1994年7月21日リリース
J-POP界隈ではよく「3枚目のジンクス」なんて言われていて「3rdシングルが売れたバンドは、皆その後ブレイク」すると言われているわけだけど、LUNA SEAも正にこの曲キッカケで世に知られるようになった。
と、同時に、日本のV系ロックシーンの歴史が動くキッカケとなった1曲だと言っても、過言も異論もないだろう。それくらい、日本のロックシーンを語る上で重要な楽曲だと言っていいと思う。
この曲がなかったら生まれていなかったバンドは、きっとたくさん有ることだろう。
シンコペーションによる前のめりでハイテンポの8ビート + キャッチーなサビ、そして当時のホスト風ファッションによるヴィジュアル、というものはこの曲を機に当時のテンプレートとなり、後に多くのフォロワーを産むことになった。
それを最も色濃く反映していると思われるバンドは、以下の「Sleep My Dear」と言うバンドの「Ø [phi] ~幾千の記憶~」と言う曲だと思う。
このバンドのこの曲については、以前ここで記事にしたことがあるので、お暇な方はこちらもどうぞ。
※関連過去ログ
http://blogrider.tokyo/archives/13814253.html
しかしやはり、なんだかんだこの曲、25年経過した今でもすげーカッコいいんだよなあ。
あと、この当時のメンバーのファッションや髪型が全員カッコいい。特にJの赤短髪と、INORANのハット&ギターが死ぬほどカッコいい。
INORANがESPの「ILPシリーズ」を使用しだしたのって、おそらくこの頃か少し前くらいだと思うんだけど、この時の「BLACK PURPLEサンバースト」のレスポールタイプのギターがとにかくかっこいいんだ。

画像小さくてわかりづらいかもしれないけど、右側上から3本目の紫のものか、もしくは左側上から3本目の紫のもの、どちらかを使用していたはず。
因みにぼくは右側上から4本目の「BLACK REDサンバースト」のILP4を所有してました。といってもESP純正のものではなく、3次の下位ブランドである「grass roots」のものでしたが。
※いや、それでも確か当時で4万くらいしたんだぞ!
非常にINORANらしい、ウェットな曲。でもスローリーではないミディアムテンポで、ビートが非常に気持ちよく、そのビートに対するJのベースアプローチも非常に気持ち良い。
なので、これは「演奏している側が非常に気持ちよくて楽しい曲」だと思う。こーゆー曲って、演奏している時本当に楽しいんですよ。曲の世界にどっぷり入り込めるというか、ビートに身を委ねて曲の海の中にたゆたう感じと言うんですかね。
特に秀逸だなと思うのが、ギターソロ後でのサビのところで、突如ヴォーカル以外が全てOUTし、そこからベースだけが入ってくるというアレンジの仕方が、当時はすごく斬新だと思った。
イメージとしては、さっきまで見ていた現実の景色が、突如としてその風景が砕け散り、虚構の世界に入り込んだかと思いきや、自分のすぐ後ろに現実の闇が迫ってくるさま、みたいなものがあのベースに現れているようにも思える。
あとこの曲は、楽器隊だけではなくヴォーカルも非常に歌ってて楽しい曲。
途中まではずっとオクターブ低く歌っているんだけど、「今まで全て~」の行(くだり)から急にオクターブ上がることで、ガラッと雰囲気が変わる感じとか、聞いている側もハッとする展開なので、歌ってて非常に気持ちいい。
これは、造りとしては同じくINORAN原曲の「Claustrophobia(1st SINGLE「BELIEVE」のカップリング)」と同じですね。
いずれにしても、このシングルは日本のV系シーンに革命を起こしたシングルであることは間違いないと思う。カップリングも含め、こんな曲を20代前半で作っちゃうんだから、LUNA SEAって本当にすごいバンドだなと思う。
※画像引用元
https://www.digimart.net/magazine/article/2015032001360.html
■収録曲
■MEMO
25年前の7月21日リリース。- ROSIER
原曲:J - RAIN
原曲:INORAN
■MEMO
- 表題曲は3rd ALBUM「MOTHER」収録。
シングルではフェードアウトだが、アルバムではフェードアウトしないで終わる。 - ROSIERの間奏の英詞セリフはJによって書かれたものであり、J自身によるナレーション。
スランプに陥っていたくだらない自分へ向けた遺書のつもりで書いたと述べている。
