The 8 Show ~極限のマネーショー~(2024 / Netflix:全8話)
製作年・国 | 2024年 / 韓国 配信開始日:2024年5月17日 |
製作総指揮・監督・脚本・音楽 | ■原作: ペ・ジンス『マネーゲーム&パイゲーム』 ■監督・脚本: ハン・ジェリム |
キャスト | リュ・ジュンヨル チョン・ウヒ パク・ジョンミン イ・ユルウム パク・ヘジュン イ・ズヨン ムン・ジョンヒ ペ・ソンウ |
時間 | 46分~68分 / 全8話 |
ジャンル | ブラック・コメディ, スリラー |
評価
くそつまらん。
あらすじ
各々様々な事情からお金が必要な男女8人が、謎のマネーゲームに招待され、8階建ての建物内で賞金を獲得していくための話。
感想
導入の仕方としては同じく韓国ドラマの「イカゲーム」とほぼ同じだし、主人公がお人好しな部分についても似ている。
だが「カイジ」や「イカゲーム」のようなデスゲームものかと思いきや、殺し合いをするわけでもなければ、理不尽に監禁されているわけでもないので脱出目的でも当然なく、ただ「お金を稼ぐこと」が目的となっている点が従来的なデスゲームものとは異なる。
だが、お金そのものは何もせずとも(各部屋ごとに金額は異なれど)時間経過ごとに増えていく仕組みで、共用スペースに表示されている「時間」が増減する。
この点についての説明不足感が否めなくて少々分かりづらいのだが、要は残り時間が「0」になったら、そこでゲーム終了となるので参加プレイヤーたちはそれ以上お金を稼げない。
つまりプレイヤーが本当に稼がなければならないのは「お金」ではなく「時間」の方ということになる。
しかしその時間増減の条件が非常に曖昧で、「どうやら自分たちは監視カメラを通じて見世物になっており、その中でのアクションに応じて時間が増減する」ということに途中で気付き、その上で芸を披露したりゲームをおこなったりし始める。
これがすごくこの作品のつまらないところで、「何をしたら時間が増減するのか」という成果条件が不明なまま「とりあえず何かしらのゲームをおこなう」という形なので、結局は参加者自身が考案して仕方なく実行することになる。
このため、ゲーム自体が死ぬほど低レベルでつまらないものとなり、一体何を見せられているんだという気分になる。
また、そもそも具体的にどう見られているのか・監視されているのかという描写もなく、全てにおいて設定やルールの詰めの甘さばかりが目立ってしまい、緊張感がまるでない。
なにより、各キャラの背景(お金が必要な理由)もあっさりとしか描かれていないため、感情移入もしづらい。
挙げ句、死んだらゲームオーバーの割に暴力描写は割と遠慮がなく、特に終盤で暴力的な展開になるがこれがひたすら胸糞が悪く、ちっとも面白くない。
な、だけに終わり方も全くスッキリせず、何だったんだこの話。。。という徒労感だけが残った。
終わり方はS2を匂わせるような内容だったが、全く見たいとは思えない。
The 8 Show ~極限のマネーショー~(2024 / NF:全8話)
くそつまらん
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建物内で賞金を獲得していくための話デスゲームかと思いきや殺し合いをするわけでも脱出目的でもなく、ただ「お金を稼ぐこと」が目的の割に、https://t.co/0eUp2rsDcJ pic.twitter.com/jxXTPhWsUa
— ゆう@404 NOT FOUND (@yusuke1006_t) August 24, 2024
全てにおいて設定やルールの詰めの甘さばかりが目立ってしまい、緊張感がまるでない上、各キャラの背景も対して描かれていないため感情移入もできない
挙げ句、死んだらゲームオーバーの割に暴力描写は割と遠慮がなく、終盤の暴力的な展開はひたすら胸糞が悪いくせに終わり方は全くスッキリしない。
— ゆう@404 NOT FOUND (@yusuke1006_t) August 24, 2024