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【韓国ドラマ】殺人者のパラドックス(吹替・全8話:2024 / NF) ⇒ めちゃくちゃ面白い

殺人者のパラドックス(吹替・全8話:2024 / Netflix)

https://netflix.com/title/81607354
製作年・国 2024年 / 韓国
配信開始日:2024年2月9日
製作総指揮・監督・脚本・音楽 原作:殺人おもちゃ
監督:イ・チャンヒ
脚本:キム・ダミン
音楽:ダルパラン
キャスト チェ・ウシク
ソン・ソック
イ・ヒジュン
時間 46-~63分 / 全8話
ジャンル クライムサスペンス / クライムコメディ / スリラー / 韓国ドラマ

評価

めちゃくちゃ面白い。

あらすじ

平凡な大学生が意図せず衝動的に人を殺めてしまうも、何故か運良く証拠不十分で捕まらなかった。

以降、罪悪感を抱えながらも次々と殺人をおこない、その現象と青年の不自然さにいち早く気付いたある刑事がそれを追いかけていくWEBコミック原作のサスペンス。

感想

まず、主人公本人も自覚していない「悪人と危機を嗅ぎ分ける能力と悪運の強さ」という設定が面白い。

これは途中から合流してくる「ノ・ビン」に指摘されるまで視聴者側も気付いて無くて、それまではコメディ的な軽さを伴って「いや、なんでバレねえんだよw」って思っていた部分だったけど、「能力」として考えるとそれはそれで納得感があって面白かった。

また、状況説明の際に時系列をバラしたり、それ以外にも全体的に凝った演出をおこなっていてセンスを感じた。

なんかこの辺りは個人的には、ともすれば「クドカン的なコメディっぽいノリ」みたいに思えた。

いずれにしても決してゴチャつくことがなく、スッキリまとまっていて、何だかんだ脚本が上手いなと思った。

また、第三勢力的に「元警察官」が現れて、当初主人公を追っていた刑事と実は因縁があったりと、わずか8話の中で激しいストーリー展開でありながら、それぞれのバックボーンもしっかり描かれていて感情移入もしやすい。

「正義」を問い直すメッセージ性も含め、とことん巧みな脚本だなと思った。

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