微妙。これも断念した。
「面白いかどうか」で言えば「それなりに面白い」んですけどね。

昔なつかし「人面犬」ブームの仕掛け人とも言われており、90年代前半くらいからドラッグの取材を重ねるうちに自身がドラッグにハマってしまうようになり、その体験を書いた「スピード」と言う本がそこそこ売れるわけです。

で、その前作については10年以上前に読んでいたはずだし、この人の本は他にも何冊か読んでいるんけど、その当時はこうしてブログに感想を書くなんてことをしていなかったので、ぶっちゃけ本の内容については覚えてない。

でもその当時はオモシロイと思って読んでいた気がする。

自らを「ゴンゾ(ならず者)ライター」と名乗っている通り、その文体や内容ははっきり言って「はちゃめちゃ」といった感じなんだけど、そのハイテンションな文体自体は非常に面白いんですよね。

で、この本も例に漏れずハチャメチャどころか、その場その場のメモを元にして書かれているので、「文章からしてラリっている」というか「キマっちゃっている」という状態で、その壊れっぷりは面白いと思う。

で、そんな感じで序盤はそれなりに楽しめるんだけど、拘置所に入ってから先のエピソードについては殆ど中身が変わらず、エピソードそのものが面白いわけではなく、ただただハイテンションなだけで正直飽きる。

で、後半の方をざっくり眺めてみたけど、相変わらず前半と同じような文体で同じようなことしか書かれていなかったので、「もう全部読む必要ねえな」と思って途中で読むのをやめた。

文体自体は非常に面白いので、それなりに楽しめる本ではあるんだけど、じっくり時間をかけて腰を据えてしっかり読むような本ではない。てゆーか、そんな読み方していたら疲れるだけ。

ぼくの感覚が変わってしまったのか、単にこの作品が単調だからなのかはわからないけど、ちょっと最後まで読めなかった。

なので、てきとーに読むのがいいと思いました。

■EDIT