TELL ME ~hideと見た景色~(2022 / Amazon Prime)

製作年・国 | 2022年 / 日本 公開日:2022年7月8日 |
製作総指揮・監督・脚本・音楽 | ■監督: 塚本連平 ■脚本: 福田卓郎、塚本連平 ■原案: I.N.A.「君のいない世界~hideと過ごした2486日間の軌跡」(原案協力) ■原作: 松本裕士「兄弟 追憶のhide」 |
キャスト | 今井翼 塚本高史 JUON 津田健次郎 細田善彦 川野直輝 SHINGO☆(SEX MACHINEGUNS) 笠原織人 くぼゆうき 片岡麻沙斗 朝倉伸二 山下容莉枝 田島令子 |
時間 | 111分 |
ジャンル | ドキュメントドラマ, ノンフィクション, 音楽モノ |
評価
いまいち。
あらすじ
1998年5月2日に急逝したX JAPANのギタリストhideの、他界直後からの音源リリース及びツアーまでの道程を、hideのパーソナルマネージャーであり実弟の松本裕士目線で描いたドキュメントドラマ。
感想
命日ということもあり、視聴。
だが正直「映画作品」としてのクオリティはあまり高いとは言えないのが、非常に残念だった。というよりここまでクオリティが低いとは思わなかった。
なので、「いまいち」という評価については「だいぶ大目に見ての評価」で、実質的には「最低」レベル。
とにかくドラマパートの映像クオリティが低く、ものすごい低予算で作られた再現ドラマを見せられている気分だったが、話しそのものは実話に基づいているからこそそこまで大きく動かず展開もわかりきっているから、いっそドキュメンタリーとしての「再現ドラマ」に振り切ってくれた方がまだ良かったとさえ思った。
また、変にドラマとしてシナリオを進めるから必要な説明も省かれている感があった。
特に、hideの死後に音源をリリースすること等に対して世間からバッシングの対象となってしまう流れにしても、「なんで?」って思ってしまい、もう少し説得力のある状況や背後関係の説明があったほうがいいだろうと思った。
だが、ライブシーンでは実際のライブ映像も絡めていたこともあり、映画を見て泣くことなど殆どないぼくだが、迂闊にも泣けてしまった。
しかし同時に、ライブシーンで、I.N.A役の塚本さん以外は現役ミュージシャンだったりバンド経験者なので動きがサマになってる一方、塚本さんがあり得ないくらいやる気のない動きで驚いた。よくあれでOK出たなと思う。
演奏経験がまったくなかったとしても、本人等の映像を見るなりして、曲のリズムに合わせて動くくらいのことは出来たはずだろうに、それすらせず棒立ちで死んだ顔しながら時々シンバルをたたくというだけで、動きに全く覇気が感じられず、あれをOKテイクにした神経が本当に理解に苦しむ。
周りのメンバーの動きが様になってるだけにそこが悪目立ちしちゃって、本当にあれは絶句するしかなかった。
と思ったら、実はあれはあれで本人の動きを忠実に再現していたそうですね。
いずれにしても本作は、ファンの人はモヤッとするだろうし、そうじゃない人には何も刺さらない気がした。
が、FilmarksやYouTubeでの「INA×塚本高史」の対談動画のコメント欄を見ると、好意的な意見が多い事に驚く。
おそらく「思い出補正」とか「hide補正」だったり、「ライブシーンのエモさ」に引っ張られてるんだろうなとは思う。実際自分もそうだし。
でも、悪いけど「映画作品」としては、かなりクオリティが低いので、高評価にはならないですね。
TELL ME ~hideと見た景色~(2022 / AP)
いまいち
1998年5月2日に急逝したX JAPANのギタリストhideの、他界直後からのアルバムリリース及びツアーまでの道程を描いたドキュメントドラマ
正直「映画作品」としてのクオリティはあまり高いとは言えないが、ライブシーンではhttps://t.co/jRqZYFYPOp pic.twitter.com/3185g3lk7E
— ゆう@404 NOT FOUND (@yusuke1006_t) May 2, 2024
また、ライブシーンは、I.N.A役の塚本さん以外は現役ミュージシャンだったりバンド経験者なので動きがサマになってるが、塚本さんがあり得ないくらいやる気のない動きで驚いた。よくあれでOK出したなと
作品的には、ファンの人はモヤッとするだろうし、そうじゃない人には何も刺さらない気がする。
— ゆう@404 NOT FOUND (@yusuke1006_t) May 2, 2024