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キッチンカーにおける「情報の交通整理」の重要性について

キッチンカーで買い物することが多くなってきて、色々気付いたことがあるのでそれについてまとめます。

商品画像が多ければいいというものではない

  • 商品画像を全て見せる必要はない

例えば、キッチンカーの前に立ったときに、メニュー画像がズラッと並んでいると、一瞬「うお!すげえたくさんあるじゃん!」とテンションは上がると思う。

しかし、その数秒後には「まずどれを見ていいかわからない・どれを選んでいいかわからない」という状態になってしまう。

要は、商品画像が多すぎることで視覚的にではなく「意識的な意味での焦点」が合わなくなり、意識が散ってしまう。

要は「情報量」が多くなり過ぎることで選択が面倒という状態にになってしまうということになるのだ。

しかも、今回ぼくがそれを思ったお店が「マフィン」を売るお店で、マフィンの画像がバーっと並んでいたんだけど、乱暴な言い方をしてしまうと、マフィンって大体どれも似たような見た目になるわけじゃないですか。

で、あれば、その画像を全て並べる必要は、ぶっちゃけない。

なので、どれか代表的なものだけ掲載しておいて、後は他の商品をリスト的にテキストで画像の横に並べるという形でも十分伝わると思うし、なんならそっちの方が訴求効果も高くなるのではないかと思う。

因みにぼくだったら、以下のような立て看POPを作る。


※画像引用元:https://www.canva.com/p/templates/EAF4KeI9fWA–/
①左上:一番売りたいもの or マンスリー限定
②右上:あんまり売れてない商品
③左下:ほっといても売れる商品
④右下:ニーズの高そうな定番商品

ぼくだったらこのような並びで商品画像を並べる。

画像はあくまで「商品画像の配置イメージ」として見てもらいたいんだけど、要は、4つのマトリクス的に上記1~4の画像を配置していくと。

理由としては、人間の視線は「Z字」を描く動きになるので、1に「お店的に最も売りたい商品」を配置する。

なので、必ずしも限定ものである必要はなく、極端な話、「全然売れなくて困ってる」という死に筋商品や、食材の期限切れ間近でさっさと捌きたいものを置いたっていい。

とにかく「お店として今一番売りたいもの(or 利益の取れるもの)」を1に配置すると。

でもそれ以外にラインナップが豊富にあるなら、この画像の横にでもリスト書きで「商品名+金額」を表示していけば、スッキリと見やすくなる筈。

遠目で見ても「何屋さんであるか」がひと目で分かるのが理想的

  • 「のぼり」で看板メニューの画像付きの訴求
  • そのキッチンカーで扱ってる商品が複数あるなら「商品ジャンル」がひと目で分かるようにしたほうがいい

たまに「丼物・串物・カップ物」に加えて「ドリンク・デザート・かき氷」と、割とオールラウウンドに何でも扱っているキッチンカーというものもよく見かける。

別にそれ自体は全然いいし、そういうお店は「何屋さん」かを一意的に定義するのは難しいと思うので、その場合はむしろ「店名(ブランド名)」を全面に出すことで「お店の存在」を覚えてもらうような印象付けをすればいいと思う。

片や、扱っている商品・ジャンルが絞られているなら「何屋さんであるか」が、のぼりや看板を一瞬見ただけで理解できるようなわかりやすさがあったほうが絶対いい。

いい例で言うとこちら。

※引用元: https://www.instagram.com/p/CotgZnqvdHt/?img_index=1

こちらは、「FLAT CREPE(ふらっとクレープ)」というクレープ屋さんなんだけど、タペストリーに「クレープ屋です」って書いてる。

ぼくはこれ意外と大事で重要だと思っているんだけど、なぜかやってないキッチンカーが多い。

キッチンカーは野外で出店される故、遠目からでも判別できるくらいのわかりやすさが合ったほうが絶対有利なのは言うまでもなく、特に、たくさんのキッチンカーが並ぶイベント会場等においては、やはりパッと見で何や参加がわかったほうがいい。

商品名は短いほうがいい

  • ジャンルやカテゴリで商品を括った上で「フレーバー別」で分ければいい

これは具体的に「Camp×Camp」さんというお店で感じたことで、このお店の「豚角煮プレート」は死ぬほど旨い。

しかし 「商品名が長い」ので、注文時にそのフルネームを言うのが毎回面倒くさいと感じたのもまた事実。

例えばこの画像を見て欲しい。

商品名がムダに長い(文字数が多い)ので、パッと見で商品名を把握しづらい。

商品名が一瞬で把握できないということは、「それがどういう商品であるか」が把握しづらいということもである。

例えば「角煮の焼肉ビビンパ炙りチーズプレート」の場合だと

  • 角煮
  • 焼肉
  • ビビンパ
  • 炙り
  • チーズプレート

と、5つの要素が1行に詰まってしまっているので、返って商品の具体的なイメージが湧きにくい。しかも商品自体の彩りが鮮やかなだけに余計に。

このお店のご飯ものは「豚角煮プレート / ハンバーグプレート / チキンオーバーライス」の3カテゴリなので、「カテゴリ=商品名」としたうえで、例えば僕ならこうする。

  • 角煮チーズプレート or 角煮炙りプレート
    ⇒「トマト / ビビンパ /  和風おろし」の3種フレーバー
  • ハンバーグプレート
    ⇒「ソース別」でのフレーバー分け

という具合に「大カテゴリ⇒フレーバー別で細分化」という形のほうがわかりやすいと思う。

レストランであれば長い商品名でもいいんだろうけど、キッチンカーの場合は、この手の情報はスッキリしていればしているほど理想的なはず。

まとめ

とまあこんな感じで、キッチンカーに限らず飲食店も含め、回転効率を上げようと思った場合、とかく「キッチン内でのオペレーションのソリューション効率を上げること」に意識が向きがちではある。

無論それも大事なんだけど、こうした「客側にかかる選択の負担の低減=時間の削減」とも言えると思うので、結果的に回転効率の向上に繋がると言えるはず。

多分、雨の日でも行列が絶えない人気のキッチンカーなんかは、このあたりの工夫がなされているのではないかと思う。

別に、ぼく自身がキッチンカーの運営をやっているわけでもなく、また今後それを考えているわけでもない「ただのキッチンカー好きの客」でしか無い。

けど、やはり普段のアフィリエイト等を通じてマーケティング的なことなんかをちょっと意識してい見ていると、各店のそうした部分が色々見えてきて、しかも客という立場で見ているので、1回それをまとめたくて、久々にこういう記事を書いてみた。

万が一、これを「これからキッチンカーやろうと思っている or 現役の人」の目に止まって参考になってくれれば幸い。

あと、キッチンカー関連でまだまだ書きたいこと実は結構あるので、これからもちょっとずつ書いていきたい。

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