感想
探偵映画としてはジャンル定番の枠に収まっているのはまだ許容できるものの、主人公のキャラクター造形があまりにもステレオタイプで、既視感だらけ。
低予算のせいか映像演出も古臭く、テンポの悪さもあって全体的にダサい仕上がりになってしまっている。
さらに台詞の聞き取りづらさが相まって物語の流れが把握しにくく、「雰囲気だけで押し切ろうとしている」感が強いので、内容そのものに入り込めない。
アクションについても『ベビわる』シリーズでクション監督を手掛けた「園田健一」ということで期待したが、そもそもアクションシーンの数が少なく、その少数も特に見どころはなかった。
ただしキャスト陣についてはそれぞれが個性を出していて好印象。
にもかかわらず、肝心の脚本や演出の稚拙さでその良さも削がれてしまっており、ポテンシャルをまるで活かせていないのが実に惜しい作品だった。
作品情報
製作年・国 | 2022年 / 日本 公開日:2022年12月16日 |
製作総指揮・監督・脚本・音楽 | ■監督: 井川広太郎 ■脚本: 中野太 木田紀生 ■製作: 人見剛史 原澤遊風 ■音楽: 大坪直樹 ■配給・制作会社: マグネタイズ |
キャスト | 北村有起哉 松角洋平 武イリヤ 青木柚 髙石あかり 水石亜飛夢 |
時間 | 80分 |
ジャンル | Amazon Prime Video, つまらん, ハードボイルド, 探偵モノ, 裏社会系, アクション |
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終末の探偵(2022 / AP)
つまらん
ある探偵が顔なじみのヤクザのトラブル調査を依頼された一方で、別の依頼人から人探しも依頼され、双方のトラブルに巻き込まれる話
ジャンル物故に話自体はありきたりなのはいいとしても、なんぼなんでも主人公の探偵のキャラ設定がhttps://t.co/582O7LCbUz pic.twitter.com/QLlEWuO30E
— ゆう@404 NOT FOUND (@yusuke1006_t) September 29, 2025
おなじみの監督ということなので期待感もあったが、そもそもアクションシーンがそれほど多くなく、数少ないそれらのシーンも別に大したことはなかった
各役者さんらは皆それぞれ味があって非常に良かったが、脚本や演出のショボさでそれらが削られてしまっているのが非常に残念。
— ゆう@404 NOT FOUND (@yusuke1006_t) September 29, 2025