ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬(2011 / Amazon Prime)

評価
まあまあ
あらすじ
前作から5年後。大失態を犯した過去を引きずり、チベットで修行生活を送っていたイングリッシュが、再びMI7に呼び戻される。今度の任務は、中国首相暗殺計画を阻止するという重要ミッション。
感想
前作では徹底的に無能を強調していたイングリッシュだが、本作では「修行を経て多少は強くなっている」という設定が加わり、序盤のアクションシーンなどは意外に様になっている。
だがそれゆえに「いや、もっとドジであってくれ」と思ってしまう瞬間もあり、良くも悪くも方向性の変化が見えた。
全体的に前作に比べてコメディ要素は控えめで、スパイ映画としての真面目な作り込みが増えた分、笑いの爆発力はやや落ち着いてしまった印象。
ただし要所のギャグは健在で、特に「会議室での椅子のシーン」と「ヘリ内で敵を追い詰めてるのに、後ずさっていたらそのまま転落」というくだりは、オチが完全にわかりきっていても笑えた。
スパイアクションとコメディのバランスを模索した中間作という位置づけだが、ローアン・アトキンソンらしい“体を張った笑い”が光る瞬間はしっかりあり、十分楽しめる続編。
作品情報
| 製作年・国 | 2011年 / イギリス・フランス・アメリカ イギリス:2011年10月7日 アメリカ:2011年10月21日 日本:2012年1月21日 |
| 製作総指揮・監督・脚本・音楽 | ■監督: オリヴァー・パーカー ■脚本: ハーミッシュ・マッコール ■原案: ウィリアム・デイヴィス ■製作: ティム・ビーヴァン エリック・フェルナー クリス・クラーク ■製作総指揮: デブラ・ヘイワード ライザ・チェイシン ウィリアム・デイヴィス ■製作会社: ユニバーサル・ピクチャーズ スタジオカナル レラティビティ・メディア ワーキング・タイトル・フィルムズ ■配給: イギリス・アメリカ – ユニバーサル・ピクチャーズ 日本 – 東宝東和 ■音楽: イラン・エシュケリ |
| キャスト | ローワン・アトキンソン ジリアン・アンダーソン ドミニク・ウェスト ロザムンド・パイク ダニエル・カルーヤ リチャード・シフ |
| 時間 | 101分 |
| ジャンル | スパイアクション, コメディ, ジョニー・イングリッシュ, |
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普通に様になっていたりして、逆に「いいのか?それで」と思ってしまった
他の部分でも前作に比べるとコメディ要素がいくらか減ってしまっていたのがちょっと残念
そんな中での「会議室での椅子」のくだりと、ヘリ内で折角敵を追い詰めているのに落ちてしまうところは笑った。
— ゆう@404 NOT FOUND (@yusuke1006_t) August 31, 2025