前回、Clubhouseって「結局オープンにしたいのかクローズドにしたいのか」がいまいちよくわからんと言うエントリにて、「要するに何が面白いのかよくわかんない」というようなことを書いた。

※関連過去ログ
https://blogrider.tokyo/archives/28032823.html


で、この中で「誰がどこの馬の骨かわからん素人との話を聞きに行くのか」と言う意味で、その存在意義に疑問符を投げかけた。

でもこれ、よくよく考えたら「聞きに行くもの」じゃなくて「話に行くもの」なんじゃないかという気がしてきた。

※何しろまだ誰からの招待も受けていないため始められておりませんので、全て推測で話しております。ご了承ください。

そう考えたら、自分的には別段面白そうとは思わないまでも、「画期的は画期的なのかな?」という気がしてきたので、その辺りについてちょっと考察を試みたいと思います。

Et1KmX4VoAEVFSJ

てゆーか、あんたも誰やねん。

って思っていたら、どうやらシンガーソングライターのAxel Mansoorさんらしいです。まあ、どうでもいいですけども。


 meetやzoomでは「偶発的要素」は生まれにくい


前回のエントリでは「音声のみの雑談アプリ?ならmeetとかzoomでよくね?」というようなことを書いた。

だが、それ以前に過去ログで、「オンラインだと雑談が生まれにくい」みたいな話も書いていた。

※関連過去ログ

https://blogrider.tokyo/archives/25222482.html

↑この記事では、まこなり社長が動画で言われていた「オンラインだと構えちゃうよね」と言う話について言及している。

正に「オンラインなんちゃら」って、何処まで言っても所詮はオンラインなので、コミュニケーションが平面的になりがちで、立体的なやり取りは難しいよね、と言う話を書いた。

でも、Clubhouseはそれをある程度解消できているのかなとも思う。そういう点では、このツールは画期的だとは思う。

まあ、Clubhouseもオンラインなので、そうした意味では平面的であることには変わりはないんだけど、でもmeetやzoomとことなるのは、不特定多数の人がワラワラ混在しているという状況。

なので、「巻き込み・巻き込まれやすい」と言う意味では「ライブ感」だったり、「生きた会話・自然な会話」が生まれやすいのかなと言う気もする。

※それを重視するために「アーカイブを残さない」というコンセプトにしているのかもな。ということにも、書きながら気付いた。

なので、確かにそうした「偶発的要素」というのは、meetやzoomでは絶対に出来ない。何故ならあれは「予めURLを共有しないといけない」から。

けどClubhouseの場合、「Clubhouse」という場所そのものは既にそこにあるからして、とりあえずそこに行けば、誰もいないかもしれないけど、誰かいるかも知れない。

なので、ひとまずそこに飛び込むこともできるし、自分でルームを作って誰かが入ってくるのを待つこともできる(んだよね?合ってるよね?)

meetやzoomのように予めURLを共有するとなると、最初から「そのメンツ」でやらなくてはいけないし、どうしても「さあ始めますよ」って感じで構えちゃう。

けど、ClubhouseならとりあえずINしてみれば「お。あいついんじゃん。乗り込むか」とか、「お。あいつ来てんじゃん。引っ張り上げようぜ」ってな使い方もできる。

そういう意味では確かに、オンラインだけど、限りなくオフラインに近い接触の仕方や空気感があり、より自然でインタラクティブな雑談が生まれやすいという機能性はあるのかなと言う気がしてきた。

 ネットビジネス界隈でも話題だけど...


となると逆にネットビジネス系の人にとっては、そこまで優位性の高いツールでもないのではないかという気も、同時にしてきた。

イケハヤさんを筆頭にネットビジネス系の人は、とりあえずこの手のITトレンドには乗っかるものなので、あまりこの言葉に振り回されたり、鵜呑みにしすぎない方が良いと思っている。

何故なら彼らは、こうしたトレンドがマネタイズしやすいということを誰よりもよく理解しているし、その正にその成功体験を持っているから。

そのトレンドが廃れるかどうかは二の次で、話題になっているものであれば取り敢えず食いついて種を撒いておくんですよね。それがいつ芽吹いてお金に変るかわからないですから。

な、だけに、彼らが「今後Clubhouseは間違いなく伸びます」といったところで、その未来予測が外れる可能性なんて大いにあるわけです。

というか、現時点では正直まだこのSNSが今後も人気をキープできるかどうかなんてわからないはずです。

※カテゴリー的には「Social+(ソーシャルプラス)」と呼ばれる領域で、投資家がガンガンお金を突っ込んでいるジャンルなので、大方の予想としては伸びると言われているようですが、個人的には日本で定着するかは微妙かなと言う気がします。

また、将来的には、Clubhouseの中で課金できるシステムを導入する予定のようなんだけど、要はこれって「オンライントークライブ」みたいなものを想定していると思うんですよね。

そうなると、「アーカイブが残らない」という点と「公開禁止」という点から、秘匿性やライブコンテンツそのものの意義は保たれると思います。

けど、正直、YouTubeやライブ配信アプリを捨ててまでこのツールに優位性を持たせた方がいいのかと言うと、別にそこまででもなくね?という気がしてしまうんですよね。

なのでこのツールは「あくまで雑談をするためのクローズドなSNSである」と捉えたほうが良さそうな気がしてます。

というかそもそも、「音声のみのアプリ」でテキストが介在する余地が殆どないので、アフィリエイトやコンテンツ販売的なことが殆どできないから、ネットビジネスインフルエンサーに追従して騒いだところで、何も出来ずに終わるだけな気もしますけどね。

なので、今は焦る必要はまったくないと思います。おそらくは半年もしないうちに誰でも始められる状態になって、その時にはもう沈静化しているでしょうから。