THE WITCH/魔女 -増殖-(2022 / APレンタル)
評価
まあまあ
あらすじ
韓国のとある研究所が襲撃され、生き残った一人の少女が施設を脱出。しかし、その正体が特殊な実験体であることから、組織に追われる身となる。さらに別の謎めいた集団からも狙われ、逃亡と戦いを繰り広げるサイキック・アクション映画。
※前作『THE WITCH/魔女』の続編なので、前作の視聴推奨。
感想
前作『THE WITCH/魔女』の続編ではあるものの、主人公は交代し、キャストの大半も入れ替わっている。
だがそのくせ展開は前作とかなり似たような流れで、実験施設を脱出した少女が追われるという構図については別人に変わっているだけで全く一緒。
ただ、今回は組織とは別に「土偶」と呼ばれる能力者集団との対立も絡み、さらに主人公を引き取った家に嫌がらせをする地元ヤクザまで登場するため、相関関係がかなり複雑になっている。
そのくせ展開がモタモタしているのでじれったい上、前作を観ていないと「何の話なんだ?」となるが、アクションシーンの迫力については相変わらず高レベル。
ただ、カメラワークが激しすぎて動きが分かりづらいのと、主人公があまりにも無敵すぎてハラハラ感が薄いのが惜しいところ。
終盤でようやく前作の主人公が登場し、次作への布石を匂わせる終わり方だったので、3作目はどうなるのか気になるし、早く観てみたいと思う程度には面白かった。
作品情報
製作年・国 | 2022年 / 韓国 韓国:2022年6月15日 日本:2023年5月26日 |
製作総指揮・監督・脚本・音楽 | ■監督・脚本:パク・フンジョン ■音楽:Mowg |
キャスト | シン・シア パク・ウンビン ソ・ウンス チン・グ ソン・ユビン チョ・ミンス |
時間 | 137分 |
ジャンル | SF, サイキック・アクション, 能力者モノ, ホラー, サスペンス, 韓国映画 |