昨日は「ロボコップ&ロボコップ2」だったので、今回は「ロボコップ3」と「リブート版ロボコップ(2014)」です。
因みに今言うことじゃないかも知れないですし、割と有名な話ですけど、ロボコップって日本の特撮「宇宙刑事ギャバン」の影響を受けた上で作られてるみたいですね。
なもんで、ロボコップの監督はデザインサンプリングの許諾を得るために、バンダイに対し許可取りを求める手紙を送ったらしいですね。
ロボコップ3(吹替:1993 / AP)⇒まあまあ

本作ではロボコップ自体に拡張機能が備わったり、人間型のアンドロイドと戦ったりと、これまでのシリーズに見られなかった新たな要素を加えてきたという点では評価できると思う。
が、「人間型アンドロイドとの戦い」となるとそれはもう「ターミネーター」なもんで、言葉を選ばずに言うと「劣化版ターミネーター2」を見せられている感じだった。
しかし、その敵対するアンドロイドの見た目が「日本人」で「日本刀を振り回す」というのは面白かった。
が、その日本人アンドロイドが頭蓋を凹まされた時の歪んだ表情は気持ち悪かった。
ロボコップ3(吹替:1993 / AP)
まあまあ
前作はやや退屈だったが、本作ではロボコップ自体に拡張機能が加えられたり敵対する人間型のアンドロイドが登場したりと新たな要素が加えられているのは良かった
けど、相変わらず戦闘自体は単調でロボコップも言うほど強くないのが残念。 pic.twitter.com/p22EvI21CK
— (株)ゆう (@yusuke1006_t) August 19, 2023
ロボコップ2014(吹替:2014 / AP)⇒めちゃくちゃ面白かった

全てはこの2014年版ロボコップを見るために、今までの過去作を履修したわけなんだけど、個人的にはそれら全てを軽々ふっとばすくらい面白かったと思ってる。期待通りだった。
何よりデザインがスリムになってめっちゃカッコイイ。
でも、口コミを調べてみると、思いの外「低評価」も多いのが意外だった。
おそらく低評価の人は、やはり過去作のロボコップらしさ(動きと見た目)がなくなってるのとカラーリングもブラック主体になっていることで拒否反応を示してしまっているんじゃないだろうか。
見た目非常にアイアンマンっぽいですしね。しかも、サミュエル・エル・ジャクソンも出てきてるから、アベンジャーズ入りを期待したくなる。
でも割とマジで、このロボコップとアベンジャーズじゃなくても、ターミネーターが絡んできたら面白そうだなというのはちょっと空想した。
また、第1作目から「何でわざわざ遺体をそのまま流用してロボット化するのか」というのが不思議だったんだけど、本作では「生き残った部分を流用してのサイボーグ化」みたいな感じになっている。
で、その理由付けが非常にお見事で、作中で正に「ロボットに生殺与奪の権利を与えることの是非」が議論されている中で「理想形として、人としての知性を残した状態のロボットであるため」的なものだったので、1作目よりも大分そのあたりの設定なんかに説得力が増したと思う。
ロボコップ2014(吹替:2014 / AP)
めちゃくちゃ面白かった
シリーズ最新というよりリブート作で、これこそが正にぼくが見たかった近未来SFそのものだった
ストーリー的にもテーマ的にも、1作目から描いてきたものを踏襲した上でキチンと「今風」にリライトしてくれてて全てにおいて申し分ない。 pic.twitter.com/Oe1VNh2K8p
— (株)ゆう (@yusuke1006_t) August 20, 2023
また、これまでのシリーズのように車ではなくバイクに跨がらせたのも良かったと思う
オールブラックのロボコップがこれまたオールブラックの単車にまたがって赤い眼光を光らせながら夜のデトロイトを疾走するところがめちゃくちゃカッコよかった。 pic.twitter.com/JRdkE9IBzb
— (株)ゆう (@yusuke1006_t) August 20, 2023