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【バラエティ】インシデンツ2(全6話:2024 / DMM) ⇒ まあまあ

インシデンツ2(全6話:2024 / DMM)

インシデンツ2(全6話:2024 / DMM)
製作年・国 2024年 / 日本
配信開始日:2024年1月19日(金)※DMM限定
製作総指揮・監督・脚本・音楽 企画・総合演出プロデュース:佐久間宣行
監督:住田崇
構成・脚本:オークラ
脚本:土屋亮一
コント脚本:岩崎う大 / 渡辺佑欣
キャスト 森田哲矢(さらば青春の光)
東ブクロ(さらば青春の光)
伊藤健太郎
ヒコロヒー
みなみかわ
岩崎う大(かもめんたる)
槙尾ユウスケ(かもめんたる)
加藤浩次
時間 30分:全6話
特典映像3本
ジャンル お笑い / コント / クライム / ミステリー

評価

まあまあ

あらすじ

とにかくひたすら運が悪い主人公の青年があるキッカケから反社に脅される形で銀行強盗をしなければならなくなる話と、その話に関わってくる各人物たちのサイドストーリーをコントとして描き融合した、ドラマ&コントバラエティ。

※前作との関連性は無いので、本作からでも視聴可。

関連過去ログ

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面白かった。 全6話で1話あたり約30M~40Mという丁度いいボリューム。 「コント番組」として見ると初見で「え?」と戸惑うけど、「ドラマ」として観ると非常に面白い。 「地上波では流せない」という部分について これに[…]

感想

前作が政治が絡むイデオロギー的な内容だったり、前例のないバラエティだったことから、ぼくも含め多くの視聴者が戸惑ったと思う。

けど、そういう意味で本作は、前作よりもそうした部分がわかりやすく面白いものになっているのが良かった。

なので、コントの分量自体は前作より少ないが、結果としてそれがいい方向に働いたとも思う。

だが、こう言っちゃ何だが、そもそもそのコント自体の爆発力に欠けてしまい「コントがそれほど面白くない」というのが残念。

しかも佐久間さんはラジオで「伊藤健太郎のコントの順応力」について大絶賛しているのに、本作ではそれほどコント部分に関わっていないのも残念。

また、前作でも同様の感想を書いているのだけど、カメラワークとか演出的な部分でドラマの延長のような形で撮ってしまっており、スタッフの笑い声も入っていないから、コントが今ひとつ「スベっちゃってる感」があるのが非常に残念。

せめて「いかにもコントっぽく撮る」とか「スタッフの笑い声を入れる」というふうにしないと「ドラマ部分でふざけてスベってる」みたい見えてる感すらあるので、ここは本当に残念だと思う。

ただ本作は先述の通り、ドラマが前作よりも面白かったと思う。

特に、その場限りの寄せ集め強盗団という意味では、割と最近見た「グッバイ・クルエル・ワールド」と同じシチュエーションだけど、本作では銀行強盗に関わる人間が各々異なる思惑を秘めていて、結果的に「全員が裏切ろうとしている人達」という構図なのは面白いと思う。

だが、そのドラマパートも結局はコント部分とのバランスを取るためなのか、あまりカッチリとした雰囲気でもないため、なんか雑に見えてしまったのが残念。

とは言え、やってることや筋書き自体は非常に面白いので、それだけで映画1本作ってもそれなりに面白くなりそうではあった。

いずれにしても、本作については「ドラマ」としてみるか、「お笑い・コント」としてみるかでその評価は大きく変わると思う。

ぼく個人のトータルの評価としては、「めちゃくちゃ面白いというほどではないが悪くなかった」といったところ。嫌いじゃない。

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