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【洋画:ケイパー】オーシャンズ12(2004 / NF) ⇒ 面白かった

面白かった。

前作「オーシャンズ11」の続編で、数年後の話。

かんたんな感想

前作ラストで見事にベネディクトの手下に尾行されているシーンが描かれており、しっかり居場所も特定されるところから始まっているが、あそこまで綿密に計画を練って成功させた大泥棒が、そんな初歩的なミスをするかねとは正直思った。

同様に、ラスティが付き合っている彼女であり刑事である「イザベル」から、自身の犯行の捜査情報を引き出したものの、事件現場に毛髪やらの痕跡を残していた事がわかり、捕まるのが時間の問題とわかりこっそり逃げ出すわけだが、これもそもそも初歩的なミスだし、彼女も彼女で簡単に操作情報喋りすぎ。

テス役のジュリア・ロバーツが、作中で「ジュリア・ロバーツに扮する」というのは面白かったし、その辺りのバタついている感じはコミカルで面白かった。同時に「ブルース・ウィリス」が本人役で出てくる等の「無駄に豪華なおもしろ要素」も、それはそれで面白かった。

が、序盤で「今回は乗らない」と作戦への不参加を表明した「ソール」が、何故かこのシーンで突然飛び込んできたくせに、大して役に立ってなくて「何しに来てん」って感じだった。このくだりのシーンについては、スベらないギリギリのバランスだったと思う。

モリー・スター(ニセFBI捜査官でライナスの母親)役のチェリー・ジョーンズが、なんか見たことある人だと思っていたら、24のS7~8で「女性アメリカ大統領」の役をやっていた人だと気付いて、おお!ってなった。

まとめ

本作は前作の「カジノ強盗」とは打って変わって、「別の泥棒との対決」という話であるため、人数が増えているにも関わらず、前作のような派手さにかけるのが少々残念だったかなという印象。

なので、ストーリーそのもので言えば個人的には前作のほうが面白かったが、それはこの作品に限った話ではなく、この手の映画での続編にはありがちなことなので、「これはこれ」というもの。

そもそも「リアリティ」や「ディテール」はこの作品の場合さして重要ではなく「ライトに楽しむもの」だと思うので、多少の雑さ粗さは許容範囲内だと思う。

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