幽遊白書

| 製作年・国 | 2023年:日本 |
| 製作総指揮・監督・脚本・音楽 | 原作 :冨樫義博 監督:月川翔 脚本:三嶋龍朗 音楽:やまだ豊 ※1990年~94年週刊少年ジャンプにて連載されていた人気コミックの実写化 |
| キャスト | 北村匠海 志尊淳 本郷奏多 上杉柊平 白石聖 古川琴音 見上愛 清水尋也 町田啓太 梶芽衣子 滝藤賢一 稲垣吾郎 綾野剛 |
| 話数 | 全5話(1話:47分) |
| ジャンル | アクション / 霊能力 / 週刊少年ジャンプ系 |
評価
つまらん
あらすじ
交通事故死した主人公「浦飯幽助」が「霊界探偵になること」を条件に特例的に生き返り、ナビゲーターとなる「ぼたん」や生前の腐れ縁「桑原」、妖怪である「蔵馬&飛影」らの仲間と共に戦う、バトル&ファンタジー。
1990年~94年にかけて週刊少年ジャンプにて連載されていた人気コミックの実写化。
感想
実は原作をあまり良く知らないので大した期待もしていなければ、批判的に斜に構えるでもないので、フラットな目線で見れた。
が、「実写版ONE PIECEの成功例」もあるので、もしやという期待も僅かにしていたものの、全5話しか無いから仕方ないとは言え、戸愚呂兄弟編までのストーリーが単調な一本道すぎ。
加えて、霊界探偵となって魔界と人間界が繋がってしまうのを阻止するための話なのに、結果的に「要するにヒロインを助けに行く」という話になってしまっていて、いずれにしてもありきたりすぎて話そのものが全然面白くなかった。
「いや、原作がそうなんだからしょうがないでしょ」と言うことなのであれば確かに仕方ないとは思うが、だとしても「いずれにしても大して面白みのない話」であることに変わりはない。
また、作品として決定的にダメだと思ったのが、やはり「圧倒的コスプレ感」
主人公「浦飯幽助」と「桑原」については学ランなのでまだマシだが、とはいえ原作に忠実すぎて「緑&青の学ラン」になっててちょっと「うーん」だし、「蔵馬&飛影」に至ってはコスプレ以上の何物でもないというか。
そう考えると、「実写版るろうに剣心」の美術・衣装スタッフが如何に優秀だったかがよくわかる。
ただ、いいところがまったくなかったわけではなく、バトルシーンについてはかなり迫力があって、どのバトルも非常に面白かったし動きもかっこよくて見応えはあった。
また、それに伴うCG表現も非常にクリアで違和感がなかったので、「映像技術の高さ」という点においてはかなりハイレベル。
な、だけに衣装のチープさがより際立ってしまっているのと、話がつまんなかったことで、結局トータルの評価として「つまらん」となってしまった。
ストーリーそのものに面白さが全くなく、結局のところただ「ヒロインを助けに行く」というだけの話でしかないため、本作を実写化した意味や意義が見いだせないのが非常に残念
ぼくは、実は原作を大して知らない上での感想だが、原作好きな人にはどう映ったんだろう。
— ゆう@404 NOT FOUND (@yusuke1006_t) January 8, 2024