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西城秀樹 - YOUNG MAN(28th SINGLE)
1979年2月21日リリース。

42年前の今日リリース。

このブログで扱ってきたこのシリーズの中では恐らく最年長の曲ではないだろうか。

この時代の歌謡曲を扱うこと自体非常に珍しいのだけど、この曲の出来る経緯が非常に面白いので、それを書きたくて、ピックアップした。

 1979年2月21日リリース
 西城秀樹 - YOUNG MAN(28th SINGLE)



西城秀樹 YOUNG MAN (Y.M.C.A.)(1979)

 実は「カバー曲」で、原曲タイトルは「YMCA」


この曲って我々日本人にとっては西城秀樹の代表曲としておなじみではあるんだけど、実はカバー曲で、元ネタはアメリカの「ヴィレッジ・ピープル」というグループの曲。

そしてこのグループのプロデュースを手掛けたのが、フランス人の敏腕音楽プロデューサーであるジャック・モラリという人なんだけど、どうやらこの人は「ゲイ」としても有名な人らしい。

で、これまでに大衆向けのが曲でいくつものヒットを飛ばしてきたけど、「そろそろ自分の趣味に走ってもいいんじゃなかろうか」ということで、「ゲイのゲイによるゲイのための曲」を作ろうということで、「YMCA」が出来上がったと。

じゃあこの「YMCA」とは一体どういう意味かと言うと「Young Men's Christian Association(キリスト教青年会)」の略で、その組織が運営している、いわばドミトリー(相部屋)による「簡易宿泊施設」ということで、「ゲイの巣窟」ともいわれているらしい。

つまり「YMCA」という曲は、「くよくよすんなよ。一緒にYMCA行こうぜ!そうすりゃ男たちがいっぱいいるじゃないか!」という、一聴するとただの応援ソングなんだけど、よくよく読み解いていくと「ゲイのための」応援ソングなのだ。

最初、日本語訳された歌詞を見て、「元気だしなよ。躊躇ってないでおれと一緒に行こうぜ」って言ってるだけの歌詞で、「どこへ?」といった具体性も含めて、全くもって中身のないスカスカな応援ソングだと思っていた。

が、それらの励ましの言葉の「真の意味」は、実はそういうことだったというのを知ると、また、違った聞こえ方をするというのはなんとも面白いなと、初めて知った時に思った。

それを、あの西城秀樹が、あんな格好で歌っていたのだ。

ゲイの方的に西城秀樹がイケてるのかどうかはわからないが、当時からこの意味を知っていた人にしてみたら、もしかしてワンチャン秀樹ってそっちの組合の方なのでは?と思われてそうだなと、冒頭に貼った動画を見て思いました。