サンクチュアリ(2023:全8話 / NF)
面白かった
言っちゃえば「令和版:のたり松太郎」ではあるし、そんな彼が徐々に相撲に魅せられ周囲もまた影響を受けていくという流れもよくあるっちゃある
けど、角界のリアルな闇の部分(パワハラ、八百長等)を割と詳らかにしながら描いている所は良かった。 pic.twitter.com/life4b2AFC
— (株)ゆう (@yusuke1006_t) June 18, 2023
むちゃくちゃ話題になっていたので見てみました。確かに面白かった。
が、ぶっちゃけそこまで大騒ぎするほどのものでもなかったかな、というのが正直な感想ですね。
ツイートにも書いた通り、言っちゃえば「令和版のたり松太郎」ではあるため、元ネタを知っていると「まあ、確かにそうなるよね」という話ではある。
ただその中で、ワケアリで政治部から相撲担当に飛ばされた新聞記者である国嶋飛鳥(忽那汐里)が、主人公「猿桜(一ノ瀬ワタル)」に対しシンパシーを感じ、彼の相撲に誰よりも魅了され、猿桜もまた、最初はお金のためだけにやっていたはずの相撲にいつの間にか夢中になっていくさまが非常に面白かった。
あと、この二人の距離感を変に近づけて色恋に持っていかずに、「あくまで根っこは同じ種類の人」みたいな描き方で、ある意味「もうひとりの主人公」みたいな描き方をしていたのがすごく良かった。
変に恋愛要素なんか入れていたら、間違いなく途端につまらなくなっただろうと思う。
あとは、角界のダークサイドな部分をかなり詳らかに描いてるのも良かった。