●元ネタ
 

みずほ銀行は2021年1月から、紙の預金通帳を発行する場合に1千円(消費税別)の手数料を取る。新たに口座を開く個人や企業を対象とする。手数料のかからないデジタル通帳との選択制とし、利用者をデジタルに誘導する。ネットバンキングの利用を促しながら経費削減につなげる。

2020/8/21 0:30 (2020/8/21 5:22更新)日本経済新聞 電子版
このニュースについて、意外と批判的な意見が多いことに驚いた。

 未だに紙にすがっている人たちが結構多いことに驚き


●引用リツイート
ええことやないか。けど批判的な意見が多くてびっくり。

通帳なんかぶっちゃけどこいったかわからんし、少なくともぼくは使わないけどね

わざわざ記帳する意味もわからん。残高照会なんてネットやアプリですればいいだけの話

コピーが求められる場合もあるって言うけどそれも限られると思うんだが

午前8:36 · 2020年8月21日
これ。

このブログでは「ペーパレス」ってことについては結構しつこく言ってきているとうこともあって、ぼくからしてみたら「今更?」って感じなんだけど、トレンドのタイムライン見ていると、結構批判的な意見が多いから驚く。

例えばこんな感じ。

みずほ通帳ペーパレス化
※クリックで拡大

みずほ通帳ペーパレス化02

特に酷いのがこの人。名前見て二度見したわ。嘘でしょ?

「FP」ってことはこの人「ファイナンシャル・プランナー」なんだよね?寧ろ一般人よりお金に詳しい金融系の人ってことでしょう?そんな人がこれを「サービス悪化」とか言っちゃうわけ?信じられん。

あと、次の一番上の人もなかなかやばい。

みずほ通帳ペーパレス化03

金を預けていてその出し入れの紙の記録が有料というのは 店で買い物して領収書が有料と言われるのと 近い気がする

近いんじゃなくて「一緒」なんだっての。でも通帳は、レシートみたいなペライチじゃなく手帳型だから、作るのにコストかかるでしょ?って話。見てわからんのかね?

てゆーか、未だに紙の通帳運用している人って、スマホもPCも持ってないわけ?そんな訳はないよね?

ということは、やはりこれが日本人のITリテラシーのアベレージってことなんでしょうね、きっと。

で、このニュースの何にみんな批判的になっているかというと、「紙の通帳発行する場合、別途手数料取るよ」ってところで、それもまた尚の事「本気で言ってるのかコイツラ。。。」と目眩がしてしまうのよね。

そんなの当たり前じゃん。寧ろなんでタダだと思ってるわけ?めでたすぎるだろ。

●元ツイート
世の中が電子化(双方の利便性向上、コスト抑制)になってる中で、敢えて紙媒体とかを継続するなら、そこに負担増を求めるのは当然の流れかなあ、と。

明らかに余分なコストかかってるわけだし……
いくら儲かってたとしても、『コストいくらかかっても構わない』わけがない

午前7:51 · 2020年8月21日
●引用リツイート

そうそうこれこれ

「紙であることが当たり前」って思っている人ってこの発想が完全に欠落してる。

そこにどれくらいの物的・人的コストがかかっているかってのを全く考慮してないで批判している人のなんと多いことか。

午前8:39 · 2020年8月21日

この元ツイートさんに対して「確かにそういう考え方もあるのか」って感心している人がいることに驚くところなんだけど、この手の発想が全くない人って、余程アナログな仕事なんだろうなきっと。かわいそうに。

だから、この手のサービス・インフラ系がデジタル化・IT化するよりも先に、まずは一般的な会社が積極的に「まずはペーパレス」ってところから始めないとダメなんだよこういうのって。

まずは、社内の業務運用としてペーパレスをおこなう。で、ペーパレス化するってことは必然的にIT化(オンライン化)の方に流れていくわけだから、勤怠管理とか、そういう細々としたところでデータ化できるものはどんどんそうしていく。

エビデンスとしてどうしても紙が必要なものは、「必要になったタイミングで」プリントアウトすればいいだけの話。

そうやって社内の業務運用をペーパレス化・IT化していけば、自ずと取引先とのやり取りも「そういう方向でやっていきましょう」って風潮になる。

そうやってその輪が広がっていけば、銀行のような「レガシー大企業」がそういう動きになった時に、いちいち文句なんか出なくなるんだよ。

今回のみずほの動きにしたって、本当は紙の通帳なんか発行したくないはずなんだよ。

けど、高齢化社会のせいで「知らないこと・年寄りであること」でマウントを取ろうとするロートルなジジババが多すぎるから、「仕方なく手数料とってやってあげてる」って話なんだよ。

こうやって、高齢化社会を迎えて久しい状況であるにも関わらず、リテラシーの低い情弱共に目線を合わせてやっているから、いつまで立っても日本のIT化は遅れを取るんだっての。

あと、小さな会社とか零細企業ほど、この手のIT化は進めたほうがいい。絶対に!

 小さな会社や零細企業ほど、積極的なIT化が必須


個人経営の会社や零細企業なんかは、少ないヒューマンリソースで、雑務も含めた多くの業務をこなさなくてはならず、人権費を始めとするコストをできるだけ最小化したいんだろうから、この手の投資は惜しんではいけない。

「事務的な雑務なんて全部3クリック以内で終わらせる」くらいに、徹底的に無駄を省いて瞬殺して、一番時間をかけたい仕事に対して、時間と労力とコストを全部そこに集中できる環境を作る。

というふうにしないと、いつまで経っても慢性的に自転車操業的な業務しか出来ない。

個人でも会社でも、最も最優先にすべきことは「お金」ではなく「時間」のはずだ。無駄なことに時間を割くことは、命を削ることであり、結果、お金も無駄にしていることと同じだ。

なので「備品利用をケチる・エアコンを付けない」みたいなしょぼい節約でコストカットを目指すのではなく、「無駄な仕事をなくすこと」が一番のコストカットだということに気づけないようでは、経営者として失格だと思ったほうがいい。

無駄な会議や、過剰な紙運用は無駄な仕事を増やす要因でしかない。こういった業務が「本当に必要な業務なのか」を見極めて、「業務の断捨離」をおこなっていかないと、業績なんて上がらんよきっと。