355(2022 / Netflix)
製作年・国 | 2022年 / アメリカ アメリカ:2022年1月7日 日本:2022年2月4日 |
製作総指揮・監督・脚本・音楽 | ■原案:テレサ・レベック ■監督:サイモン・キンバーグ ■脚本:テレサ・レベック / サイモン・キンバーグ ■音楽:トム・ホーケンバーグ |
キャスト | ジェシカ・チャステイン ルピタ・ニョンゴ ペネロペ・クルス ダイアン・クルーガー ファン・ビンビン セバスチャン・スタン エドガー・ラミレス |
時間 | 122分 |
ジャンル | スパイアクション |
評価
まあまあ
あらすじ
携帯から旅客機まで何でもハッキング可能なデバイスを巡って、アメリカの「CIA」・ドイツの「BND」・イギリスの「MI6」・コロンビアの「DNI」・中国の「MINISTRY」の凄腕女性エージェント達が手を組むスパイアクションもの。
※因みにタイトルの「355」とは、18世紀のアメリカ独立戦争時代に実在したパトリオット側の女性スパイエージェント355に由来する。
感想
「携帯から旅客機まで何でもハッキング可能なデバイス」っていうのがなんか異様にチープな上、そのデバイスもUSB的な小型なものではなく、なんか無駄にでかい物体という発想が古い。
その上、「そのデバイスの奪い合い」というのが、いかにもスパイ物の教科書1P目の様な古典的とも言えるありふれた題材というか、もっと露悪的な言い方をすると「陳腐」ですらある。
が、なんだかんだその同じブツを巡ってCIAとBNDが対立していた所から、「敵の敵は味方」という利害の一致で合流し手を組み始めて以降面白くなってきた。
だが、欲を言えばもう少し「対立したまま」の状態で話を進めて、最終的に手を組むみたいな方がシナリオに立体感が出たと思うが、主要キャラが皆異なる国の異なる立場なので、それを映画尺に収めようとなると、やはりこれくらいコンパクトな方がいいのかもしれないとも思う。
なのでこれ、どちらかと言うと連ドラでみたかった系統の話かも。宛ら「女性版24 -TWENTY FOUR-」みたいな感じで。
また、「女性のみの多国籍チーム」ということで個人的には「オーシャンズ8」を思い出しただけに、各々の得意分野の能力での活躍がもうちょい見たかったなあというところ。
とも言えるありふれた題材ではあるものの、同じブツを巡ってCIAとBNDが対立していた所から、「敵の敵は味方」という利害の一致で合流し手を組み始めて以降面白くなってきた
だが「女性のみの多国籍チーム」ということで「オーシャンズ8」を思い出しただけに、各々の得意分野がもうちょい見たかった。
— ゆう@404 NOT FOUND (@yusuke1006_t) October 24, 2024