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【ドラマ】三体(2024 / NF:全8話吹替) ⇒ 死ぬほどつまらん

三体(2024 / Netflix:全8話吹替)

https://netflix.com/title/81024821
製作年・国 2024年/ アメリカ
配信開始日:2024年3月21日
製作総指揮・監督・脚本・音楽 ■原作:
劉慈欣(リュウ・ジキン)『三体問題』
■監督:
デレク・ツァン
■脚本:
アレクサンダー・ウー
■製作総指揮:
ロザムンド・パイク
ロビー・ユニアック
チー・リン
ジロン・ジャオ
ローレン・マー
ガオ・シャオソン
ブラッド・ピット
ジェレミー・クライナー
デデ・ガードナー
ライアン・ジョンソン
ラム・バーグマン
ネーナ・ロドリグ
バーナデット・コールフィールド
アレクサンダー・ウー
デビッド・ベニオフ
DBワイス
■プロデューサー :
スティーブ・カルバック
ハミード・シャウカット
■音楽:
ラミン・ジャワディ
キャスト ジェス・ホン
エイザ・ゴンサレス
ジョバン・アデポ
ジョン・ブラッドリー
ロザリンド・チャオ
リアム・カニンガム
マーロ・ケリー
アレックス・シャープ
下岡海
ジン・ツェン
サーメル・ウスマニ
ベネディクト・ウォン
ジョナサン・プライス
時間 44~63分 / 全8話
ジャンル SF, ミステリ

評価

死ぬほどつまらん(原作未読)

あらすじ

1960年代中国、文化大革命下で反体制のレッテルを貼られ、奴隷のように強制労働させられていたエリート物理学者が、ある日突然、地球外生命体と交信するための軍事機密のプロジェクトに召喚される。

そこで地球外生命体との交信に成功するも、それにより400年後に人類滅亡の危機に曝されることがわかり、それを回避しようとする話。

感想

序盤の60年代の話はなんか面白くなっていきそうな気配があったが、そこから一気に話が2024年まで飛んで、序盤のエリート物理学者の娘の自殺の謎や、超高度技術によるVRゲーム等が登場するも、結局それらの謎はこのシーズン1では明らかにされない。

それ自体は別に構わないけど、そうした全く畳まれない風呂敷以前の話として、終始とにかく意味不明。

それは内容の難解さ故の意味のわからなさというよりは、以下の理由。

  • 情報過多による話の散らかり&まとまりのなさ
  • それらの描写や演出の下手くそさに起因する意味のわからなさ

要するに「話がとっ散らかってて情報が渋滞している状態」という煩雑さによるストレスが全てで、こんなに物語がわかりにくい脚本も珍しいなと感心すらしてしまった。

とにかく終始この手のSFにありがちな、「お前らずっと何の話してんだよ状態」で、その内容が1秒たりともも面白くない。

無論、内容の意味は理解できるのだが、結局400年後に襲来してくる地球外生命体が「虫けら」のメッセージと電波ジャック的な干渉以外で具現化しないもんだから、全然実感もわかない。

なので感情移入の仕様もないため、ハラハラもしないし、何なら登場人物たちだけがオタオタしてて、バカにすら見えてしまう。

どうやら原作は3部作のようで、中国のドラマ版だと30話構成だったものを、Netflixでは無理矢理8話に収めてストーリーを圧縮しているため、原作のエピソードにおける「端折り&混ざり」があるらしい。

※おそらくあのVRゲームのくだりは原作でも別のエピソードだったのではないかという気がする。

VRゲームのくだりはちょっとおもしろそうに見えたし、それこそ「ソードアート・オンライン」みたいに「ログアウト不可」の状況になりつつ、その中から三体問題の真相を暴いていくみたいな展開だったらまだ見れたと思う。

が、終盤ではそのVRもあまり出てこず、ロケットを飛ばす話になてしまっていて、「お前らさっきからずっと何の話ししてるんだよ」に加え「その上で、結局お前ら何がしたいんだよ」と突っ込まずにはいられないくらい、情報が渋滞していて、大事なことが何一つ伝わってこない。

ここまでつまらないと、別に結末とか全容とかどうでも良くなってくるので、もはや続編を見るまでもないが、全くわけが分からないで投げ出すのも、それはそれでなんか癪ではある。

中国版のドラマがネトフリに降りてくる事があれば、そっちを見ようかなと思うが、ネトフリでの続編はきっと見ないでしょうね。

というか、ここまで書き終えて、1日経過して気付いたんだけど、この作品、高評価のほうがめちゃくちゃ多く、しかも「まあまあ面白い」くらいの温度感の人よりも「めちゃくちゃ面白い」という熱めの評価が多い。

で、なんでぼくはここまでつまらなく感じてしまったのか、ぼくのリテラシーとか理解力が低かったからかな?って思ってたがそうじゃなかった。

というのも、そもそもの話「地球外生命体との交信に成功した」とか「400年後に地球外生命体が攻めてくる」という前提の設定がそもそもぼくにハマってなかったんだなと思う。

SFとしてはちょっと漠然としすぎていて、面白みを感じない。

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