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【洋画:ラブロマンス】とらわれて夏(吹替:2013 / NF) ⇒ 面白かった

とらわれて夏(吹替:2013 / Netflix)

とらわれて夏(吹替:2013 / Netflix)
製作年・国 2013年 / アメリカ
アメリカ:2013年12月25日
日本:2014年5月1日
製作総指揮・監督・脚本・音楽 ■原作:ジョイス・メイナード『レイバーデイ』
■監督・脚本:ジェイソン・ライトマン
■製作総指揮:
マイケル・ビューグ
スティーヴン・M・レイルズ
マーク・ロイバル
■音楽:ロルフ・ケント
キャスト ケイト・ウィンスレット
ジョシュ・ブローリン
ガトリン・グリフィス
トビー・マグワイア
時間 111分
ジャンル ラブロマンス / ヒューマンドラマ / ストックホルム症候群

評価

面白かった。

あらすじ

夫と別れたトラウマから引きこもりがちになりながらも13歳の息子と生活していた女性が、たまたま外出した先のスーパーで脱獄犯の男に助けを求められ匿うことに。

3人で生活することになる中で、次第にその男に惹かれてしまうラブロマンス。

感想

所謂「ストックホルム症候群」的に犯人と人質が惹かれ合ったり共鳴し合うみたいな話なので、そういった意味では目新しさはない。

が、その話を当事者でありながら第三者的立ち位置である「息子」の目線で語られる話なのは面白いと思う。

また、そうした中で「13歳」という年齢の息子自身の性欲の萌芽も描きつつ、母親も「独りの女性」として、トラウマを抱えつつそうした欲を奥底に秘めているということも丁寧に描いており、この辺りの描写は非常に上手いなと思った。

またこれにより、脱獄犯の男に「手を触れられたり」、自宅への来訪者を警戒して咄嗟に隠れる際に「抱き寄せたり」といった描写を回数多く描いていて、少しずつ「自分らしさ・女性らしさ」を取り戻していく過程が違和感なく表現されているのも上手いと思った。

そうした心理描写や「人間そのものの描き方」が実に丁寧で上手なので、最後まで何のツッコミも違和感もなく見れた。

ぼくは普段、ラブストーリー系は見ないけど、たまにはこういう純愛モノもいいなと思った。

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