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【映画】カラオケ行こ!(2024 / NF) ⇒ まあまあ

カラオケ行こ!(2024 / Netflix)

https://netflix.com/title/81761777
製作年・国 2024年 / 日本
公開日:2024年1月12日
製作総指揮・監督・脚本・音楽 ■原作:和山やま
■監督:山下敦弘
■脚本:野木亜紀子
■音楽:世武裕子
■主題歌:Little Glee Monster「紅」
キャスト 綾野剛
齋藤潤
芳根京子
橋本じゅん
やべきょうすけ
吉永秀平
チャンス大城
RED RICE(湘南乃風)
坂井真紀
宮崎吐夢
ヒコロヒー
加藤雅也(友情出演)
北村一輝
時間 107分
ジャンル コメディ, ヒューマンドラマ

評価

まあまあ

あらすじ

あるヤクザが、合唱部部長の中学生に、押しかけ的にカラオケ上達の指導を請い、その中で芽生えた奇妙な友情を描いたコメディ。

感想

「合唱部の中学生×ヤクザ」という設定は面白いものの「カラオケ上達までのサクセスもの」というよりかは、「二人の奇妙な関係性」の方が話の主軸となっている。

このため、中学生がガッツリ指導して上達するみたいなプロセスが描かれるタイプの話ではないため、そうしたサクセスものを期待しちゃうとかなり消化不良な印象になってしまう。

また「合唱部の中学生×ヤクザ」という奇妙な関係性に加え、折角大阪を舞台にしているのだから、もう少し二人の漫才的な掛け合いがあったら面白くなりそうだったのにその要素もそれほど強くないので、コメディ部分も些か弱かったのも残念。

これクドカン脚本だったら、キャスティングも含めもうちょい面白くなりそうだっただろうになと思ってしまった。

因みに本作の脚本は「野木亜紀子さん」というかたで、代表作だと「アンナチュラル」や「MIU404」などがあり、「職業もののミステリ系」というのが得意なイメージがあり、その中で女性作家ならではな視点での「キャラクターの繊細さも描ける人」というイメージでもあった。

が、主人公の合唱部部長である「聡実(演・齋藤潤)」が、ヤクザである「成田狂児(演・綾野剛)」に心を開ききっていないまま話が進むので、そうした要素もあまり感じられず、コメディ的にも全てにおいて中途半端になってしまった感も否めない。

とは言え、全体的にほのぼのとした空気感は心地よく、なんだかんだ面白いと感じたので、嫌いじゃない。

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