脳窓全開ブログ

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    タグ:黒夢



    1997/06/04リリース


    21年前の昨日、リリースされたシングル。

    先のエントリ「氷室京介 - NATIVE STRANGER」と全く同じ日にリリースされているとは知らなかった。イメージ的に氷室のほうが古いイメージだった。

    こちらは、少し前に紹介した「黒夢 - CORKSCREW(メジャー6th ALBUM)」の1つ前のアルバム「DRAG TREATMENT」に収録されている先行シングルだけど、所謂、黒夢の本格的なパンク路線へのシフトチェンジの皮切りとなった1曲。当時、リアルタイムでこれを初めて聞いた時は、本当に衝撃的だった。

    ※関連過去ログ
     http://blogrider.tokyo/archives/13814206.html

    何しろ「For Dear」とか「Miss Moonlight」とか、いわゆる「THE ヴィジュアル系!どーん!」みたいなど真ん中ストレートのV系サウンドから、アルバム「FAKE STAR」での「ピストル」とか「BEAMS」とか「SEE YOU」といった「黒夢流パンキッシュPOPS」を経てのこの曲ですからね。

    もうなんていうか、この「ジャケットだけですべてが分かっちゃう感じ」っていうんですかね。これでもかというくらいのSEX PISTOLS感w最高ですよね。

    曲については、このジャケットから受ける印象のまんまの、軽快な8ビートパンクチューン。

    乾いたオーバードライブのギターによるワイルドなコードストロークと、ベテランドラマー「そうる透」による、軽すぎず重すぎないビートから駆け抜けるドライブ感が、たまらなく心地良い。バンド始めたてのキッズなら、間違いなくコピーしたくなるような、そんな曲。

    ちょうどこの頃って、ヴィジュアル系バンドブームでもあったけど、その裏っかわでパンク・メロコアブームも進行していた頃だったから、時代の流れにドンピシャにマッチした格好となっている。

    更には、個人的な話をすると、ちょうどぼくもこの頃にバンドをやっていて、人生史上で最も音楽に貪欲だったこともあって、この曲のみならず、当時の黒夢には非常に大きな影響を受けていた。

    そこまで好きなバンドではないといいつつ、実は結構思い出深いところもあったということを、ふと思い出した。
    ■EDIT


    CORKSCREW

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    1998/05/27リリース(上記は再発盤)




    20年前の今日リリース。
    オリジナルアルバムとしては、再結成以降のものを除くと、これがラストアルバム。

    前作「DRAG TREATMENT」で確立したパンク路線を、これでもかというくらい全面に押し出したアルバムで、全体の印象としては「とにかく速い」という一言に尽きる。

    収録されている楽曲の大半が3分にも満たない楽曲ばかりで、パンクはパンクでも、純粋なパンクと言うよりはハードコアよりで、先行シングルの1つである「MARIA」に至っては、この当時正に流行していた「スカパンク」なんかも取り入れられている。

    このため、攻撃性や過激さが増したというよりは「メロコア的なスピード感」に重点を置いているようにも見られ、ぶっちゃけサウンド自体は前作よりも軽い印象を受ける。

    印象としては、このアルバムの前にリリースされた新宿LOFTのライブ盤に一番近い。良くも悪くも「どこを切っても同じような曲」という金太郎飴的なアルバム。なので、ぶっちゃけぼくはこのアルバムはあまり好きではない。

    とは言え、名古屋系ヴィジュアル系バンドが、わずか数年の間にここまでの変貌を遂げて、それが決して無理のある変化ではなく、きちんと自分たちのものにしている、というところ、もっと言えばそのようにセルフプロデュースしてきた清春のプロデューサーとしての手腕は、ものすごいものがあると思う。

    ま、ぼくはこのアルバムあまり好きではないけども。
    ■EDIT



    ■黒夢 - 迷える百合達〜Romance of Scarlet〜■

    24年前(1994年)の3月9日にリリースされた、黒夢のメジャー1stアルバム。24年ってすげーな。

    黒夢は、特別好きなバンドというわけではなかったけど、初めて見た時のインパクトはそれなりに大きかった気がするし、実際、黒夢がその後のシーンに与えた影響はかなり大きい。間違いなく「黒夢以前、黒夢以降」という分け方ができると思う。

    まず、ぼくの記憶が間違っていなければ、所謂「ヴィジュアル系」という言葉が生まれ始めたのは、ぼくは「黒夢キッカケ」なのではないかとさえ思っている。

    よくV系の起源を「X JAPAN」って言う人達がいるけど、確かに「起源」ってことで言えばそうなんだが、それはあくまで概念的な話であって、黒夢前のバンド達(特に80年代後半の第二次バンドブーム近辺の化粧をしたバンド)に対してこの言葉が使われることはまだなかったし、まかり間違っても自分たちがそのように言うこともなかったのは間違いない。

    では何故、Xが起源と言われるかというと、髪型・衣装・メイク全て音楽と連動させた上で「バンドコンセプトの1つ」ひいては「音楽の一部」としてヴィジュアル面を強く押し出して、バンドのキャッチコピーに「PSYCHEDELIC VIOLENCE CRIME OF VISUAL SHOCK」という文言を入れたことからそう言われている。※因みにその文言を考えたのは今は亡き「HIDE」。

    つまり、それ以降のバンドにおいて、同様に「コンセプトを明確にしたヴィジュアルを持つバンド」に対して、Xという既成概念に重ねるようにして、音楽ライターやファンたちが「ヴィジュアル系」と括り始めたのである。※それ以前は「お化粧系」と言っていた。

    そしてその最初期の先頭に居たのが「黒夢」ではないかと、ぼくは思っている。という話だ。すげー前置き長くなったけども。

    で、黒夢がどう影響を与えたかって言うと、まず当時「漢字表記のバンド」って殆ど居なかったのだけど、黒夢以降、すごく増えた。あとはバンド名のみならず、各プレイヤーのステージネームの表記も「Vo.清春(キヨハル)、Bs.人時(ヒトキ)、Gt.臣(シン)」と、全員が漢字表記だった。

    あと、「生きていた中絶児」やら「自閉症」やら、アルバムタイトルや曲名なんかもバンドの世界観にあわせてか、グロテスクかつ地下廃墟病棟的な血腥いアングラ感に満ち満ちていて、その後の「DIR EN GREY」らに多大な影響を与えているのは、広く知られている話だ。

    しかしこのバンドの何がすごいって、それだけの強いこだわりを持っていながら、それをあっさり捨てたところだと思う。

    メジャーデビューして、Gt.臣が脱退して徐々にポップにしながらJ-POPを痛烈に皮肉って、その後大胆なまでのパンク路線にシフトチェンジしてるってのが凄いと思った。

    当時、このバンドがこんなにカリスマ性を持ったバンドになるだなんて、全く思ってなかった。好みが分かれるとは思うけど、凄いバンドだとは思う。

    ■EDIT

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