よくラップを「お経みたいだ」と言われることはあると思う。故にその逆「お経がラップっぽい」っていうケースもあると思う。

けど、この動画では「メタルみたいなお経」とのことなんで、どのへんがメタルなのかを確かめるべく見てみたら、確かにメタルだった。


メタルみたいなお経。

お経はお経でも、お葬式のときのように、木魚による4つ打ちのゆったりとしたビートではなく割と変則的なビートなんだけど、まず、このBPMが割と早めなのが意外だった。

で、何がメタル足らしめているかって、このお経のビートとして「カンカカンカンカンカカカン」みたいな感じで、リズムの表と裏がちょいちょいひっくり返るところが、すごくメタル的なビートアプローチだと思う。

あと、お経そのものがメタルやラウドロックに出てくる「ブレイクダウン」のリフのようなリズミカルさも、メタル足らしめてる要因の一つかなとも思う。

一方でやっぱりラップっぽいなとも思う。これ普通にTRAPのビートとか合わせても違和感ないような気がする。

で、ぼく個人的にはこれに対し、インドネシアの「ケチャ」のような躍動感と言うかスピード感的なものも感じた。



インドネシア・バリ島・ウブドゥのケチャ

発声による詠唱?のリズムは全く異なるんだけど、全体的なグルーブ感やスピード感については、個人的には何か同じ匂いを感じるところがある。

というか、なんかどちらも「人を興奮させる・奮い立たせる何か」があるように思えてならない。なんかどっちもかっこいいんだよなあ。ロックとかラップとの親和性は、決して低くないと思う。