ダークナイト(2008 / Netflix)

評価
まあまあ
あらすじ
ゴッサム・シティの悪と戦うバットマンの前に、「ジョーカー」と名乗る謎の犯罪者が現れる。
彼の登場によって街は混乱に陥り、バットマンは“正義とは何か”を問われることになる――ダークナイト・トリロジー(3部作)の2作目。
感想
世間的には絶賛されている作品だが、個人的には正直そこまで刺さらなかった。
もちろん面白いし見応えもあるし見せ場の連続ではあるのだが、とにかく情報過多なので、ずっと「終わりそうで終わらない」という展開の連続で、正直見てて疲れる。
一本の映画としてはかなり濃密ではあるが、とにかく「要素詰め込み過ぎ」でテンポが削がれてしまっている印象で、「言うほど面白いか?」というのが正直なところ。
ジョーカーも確かに強烈なキャラクターで、人間の心理を巧みに操り混乱を生み出す「純粋な悪」としての存在感は抜群。
ただ、彼の過去や動機といったバックボーンがほとんど描かれないせいで、どうにも「象徴的なアイコン」としての印象しか残らず、感情的な深みには欠ける。
フェイスペイントの異様さも相まって、カリスマではあるが人間味には乏しい。
「莫大な資産と技術でヒーロー活動を行う」という構造なら、個人的には『アイアンマン』の方がシンプルでエンタメ性も高く好み。
もう少し要素を絞って焦点を定めてくれれば、より強く響いたかもしれない。
作品情報
| 製作年・国 | 2008年 / アメリカ・イギリス アメリカ:2008年7月18日 日本:2008年8月9日 |
| 製作総指揮・監督・脚本・音楽 | ■原作: ボブ・ケイン / ビル・フィンガー 『バットマン』 ■原案: デヴィッド・S・ゴイヤー クリストファー・ノーラン ■監督: クリストファー・ノーラン ■脚本: クリストファー・ノーラン ジョナサン・ノーラン ■製作総指揮: ベンジャミン・メルニカー マイケル・E・ウスラン ケビン・デ・ラ・ノイ トーマス・タル ■音楽: ハンス・ジマー ジェームズ・ニュートン・ハワード |
| キャスト | クリスチャン・ベール マイケル・ケイン ヒース・レジャー ゲイリー・オールドマン アーロン・エッカート マギー・ジレンホール モーガン・フリーマン |
| 時間 | 152分 |
| ジャンル | アクション, ヒーローもの, リブート, アメコミ原作, バットマン, ダークナイト・トリロジー |
ツイート
ダークナイト(2008 / NF)
まあまあ
街の悪を退治するバットマンの前に「ジョーカー」を名乗る犯罪者が現れ、宿敵として戦う話。3部作の2作目
前作同様かなりの高評価作品だが、ぼくは正直それほどでもなかった。無論面白いのは面白いし見応えもあるし、見せ場が何度もhttps://t.co/eNMwBofj3B pic.twitter.com/ri595wtAZJ
— ゆう@404 NOT FOUND (@yusuke1006_t) November 2, 2025
悪役として魅力的ではあるが、彼のバックボーンについて殆ど描かれていないため、フェイスペイントも相まって完全にアイコン化してて、感情移入できない
「大富豪がその資金力を駆使しヒーローとして戦う」という話なら、正直「アイアンマン」の方が個人的には好み
もう少しシンプルな話なら良かった
— ゆう@404 NOT FOUND (@yusuke1006_t) November 2, 2025