前エントリにて「1月1日って実は結構リリース多い日」というのを書いたんですが、思いのほか長くなっちゃったんで2つに分け、今回は「90年代」に的を絞ります。


 

 1月1日って実は結構リリース多い日
 (90年代編・前半)


 1994年1月1日
 SMAP - 君色思い(11th SINGLE)



君色思い

28年前の元日リリース。

SMAPのヒット曲と言うと、兎角「世界に一つだけの花」とか「夜空ノムコウ」とか「らいおんハート」のような、90年代後半~2000年代前半のイメージがすごく強いですよね。

けど、この当時の「まだ完成しきっていない頃の90年代前半~半ばにかけてのSMAP」における、92年にリリースされた、アニメ「姫ちゃんのリボン」のOPである「笑顔のゲンキ」とか、「赤ずきんチャチャ」OPのこの曲が好きって人結構多いと思うんですよね。

この曲は珍しく、SMAPの中ではすっかり「歌ヘタキャラ」を確立した中居さん始まりの曲ですけど、これを聞くと「歌ヘタはあくまでそういうキャラ設定」ってだけで、実際にはそんな事無いということがわかりますね。

それどころか、中居さんの朴訥とした優しい歌い方もこの曲に非常に合っていると思うし、単純に曲がいい曲ですよね。

 1994年1月1日
 THE 虎舞竜 - ロード 〜第二章(94年) / ロード 〜第三章(95年)



THE 虎舞竜「ロード〜第二章」PV

28年前の元日リリース。

実は過去に「ロード~第四章」を取り上げたことがあったのをすっかり忘れていたんだけど、あっちを改めて聞いてみると、完全に別の歌詞・別のメロディだったのに対し、こっちの第二章については、サビの歌詞とメロディが、第一章と同じもの。(といっても、キーや節回しは微妙に異なる)

※関連過去ログ

https://blogrider.tokyo/archives/15913323.html

もともとロードという曲自体は最初から第十三章まであるというのは有名な話ではあったけど、第一章のスマッシュヒットを受けてのリリースということで、実はこの第二章もそこそこ売れていたらしい。

それこそ、それぞれTOP10入りを果たしていたらしいんだけど、全然印象にないw

でもこの手話によるMVなんか少し覚えてるかも。


THE 虎舞竜「ロード〜第三章」PV

27年前の元日リリース。

イントロではリコーダーによるリードとアコギのバッキングで、この部分だけアイリッシュ的と言うかケルト的なフォークソング。

まあ、メンバーの年代的にもルーツとしている部分でも、おそらくブルースをベースにしてそこからの枝分かれで、ロックとフォークも押さえているといったところでしょうか。※まあ、厳密にはフォークのルーツは民族音楽ですけど。

そしてこっちは第一章とのメロの共通性は無いですね。

第一章では突然訪れた悲しみにくれ、第二章では優しさに満ち溢れ、そしてこの第三章ではその両方を抱えながら新しい人生を歩んでいくみたいな雰囲気を感じました。※歌詞をちゃんと拾っているわけではない。

 90年代後半は「小室ファミリー全盛期」


 1995年1月1日
 trf - CRAZY GONNA CRAZY(8th SINGLE)



TRF / CRAZY GONNA CRAZY

27年前の元日リリース。

なんか、小室ブームって「ちょっと前」くらいの感覚でしたけど、もう30年近くも前なんですね。ぼくはこの頃18歳~19歳にかけての頃で、コンビニの「サンクス」でバイトしていた頃ですね。あと、専門学校を中退するかしないかぐらいの頃。

※関連過去ログ

https://blogrider.tokyo/archives/13813959.html

この当時バイトしていたサンクスの店内で四六時中流れていたのを覚えてる。

当時はこの曲というか、trf自体が大嫌いだったけど、今改めて聞いてみるとすごく小室さんらしい曲というか、TM NETWORKのシングルにありそうな感じすらする。

具体的には「WILD HEAVEN」とか「一途な恋」とかその辺の感じ。

 1996年1月1日
 globe - DEPARTURES(4th SINGLE)



globe / 「DEPARTURES(from LIVE DVD globe the best live 1995-2002)」

26年前の元日リリース。これ名曲ですよね。

先のtrfと同じ時代ということで、世の中のヒットチャートは大体「小室哲哉一色」に染められていた頃だったわけだけど、当時のこの曲の売れっぷりがやばかった。

調べてみるとやはり、globeのシングルの中では最も売れたみたいで、「228.8万枚」も売れたそうだ。基本的にそれだけ売れているものって、ぼくは嫌いなことが多いけど、これは素直にいい曲だと思う。

当時はぼくがバンド開始直後ということもあって、音楽に対する批評的目線が最もシビアだったこともあり、先のtrfもglobeも死ぬほど嫌いだったけど、この曲だけは後からシングルを購入したくらいだった。

またこの曲は、先のtrfとは対象的にTMっぽさはあまり感じず、女性ヴォーカルであることを前提に作られているのは勿論のこと、これをそのままTM NETWORKの感じに脳内変換しようとしても、上手くイメージできない。

これは女性ヴォーカルでこそ映える曲だと思う。

あと、当時の小室さんの作曲量(プロデュース量)が半端なかったので、なんぼ作曲作業が早いと言われる小室さんと言えど、流石にゴーストライターを使っていたらしいけど、以前も書いたと思うが、「自身が関わるユニット」については、おそらく自分で作曲していたと思う。

先のtrfとこの曲については、正にそうした「小室節」みたいなものを感じる。

 まとめ


前回の80年代は、特に後半「89年」の「J-POP元年&第二次バンドブーム」が、ちょうど「アナログ⇒CDへの移行期」と重なっていたこともあり、楽曲的にも多様性があった。

今回の90年代もそういう意味では同じなんだけど、やはりなんと言っても「小室ブーム」が印象的だったし、この当時のSMAPなんかはキムタクさんが主演するドラマが全部ヒットしていたり、出す曲出す曲全部売れていたりで、最も人気げ高かった頃でしたよね。

なんか、90年代については、オンタイムで聞いてたときは全然好きじゃなかったけど、何だかんだ当時の小思い出とそれなりに結びついていたりもするし、今聞くと実は結構いい曲揃っていたりするので、何だかんだ悪くなかったなとも思う。

まあ、こう思ってる時点でぼくも歳をとったんだと思うけど。