武道実務官(2024 / Netflix)
製作年・国 | 2024年 / 韓国 配信開始日:2024年9月13日 |
製作総指揮・監督・脚本・音楽 | ■監督・脚本:ジェイソン・キム ■制作会社:クライマックススタジオ / セブン・オー・シックス |
キャスト | キム・ウビン キム・ソンギュン |
時間 | 108分 |
ジャンル | アクション, コメディ, 韓国映画, 職業もの |
評価
面白かった
あらすじ
テコンドー3段、柔道3段、剣道3段の腕っぷしの強さを買われ、仮釈放中の重罪人を武力制圧する「武道実務官」にスカウトされた青年が、凶悪な犯罪者から人々を守るアクション・コメディ。
感想
非常にシンプルな話でありながら主人公のキャラクターは最低限掘り下げられつつ、でも必要以上に語られない明快さによって話が説教臭くならないところが非常に交換が持てた。
また、作中で登場する「GPS内臓の足輪」を嵌められた監視対象の犯罪者は、主に性犯罪絡みということもありクズみたいな人間ばかりだが、そんな中にはちゃんと更生しようとしている人もいたりで、そうした人の苦しみや苦労もサイドストーリーとしてしっかり描かれていてリアリティもある。
それでいて、展開がゴチャつくことなく分かりやすく108分にキレイに纏められているので、シンプルに脚本が上手だなと感心する。
また、肝心のアクションシーンも非常に爽快感があり、特に主人公の序盤でのザコのいなし方が、格闘慣れしてる感が非常に良かった。
ただ、初出動で犯人の動きを「心理的に」読んで先回りしていたが、このあたりはどちらかというと「ヤンキー的視点」だと思うので、それならば主人公は「元ヤン」みたいな設定のほうが説得力はあったんじゃないかなという気がした。
作品自体のジャンル的には、それこそ本作で主人公とバディを組んでいる保護観察官役を演じた「キム・ソンギュン」も出演していた、「D.P -脱走兵追跡官- 」に非常に近いテイストでもあるので、映画というより連ドラのほうがもっと面白くなりそうな気もした。
ちゃんと更生しようとしている人もいたりで、そうした人の苦しみや苦労もサイドストーリーとしてしっかり描いてるのにゴチャつくことなく分かりやすく纏められてて、シンプルに脚本が上手
肝心のアクションシーンも非常に爽快感があり、特に主人公の序盤でのザコのいなし方が、格闘慣れしてる感が良。
— ゆう@404 NOT FOUND (@yusuke1006_t) September 20, 2024