ある用務員(2021 / Amazon Prime)

評価
面白かった。
あらすじ
あるヤクザの愛娘を影から守るボディーガードとして、用務員になりすまして潜入していた男が、組織内の抗争に巻き込まれ、別の殺し屋たちとの戦いへと発展していく、殺し屋系アクションスリラー。
感想
「ベイビーわるきゅーれ」シリーズで知られる阪元裕吾監督の作品だが、全体的なクオリティは正直そこまで高いとは言えない。
一部の演者(特にラッパー般若)の演技がぎこちない上に滑舌が悪くセリフが聞き取りにくい場面が多くて、非常にストレスを感じた。
更に追い打ちをかけるように、無駄に音量が大きすぎるBGMのせいで重要な説明が埋もれてしまい、素人YouTuberがやりがちな下手くそな編集かのような粗さには驚かされた。
とはいえ、先週見た「最強殺し屋伝説国岡」のキャラクターや、「ベイビーわるきゅーれ」の主演2人が主人公を狙う殺し屋として登場するなど、ある意味オールスター的なキャスティングは楽しかった。
「殺し屋8人 vs 主人公」という設定は魅力的だし、アイデア自体は面白い。ただ、銃撃戦メインのため格闘系のアクションがやや物足りないのが惜しいところ。
それでも、どこかクセになる監督の作家性は健在で、物語の勢いや独特のキャラクター描写は見応えがあった。
万人受けするかは別として、ぼく自身は結構楽しめた一本。
ある用務員(2021 / AP)
面白かった
あるヤクザの愛娘の影のボディーガードとして用務員になりすまし潜入していた男が、組織のいざこざに巻き込まれる殺し屋系アクションスリラー
ベイビーわるきゅーれシリーズの監督作品だが、作品自体のクオリティはお世辞にも高いとはhttps://t.co/ZWb1Qs6GEg pic.twitter.com/VhoVZ5eTa6
— ゆう@404 NOT FOUND (@yusuke1006_t) December 18, 2024
の主演2人が主人公を狙う殺し屋として出演する等、ある意味オールスター勢揃い的な並びで、そこはワクワクした
だが「殺し屋8人 vs 主人公」の図式は面白かったものの格闘系のアクションが少々物足りないのが残念だったが、監督の作家性がよくでてる作品だと思うので、なんだかんだぼくは結構好き。
— ゆう@404 NOT FOUND (@yusuke1006_t) December 18, 2024
作品情報
製作年・国 | 2021年 / 日本 公開日:2021年1月29日 |
製作総指揮・監督・脚本・音楽 | ■監督:阪元裕吾 ■脚本:松平章全 ■音楽:SUPA LOVE ■主題歌:CrazyBoy(三代目 J SOUL BROTHERS)「アムネジア」 ■制作会社:楽映舎、T-REX FILM |
キャスト | 福士誠治 芋生悠 前野朋哉 般若 一ノ瀬ワタル 清水優 北代高士 伊能昌幸 近藤雄介 尾崎明日香 髙石あかり 伊澤彩織 波岡一喜 野間口徹 渡辺哲 山路和弘 |
時間 | 86分 |
ジャンル | アクションスリラー, 殺し屋モノ, 阪元裕吾 |