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ダークナイト(2008 / Netflix)

https://netflix.com/title/70079583

 

評価

まあまあ

あらすじ

ゴッサム・シティの悪と戦うバットマンの前に、「ジョーカー」と名乗る謎の犯罪者が現れる。

彼の登場によって街は混乱に陥り、バットマンは“正義とは何か”を問われることになる――ダークナイト・トリロジー(3部作)の2作目。

感想

世間的には絶賛されている作品だが、個人的には正直そこまで刺さらなかった。

もちろん面白いし見応えもあるし見せ場の連続ではあるのだが、とにかく情報過多なので、ずっと「終わりそうで終わらない」という展開の連続で、正直見てて疲れる。

一本の映画としてはかなり濃密ではあるが、とにかく「要素詰め込み過ぎ」でテンポが削がれてしまっている印象で、「言うほど面白いか?」というのが正直なところ。

ジョーカーも確かに強烈なキャラクターで、人間の心理を巧みに操り混乱を生み出す「純粋な悪」としての存在感は抜群。

ただ、彼の過去や動機といったバックボーンがほとんど描かれないせいで、どうにも「象徴的なアイコン」としての印象しか残らず、感情的な深みには欠ける。

フェイスペイントの異様さも相まって、カリスマではあるが人間味には乏しい。

「莫大な資産と技術でヒーロー活動を行う」という構造なら、個人的には『アイアンマン』の方がシンプルでエンタメ性も高く好み。

もう少し要素を絞って焦点を定めてくれれば、より強く響いたかもしれない。

作品情報

製作年・国 2008年 / アメリカ・イギリス
アメリカ:2008年7月18日
日本:2008年8月9日
製作総指揮・監督・脚本・音楽 ■原作:
ボブ・ケイン / ビル・フィンガー
『バットマン』
■原案:
デヴィッド・S・ゴイヤー
クリストファー・ノーラン
■監督:
クリストファー・ノーラン
■脚本:
クリストファー・ノーラン
ジョナサン・ノーラン
■製作総指揮:
ベンジャミン・メルニカー
マイケル・E・ウスラン
ケビン・デ・ラ・ノイ
トーマス・タル
■音楽:
ハンス・ジマー
ジェームズ・ニュートン・ハワード
キャスト クリスチャン・ベール
マイケル・ケイン
ヒース・レジャー
ゲイリー・オールドマン
アーロン・エッカート
マギー・ジレンホール
モーガン・フリーマン
時間 152分
ジャンル アクション, ヒーローもの, リブート, アメコミ原作, バットマン, ダークナイト・トリロジー

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