ザ・ケージ(2024 / Netflix:全5話)

| 製作年・国 | 2024年 / フランス 配信開始日:2024/11/08 |
| 製作総指揮・監督・脚本・音楽 | ■監督: フランク・ガスタンビドゥ デビッド・クレスピン ■脚本・制作: フランク・ガスタンビドゥ シルヴァン・カロン |
| キャスト | メルヴァン・ブーメル フランク・ガスタンビドゥ ボッシュ エドウィジュ・アオント アントワーヌ・シモニー |
| 時間 | 42分~65分 / 全5話 |
| ジャンル | 格闘技モノ |
評価
まあまあ
あらすじ
MMA(総合格闘技)のプロになることを夢見るも中々陽の目を見れない青年が、道場破り的に乗り込んできた素行不良のプロファイターと1戦交えることになったことをキッカケに開花していくサクセスストーリー。
感想
格闘技系のジャンル作品なので、それ自体の描写はかなり本格的で、格闘技を知らないぼくが見ても「おお!」と思うところがいくつもあった。
が、ストーリー的には中途半端かつ展開的にもかなりご都合主義な印象も否めなかった。
やりたいことはわかるんだけど、到底僅か5話に収まるような話ではないので、幾らか削った方がいいのでは?と思う所もチラホラあった。
というかそもそも序盤で、「元練習生でトラブルによりクビになり、現在他ジムでプロとして活躍している男が、古巣であるジムに顔を出して道場破り的に暴れる」という導入の仕方があまりにもブルース・リーや80年代ジャッキー映画的で思わず笑った。
というか「そもそも今どき道場破りなんてある?」って話で、これもまたご都合主義感を感じてしまう。
また、主人公と途中で恋仲になるジムメイトについても、別にそういう関係にする必要性はなかったように思う。
※後に、主人公の親友との確執を描くため何だとしたら、その親友が密かに思いを寄せていたというのをもっとわかりやすく描いておくべきだったと思う。
また、主人公のクズ母の話も結局キレイに決着がつかず「ただただ後味が悪いだけ」だったし、親友でありながら活躍を妬んでいる男の最終話でのおこないについても、次のシーズンを作りたいがための引きだとわかるが、それでも釈然としなかった。
物語それ自体は決して悪くなかったけど、それを5話に収めるには特に終盤の脚本の雑さが否めなかったのが残念。
ザ・ケージ(2024 / NF:全5話)
まあまあ
MMAのプロになることを夢見るも中々陽の目を見れない青年が、成り行きから素行不良のプロファイターと1戦交えることになったことをキッカケに開花していく話
格闘技系のジャンル作品なので、それ自体の描写はかなり本格的ではあるhttps://t.co/YwVuNM33CC pic.twitter.com/1xAwy55pBO
— ゆう@404 NOT FOUND (@yusuke1006_t) December 2, 2024
クズな母の話もキレイに決着がつかず後味が悪いだけだし、親友でありながら活躍を妬んでいる男の最終話でのおこないについても、次のシーズンを作りたいがための引きだとわかるが、それでもスッキリしない
物語自体は決して悪くなかっただけに、特に終盤での脚本の雑さが残念だった感。
— ゆう@404 NOT FOUND (@yusuke1006_t) December 2, 2024