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【洋画:SFアクションコメディ】エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス (吹替:2022 / NF) ⇒ くそつまらん

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(吹替:2022 / Netflix)
製作年・国 2022 / アメリカ
製作総指揮・監督・脚本・音楽 ■監督・脚本:
ダニエル・クワン、ダニエル・シャイナート
■音楽
サン・ラックス
キャスト ミシェル・ヨー
キー・ホイ・クァン
ステファニー・スー
ジェニー・スレイト
ハリー・シャム・ジュニア
ジェームズ・ホン
ジェイミー・リー・カーティス
時間 140分
ジャンル SF / アクション / コメディ

評価

くそつまらん

あらすじ

コインランドリーを経営する中年女性が「別の宇宙(マルチバース)から来た夫」に、「マルチバース全体に蔓延る悪を止めて欲しい」という命運を託されるアクションコメディ。

感想

設定が難解というより「シュールすぎて意味不明」

要するに「あらすじ」で書いた話であるということはなんとなく理解できたものの、敵である「ジョブ・トゥパキ」の目的等が分かりづらく、「何がどう脅威なのか」も分かりづらい。

おまけに「マルチバースの別の自分」が「今存在している自分」に乗り移る形で、今の自分が持っていない能力を行使できるわけだけど、その原理やスイッチも分かりにくいくせに頻繁に入れ替わるから、絵面がもうシッチャカメッチャカ。

おかげで話の筋も分かりにくくて、ただただ話が散らかるばかり。

見ているうちに段々と話の筋が見えてくるのかと思いきや一向に見えてこず、「だからさっきからお前らずっと何をやってて何の話ししてんだよ!」というイライラが募っていくばかりで、全く面白くない。

「なんとなく面白くなりそうな雰囲気」だけはいっちょ前にあるからこそイライラした。

一応、「母娘愛」的な物がテーマにあるっぽいけど、そもそも話の筋が見えないから「だから何よ?」としか思えず、意味不明なままいつの間にか和解してる。

なので「勝手に訳のわからない話が始まって、散らかすだけ散らかして、意味不明にほのぼのして終わる」という中身の無い映画だった。

あと、この映画を絶賛している人って、「アカデミー賞最多7部門受賞」という肩書きによるバイアスと、「この世界観を理解できないとリテラシー低いと思われるから」という理由で高評価にしているだけなんじゃないかという気がする。

シュールにもアートにもなりきれず、コメディとしてもアクションとしても何もかも中途半端。シュールさで言えば圧倒的に「ウェス・アンダーソン4部作」の方がセンスを感じる。

これで140分は拷問過ぎ。倍速でもキツかった。

 

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