
V2 - 背徳の瞳~Eyes of Venus~
1992年1月18日リリース
29年前の今日リリース。
このユニット名・曲名・ジャケットを思い出すと何故か笑ってしまうw
そんな曲です。
が、その昔、TM NETWORKで音楽に目覚め、Xで一気にROCKに傾倒し人生が変わってしまったぼくからしてみると、ドリームタッグと言うか、「あのYOSHIKIと小室哲哉が一緒に!?うそだろ」と狂喜乱舞したもんです。
でも、蓋開けてみてびっくり。まさかこんなことになるだなんてw
M1. 背徳の瞳~Eyes of Venus~
V2 背徳の瞳~Eyes of Venus~
イントロのピアノは一見「Silent Jealousyみ」を感じるけど、元々は小室さんがラフで弾いたものをYOSHIKIさんに渡して、YOSHIKIさんがそこに被せたものを返して、このイントロが出来上がったみたいですね。
で、インテンポに入ってからは構成含めて正にSilent Jealousyそのものだったりもするんだけど、ブレイクを挟んでから「あ~の~ひ~」って歌が入った瞬間、ぼくも含め、当時誰もがズッコケた瞬間でもあったと思うw
もう兎にも角にも小室さんの歌が下手すぎて下手すぎてw
でもメロディラインとかは、ちゃんと二人の個性が出ていて、どっちがどのメロを作ったのかわからないくらい違和感なく融合しているのはさすがとしか言いようがない。
でも、今聞くと、音源かなりショボいですねw
もちろんこの当時のテクノロジーで作られた音だからしょうがないっちゃしょうがないけど、今だったらMIDIで十分再現できそう。
てか、何故か小室サウンドは、後々のシンセマニアな方々のコピー率が異常に高いので、誰かしらは動画あげてそうですね。
M2. Virginity
V2 - 02 - Virginity
ぼく実はこっちの曲のほうが好きだったりしますし、なんならこの動画のコメント欄にもそうしたコメントが幾つか散見されますね。
今聞くと、イントロの不気味な感じや、重たいビート、ピアノのバッキングなんかはYOSHIKI・小室というより「植松伸夫感」というか、「FINAL FANTASY感(特に5)」を個人的にはすごく感じますね。
でもサビのメロディとかはちゃんと「もろ小室サウンド」で安心というか、TM NETWORKそのものだし、なんかジャケットの絵も相俟って、TM NETWORKのアルバム「EXPO」感がすごいなと。
まとめ
当初、別のヴォーカリストを立てて、3人とかで活動する予定だったみたいですけど、頓挫したみたいですね。
そう考えると、YOSHIKIさんにとっては、これこそがある意味「Violet UK」の原点的な活動でもあったのかなと言う気もしなくもない。
しかし、当初の予定ではアルバムも作るつもりが、時間や予算的な都合だったのかそれも頓挫したみたいで、結局、この2曲とそれぞれのソロコーナー等だけで2時間のLIVEを、東京ベイNKホールでやったのだからトチ狂ってるw
そして、それがWOWOWでOAされていて、ビデオにとって爪まで折ってたぼくもどうかしてたと言わざるを得ないw
懐かしい思い出だw
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