マリアンヌ(2016 / Netflix)

評価
めっちゃ面白い
あらすじ
第二次世界大戦下、敵地での暗殺任務中に出会った男女の工作員が任務上の偽装結婚を経て本物の夫婦となるが、ある日、妻に「ドイツの二重スパイ疑惑」がかけられ、真実を確かめようとする夫の葛藤を描いたラブサスペンス。
感想
「任務上の偽装結婚だったはずが、極限状況下で本気になってしまった」という設定は王道ではあるが、それでもやはり物語として惹きつけられるものがあった。
特に、世界観や時代背景の再現度の高さに加え、過度な演出に頼らず、あくまで静かに進行していくドラマ構成が絶妙で、どこか小説的な“乾いた温度感”が心地よい。
ラブロマンスとしても、サスペンスとしても、過不足のない丁寧な作りで、派手さはないがしっかり印象に残る作品だった。
作品情報
製作年・国 | 2016年 / アメリカ アメリカ:2016年11月23日 日本:2017年2月10日 |
製作総指揮・監督・脚本・音楽 | ■監督: ロバート・ゼメキス ■脚本: スティーヴン・ナイト ■製作: グレアム・キング スティーヴ・スターキー ロバート・ゼメキス ■音楽: アラン・シルヴェストリ |
キャスト | ブラッド・ピット マリオン・コティヤール ジャレッド・ハリス サイモン・マクバーニー リジー・キャプラン |
時間 | 124分 |
ジャンル | ラブロマンス, サスペンス, 実話ベース |