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【韓国:カーアクション】頭文字D THE MOVIE(字幕:2005 / NF) ⇒ 面白かった

頭文字D THE MOVIE(字幕:2005)Netflix

面白かった。

こういっちゃなんだけど、正直この絵面と役者さんの風防を見た時に、「あ、こりゃ完全に低予算のB級モノだ」と直感したんですよね。

もうアニメの実写化が同行とかのレベル以前に、多分役者さんも大根で、低予算だから演出もショボいみたいなイメージだったから、逆にその答え合わせとして「どれくらいショボいのかを半笑いで生暖かく見守る」というスタンスで見始めた。しかも香港映画だし。

が、カースタントは日本の「タカハシレーシング」という、カースタントとしてはかなり有名なところがやっているらしく、原作にもでてきた「溝落とし」なんかもCGとかではなく実際に実演して見せていて「お?」とはなった。

また、脚本的にも、各キャラ設定において設定変更はなされているものの、アレンジの仕方としては非常に上手いなと感じたし、原作初期の「主人公【拓海】が走り屋としてデビューするまで」を描いており、その流れ自体はおそらく原作に忠実に沿っているので、非常にわかりやすかった。

だが、原作の頃から個人的にずっと、ヒロインであるJK「なつき」の存在が不要だと思ってて、やはりあのエピソードは完全に蛇足だと思った。

というのも、原作の段階からそうなんだけど、ヒロインだけど「実は援助交際してた」という設定で、何故ヒロインにその設定を取り入れたのか、その意図が完全に不明というか無意味としか思えない。

原作連載開始が「1995年」で、正に「援助交際」というワードがトレンドだった時代ということもあって、それを離しの中に取り入れたんだと思うけど、その割に拓海と親しくなってて以降、あっさりそれを辞めたりしているので、マジで何のための設定だったのか謎。

一応、「援助交際をやめると決めた、パパとの最後のデート現場を拓海に目撃される」というシーンが原作にも映画にもあって、その亀裂とか決別を描きたかったんだろうけど、本作のシナリオの本筋には関わってこない話なので、マジでノイズでしか無いので、そこは削ってほしかったなというところ。

あと、単純に拓海役の人がそれほどイケメンでもなかったのが、本作のB級感を更に加速させてしまっていた感があってそれも残念。

とはいえ、作品全体としては悪くなかった。

 

 

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