ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007 / Amazon Prime)

| 製作年・国 | 2007年 / 日本 公開日:2007年9月1日 |
| 製作総指揮・監督・脚本・音楽 | ■原作・脚本・総監督:庵野秀明 ■監督:摩砂雪、鶴巻和哉 ■主・キャラクターデザイン:貞本義行 ■主・メカニックデザイン:山下いくと ■新作画コンテ:樋口真嗣、京田知己 ■総作画監督:鈴木俊二 ■作画監督:松原秀典、黄瀬和哉(プロダクションI.G)、奥田淳、もりやまゆうじ ■メカニック作画監督:本田雄 ■製作会社:カラー ■音楽:鷺巣詩郎 ■テーマソング:「Beautiful World」宇多田ヒカル |
| キャスト | 碇シンジ:緒方恵美 綾波レイ:林原めぐみ 葛城ミサト:三石琴乃 赤木リツコ:山口由里子 碇ゲンドウ:立木文彦 冬月コウゾウ:清川元夢 式波・アスカ・ラングレー:宮村優子 真希波・マリ・イラストリアス:坂本真綾 加持リョウジ:山寺宏一 渚カヲル:石田彰 伊吹マヤ:長沢美樹 青葉シゲル:子安武人 日向マコト:優希比呂 鈴原トウジ:関智一 相田ケンスケ:岩永哲哉 洞木ヒカリ:岩男潤子 キール・ローレンツ:麦人 |
| 時間 | 98分 |
| ジャンル | SF, 近未来, ロボットもの, ヒューマンドラマ, エヴァンゲリオン |
評価
めちゃ面白い
あらすじ
95年にOAされたTVシリーズ第1~6話(ヤシマ作戦)までを纏めたリビルド版。
※95年のTVシリーズ及び旧劇場版が未視聴でも一応理解は出来るようになっているが、より理解を深めたいなら視聴推奨。
感想
95年のアニメを2007に再構築しているということで、作画が劇的に向上しているのは当然として、改めて6話までの描き方・端折り方が上手だなと改めて思った。
更に、新たにセリフやシーンの追加・変更でよりわかりやすく説明されている部分もあり、当時は見過ごしてしまっていた細かな部分も回収できたし、絵的にも内容的にも解像度が飛躍的に向上したと言える。
特に序盤の段階で既にミサトさんは「リリス」の存在を知っており、シンジをセントラルドグマに案内し見せている等、この辺は大幅な変更でありながら、編集の仕方として非常に上手いなと思った。
また、劇場での初見当時にも思ったけど、やはりヤシマ作戦における第6使徒ラミエルの幾何学的な形状変化の美しさが、怖さと気持ち悪さをより際立たせているのも改めて痛感出来た。
テーマ的な部分でいうと、ネルフは(というか父であるゲンドウが)シンジに対してかなり理不尽な形で一方的に世界の命運を大人の都合で背負わせておきながら、ミサトさんもミサトさんで無責任すぎる薄っぺらい叱咤激励で追い詰めていくところも当然変わってない。
故に、改めてシンジがつくづく不憫だなと言うことも痛感し、苦い気分になった。
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007 / AP)
めちゃ面白い(何回目の視聴か忘れた)
95年にOAされたTVシリーズ第1~6話(ヤシマ作戦)までを纏めたリビルド作
作画が劇的に向上しているのは当然として、改めて6話までの描き方・端折り方が上手な上、新たにセリフやシーンのhttps://t.co/eib3VCOdcU pic.twitter.com/wvrFOyneiz
— ゆう@404 NOT FOUND (@yusuke1006_t) October 10, 2024
際立たせているのも改めて痛感した
テーマ的な所では、シンジに対してかなり理不尽な形で一方的に世界の命運を大人の都合で背負わせておきながら、ミサトさんの無責任すぎる薄っぺらい叱咤激励で追い詰めていくところも当然変わってないので、つくづく不憫だなと言うことも痛感し、苦い気分になった。
— ゆう@404 NOT FOUND (@yusuke1006_t) October 10, 2024