J-POP界隈ではよく「3枚目のジンクス」なんて言われていて「3rdシングルが売れたバンドは、皆その後ブレイク」すると言われているわけだけど、LUNA SEAも正にこの曲キッカケで世に知られるようになった。
と、同時に、日本のV系ロックシーンの歴史が動くキッカケとなった1曲だと言っても、過言も異論もないだろう。それくらい、日本のロックシーンを語る上で重要な楽曲だと言っていいと思う。
この曲がなかったら生まれていなかったバンドは、きっとたくさん有ることだろう。
1. ROSIER
Luna Sea -- Rosier
シンコペーションによる前のめりでハイテンポの8ビート + キャッチーなサビ、そして当時のホスト風ファッションによるヴィジュアル、というものはこの曲を機に当時のテンプレートとなり、後に多くのフォロワーを産むことになった。
それを最も色濃く反映していると思われるバンドは、以下の「Sleep My Dear」と言うバンドの「Ø [phi] ~幾千の記憶~」と言う曲だと思う。
Sleep My Dear phi(ikusen no kioku)
このバンドのこの曲については、以前ここで記事にしたことがあるので、お暇な方はこちらもどうぞ。
※関連過去ログ
http://blogrider.tokyo/archives/13814253.html
しかしやはり、なんだかんだこの曲、25年経過した今でもすげーカッコいいんだよなあ。
あと、この当時のメンバーのファッションや髪型が全員カッコいい。特にJの赤短髪と、INORANのハット&ギターが死ぬほどカッコいい。
INORANがESPの「ILPシリーズ」を使用しだしたのって、おそらくこの頃か少し前くらいだと思うんだけど、この時の「BLACK PURPLEサンバースト」のレスポールタイプのギターがとにかくかっこいいんだ。

画像小さくてわかりづらいかもしれないけど、右側上から3本目の紫のものか、もしくは左側上から3本目の紫のもの、どちらかを使用していたはず。
因みにぼくは右側上から4本目の「BLACK REDサンバースト」のILP4を所有してました。といってもESP純正のものではなく、3次の下位ブランドである「grass roots」のものでしたが。
※いや、それでも確か当時で4万くらいしたんだぞ!
2. RAIN
LUNA SEA - RAIN ~ Romaji & español
非常にINORANらしい、ウェットな曲。でもスローリーではないミディアムテンポで、ビートが非常に気持ちよく、そのビートに対するJのベースアプローチも非常に気持ち良い。
なので、これは「演奏している側が非常に気持ちよくて楽しい曲」だと思う。こーゆー曲って、演奏している時本当に楽しいんですよ。曲の世界にどっぷり入り込めるというか、ビートに身を委ねて曲の海の中にたゆたう感じと言うんですかね。
特に秀逸だなと思うのが、ギターソロ後でのサビのところで、突如ヴォーカル以外が全てOUTし、そこからベースだけが入ってくるというアレンジの仕方が、当時はすごく斬新だと思った。
イメージとしては、さっきまで見ていた現実の景色が、突如としてその風景が砕け散り、虚構の世界に入り込んだかと思いきや、自分のすぐ後ろに現実の闇が迫ってくるさま、みたいなものがあのベースに現れているようにも思える。
あとこの曲は、楽器隊だけではなくヴォーカルも非常に歌ってて楽しい曲。
途中まではずっとオクターブ低く歌っているんだけど、「今まで全て~」の行(くだり)から急にオクターブ上がることで、ガラッと雰囲気が変わる感じとか、聞いている側もハッとする展開なので、歌ってて非常に気持ちいい。
これは、造りとしては同じくINORAN原曲の「Claustrophobia(1st SINGLE「BELIEVE」のカップリング)」と同じですね。
いずれにしても、このシングルは日本のV系シーンに革命を起こしたシングルであることは間違いないと思う。カップリングも含め、こんな曲を20代前半で作っちゃうんだから、LUNA SEAって本当にすごいバンドだなと思う。
LUNA SEA
MCAビクター (1994-07-21)
売り上げランキング: 287,309
MCAビクター (1994-07-21)
売り上げランキング: 287,309
※画像引用元
https://www.digimart.net/magazine/article/2015032001360.html
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