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【邦画:ヤクザもの】孤狼の血(2018 / NF)⇒ めちゃくちゃ面白かった

昭和末期の広島を舞台にしたヤクザもの(厳密には警察モノ)ってことで、やってることは「仁義なき戦い」で、はある。

けど実際、原作者の方がその辺にめちゃくちゃ影響を受けていたということで、そのへんはもう意図的にそうしていた感じらしいですね。

実際、本作の時代設定は「昭和62年」だけど、モチーフは1950年代~70年代までの実際の「広島抗争」らしいですしね。

でも何が凄いって、そうした世界観にどっぷりハマってこんな男臭い原作小説を書いている作家さんが、女性ってのが凄い。

内容について触れておくと、主演の「役所広司さん」については言わずもがなというか、こういう汚れ役も何の違和感もないですね。

「松坂桃李さん」演じる「日岡」については、当初はおそらくキャリアの刑事として、役所さん演じる「大上(おおがみ)」のバディとして組まされて、大上のそのやり方に明らかに嫌悪感を示すものの、色々知っていくうちに考え方が変わって行くというパターン。

ツイートにも書いたけど、最終的に日岡がある出来事をキッカケにキャラ変で覚醒してからのカタルシスが堪らなかった。

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