ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲(2018 / Netflix)

評価
いまいち
あらすじ
サイバー攻撃によってMI7の現役エージェントたちの情報が漏洩。窮地に立たされた組織は、既に引退していたジョニー・イングリッシュを呼び戻すことに。
デジタル社会を牛耳る若きIT長者を相手に、時代遅れの“アナログ”スパイが奮闘する。
感想
「デジタル vs アナログ」という構図自体はわかりやすく、物語のテーマとしては面白い。しかし3作目ともなると、ギャグのパターンが固定化してしまい、笑いの勢いがどうしても弱まって感じられた。
特に「狙ってやってます感」のあるコメディが目立ち、観客に「こういうの好きなんでしょ?」と押し付けられているような鼻につく場面も。
また、ジョニーのドジによって引き起こされる周囲への甚大な損害が、これまでの“愛すべきポンコツ感”を超えて、時に不快に映ってしまうことすらあった。
ドリフ的な体を張ったコントや顔芸の笑いも、さすがに古さが否めず、時代とのズレが際立つ結果に。
総じて「お約束の集大成」とも言える一方で、シリーズとしての鮮度は尽きてしまった印象。
ファンにとっては一区切りの締めとして悪くはないが、やはり本作で終わりにするのが自然だろう。
作品情報
| 製作年・国 | 2018年 / イギリス・フランス・アメリカ イギリス:2018年10月5日 フランス:2018年10月10日 アメリカ:2018年10月26日 日本:2018年11月9日 |
| 製作総指揮・監督・脚本・音楽 | ■監督: デヴィッド・カー ■脚本: ウィリアム・デイヴィス ■製作: ティム・ビーヴァン エリック・フェルナー クリス・クラーク ローワン・アトキンソン ■製作総指揮: ライザ・チェイシン ウィリアム・デイヴィス ■製作会社: ユニバーサル・ピクチャーズ スタジオカナル ワーキング・タイトル・フィルムズ ■配給: イギリス・アメリカ – ユニバーサル・ピクチャーズ 日本 – 東宝東和 ■音楽: ハワード・グッドール |
| キャスト | ローワン・アトキンソン ベン・ミラー オルガ・キュリレンコ ジェイク・レイシー エマ・トンプソン |
| 時間 | 89分 |
| ジャンル | スパイアクション, コメディ, ジョニー・イングリッシュ, |
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ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲(2018 / NF)
いまいち
MI7がサイバー攻撃により現役エージェントの情報が漏洩。このため現役を退いたジョニーに白羽の矢が立ち奮闘するシリーズ3作目
本作では「デジタル(若きIT長者) vs アナログ(ジョニー)」という構図https://t.co/b8iCnrKigF pic.twitter.com/XPiagfNRxV
— ゆう@404 NOT FOUND (@yusuke1006_t) September 1, 2025
もあったし、また、ジョニーのドジのせいで周囲に甚大な損害を齎す的な描写が時に不快に見えてしまうことすらあり、ドリフや海外のオールドコメディ的な「動き&顔芸」の笑いも含め、もういい加減古く感じてしまったようにも思えた
なので、このシリーズについてはもうこれで終わりでいいと思う。
— ゆう@404 NOT FOUND (@yusuke1006_t) September 1, 2025