どうでもいいことにムキになりながら無駄に熱く長く書きなぐる日記帳ウェブログ

【韓国ドラマ】梨泰院クラス(2020 / NF:全16話) ⇒ 最&高

梨泰院クラス(2020 / Netflix:全16話)

https://netflix.com/title/81193309
製作年・国 2020年 / 韓国
放送期間:2020年1月31日 – 3月21日
製作総指揮・監督・脚本・音楽 ■原作:
クァンジン『梨泰院クラス』※WEBコミック
■演出:
キム・ソンユン
■プロデュース:
イ・サンユン
チョン・スジン
ハン・ソクウォン
ハン・ぺッポン(ベトナム)
■オープニング:
ウソン(英語版)「You Make Me Back」
■エンディング:
ガホ(朝鮮語版)「Start Over (시작)」
キャスト パク・ソジュン
キム・ダミ
ユ・ジェミョン
クォン・ナラ
時間 60~70分 / 全16話(吹替)
ジャンル 韓国ドラマ, 復讐モノ, ビジネス系, サクセス, ラブロマンス,

評価

最&高

あらすじ

ある事件から刑務所に投獄され前科者となってしまった青年が、出所後に居酒屋を開き、そこから数年かけて因縁である飲食業界最大手のある企業に復讐を果たそうとする話。

感想

「復讐モノ / ビジネス系サクセスモノ / ラブストーリー」と、様々な要素てんこ盛りかつ、第1話から作中で流れる時間も10年以上あるので壮大な話だが、それぞれが中途半端に薄まることがないしっかりとした脚本で、どの要素も全部しっかり面白いのが凄い。

第3話~4話あたりまでは「これ何の話?」という感じで、前フリが長すぎる感が否めず、正直「大丈夫かこれ」という不安があった。

が、主人公「パク・セロイ」が刑期を終え出所して、居酒屋「タンバム」をオープンさせ、その後4話5話辺りで「チョ・イソ」がタンバムに加わってからいよいよ本題に入り、目が離せなくなってくる。

1話あたり60~70分の全16話構成だけに視聴者側のカロリー消費が大きいかと思いきや、無駄な要素が殆どなく中だるみもせずグイグイ引き込まれるので、最後までテンポよく進んでいく。

また、各キャラの人間性もしっかり描かれていたので、どのキャラの言動・行動にも納得感があり、感情移入しやすいのが良かった。

特にヒロインである「イソ」のあの顔とキャラが、序盤ではとにかく鼻につくし非常に生意気で性格的にも所謂「嫌な奴」なので好みが分かれるかもしれないが、ぼくは途中からイソが愛おしく見えてきて、そこで一気に引き込まれた。

特にそのきっかけになったのが第7話。

元刑事のもとにセロイとイソが訪れる道中で、セロイがイソに自分の過去を話す。イソはその夜、セロイの体にいくつもついた生傷を見て、セロイが生きてきた壮絶な過去やその苦渋や屈辱を知り、感情移入して涙を流し、「自分がセロイを守る」と誓うシーン。

イソのこれまでの想いが「恋から愛に代わる瞬間」となるシーンで、これが本当にいいシーンで、こっちまでもらい泣きしそうになった。

他にも「ビジネス視点」でみた時の話の作り方としても、高校時代に長家グループ会長の息子グンウォンにいじめられていた生徒(セロイが助けたクラスメート)が後に「ファンドマネージャー」としてセロイに協力したり。

長家グループ内部の幹部「カン・ミンジョン」を味方につけたりと言った部分も非常に面白かった。

とにかく、どのジャンルとしてみても隙がなくて非常に面白いので、めちゃくちゃ話題になった理由がよく分かる、納得の名作だと思う。。

ブログのネタ元はここからが多いです。