脳窓全開ブログ

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    タグ:エッセイ

    ファミコンに育てられた男
    フジタ
    双葉社
    売り上げランキング: 24,784

    むちゃくちゃ面白かった。


    プロローグ

    まず、プロローグからかなりヘヴィーな話で驚いた。

    以前、彼のYouTube動画で、彼自身が生い立ちとか幼少期の頃の話をほんの少しだけしているのを見たことがあったので、そこで「あ、結構複雑な家庭事情とかで重たい人生を歩んできた人なんだな」という想像はついていた。

    だがそれが想像以上だったので、彼のことを表面的にしか知らない人が読んだらドン引きするだろうと思う。

    【ファミコンに育てられた男 - フジタ】の続きを読む ■EDIT


    ■すべてのJ-POPはパクリである - マキタスポーツ■


    めちゃくちゃ面白かった。2017年に読んだ本の中では、ブッチギリで面白かった。

    すっかりこの本のレビューを書いたつもりになってたのに、まだ書いてないことに驚いたので、慌てて書く。いや、それにしても、コレは非常に面白い。

    「第一章:ヒット曲の法則」なんかは、千原ジュニアが「にけつッ!!」とかで話していたのを先に聞いていたので、「あーここにその元ネタがあったのか」と思った。確かに「カノン進行」は一発屋に非常に多いなというのはぼくも以前から気づいてはいたけど、それを更に面白おかしく話を広げてくれていたので、非常に楽しめたし納得感も大きかった。

    他にも、ぼくがかつて大好きだったEテレの番組で、東京事変やDo As Infinityのサポートベーシストでアレンジャーでもある「亀田誠治」の番組「亀田音楽専門学校」宛らに、音楽理論をかなりわかりやすく噛み砕きながら、ヒットの法則について解説している部分は非常に面白かった。

    続く「第二章:なせCDが売れなくなったか」についても、ぼくが思っていたとおりの部分もあったし、どの章でもそうだけど、具体的なデータを用いて論を展開しているので、非常に説得力があった。

    音楽理論と市場とかそこまで本格的に詳しくないけど、でもJ-POPをちょっと小馬鹿にしている人にぜひ読んでいただきたいw

    ■EDIT


    ■新装版 こんな僕でも社長になれた 単行本(ソフトカバー) – 2012/8/31■

    すげえ面白かった。下手な小説なんかより遥かに面白い。

    僕が今書いているこの「JUGEMブログ」をはじめ「ロリポップサーバー」や「ムームードメイン」や、「minne・カラメル・カラーミーショップ」などのサービスを提供して いる、現GMOペパボ株式会社の創立者である著者の自伝。

    陽気な少年が引きこもりになるまでの経緯、体育祭の逃亡事件、引きこもり時代と、新聞配達しながら芸大を目指していた時代までが、淡々とした語り口で語られており、こ れがまた一遍の小説を読んでいるようで面白い。

    序盤、中学校でのある出来事をキッカケに学校での自分の居場所を完全に失ってしまい、そこからリカバリーできないまま高校に進み、環境が変わった高校でも挽回することが叶わず、遂には体育祭から逃亡するという流れが、なんとなく自分の少年の頃と重なってしまい、涙が出そうになった。

    別に彼と同じような状況下にあったわけではないのだけど、中学時代に僕が感じていた 孤独感や正体不明の焦燥感などを、読んでいるうちになんとなく思い出してしまった。

    でもそうしたことを、本当に「淡々と」語っている上に、余計な説明などが徹底的に省かれているので、割と分厚目な本の割に、スイスイと読める。と言うより、読ませる文章だと思う。この人は本当に文章が上手いと思う。

    特に、第五章の「ペパボ黎明期」からが俄然面白い。 




    ■EDIT


    ■さくらえび - さくらももこ■ さくらえび (新潮文庫) 文庫 – 2004/6/27

    さくらももこと言えば、言わずと知れた国民的アニメ「ちびまる子ちゃん」の作者であり、ちびまる子ちゃんそのものでもある人なわけだけど、僕は結構前から、この人のエッセイ が好きだったりする。

    それこそ、20歳くらいの頃に読書に目覚め始めた頃、まだ活字に慣れていない頃に「本を読む楽しさ」を教えてくれたのはこの人のエッセイだった。

    この本が刊行されたのは、奥付を見ると今から12年前で、リアルタイムで読んだことだけは記憶にあったが、エッセイという性質上、内容まではハッキリ覚えていなかった。

    更にはその時点までに刊行されている「さくらももこ関連の本」はほぼ全て読んでいたこともあり、度の本にどのエピソードが収録されているかまでは流石に覚えていなかった。なので、10数年ぶりに新鮮な気持ちで読むことが出来た。

    それにしてもこの人は本当に文章が上手い。非常にわかりやすくて面白い。

    一番最初に読んだ「もものかんづめ」のときほどのインパクトは流石にないけど、安定の面白さだ。特に息子ちゃんである「めろんくん(本書ではそう呼ばれている)」の「息子いましめビデオ」のエピソードが非常に微笑ましかった。

    また、さくらももこのエッセイを文庫で集めようかなあ。

    さくらえび (新潮文庫)
    さくら ももこ
    新潮社
    2004-06-27



    ■EDIT


    ■新ケチケチしないで500万円貯金しました-ハイシマカオリ

    サブタイトルが「三十路OLのゆるゆる節約ライフ」というところからも「普通のOLでも こうすれば500万円貯められる!」という節約&貯蓄メソッドと思いきや、著者自身のヘ タウマなマンガによる日記・エッセイ的ブログが書籍化されたもの。

    なので、タイトルについての具体的なメソッドがあって「こうすべし!」と導くものでは なく「私のライフスタイルはこんなんですよ」という絵日記なので、ガチな内容を期待していると期待はずれに終わるかもしれない。

    実際BOOKOFFで¥108で売られていたものを購入しただけなので、正直価格的にはこの あたりが妥当なところだと思う。

    あと「マンガ」という形式で書かれていることに加え力説系でもないため、何も考えず に読み進めてしまうと、内容が全く頭に残らない可能性があるので、監修の小宮一慶さん のまとめだけは読み飛ばさないようにしたほうがいい。

    とは言え、逆に言うと肩の力を抜いて読みやすくなっており、それでいながら結構なるほ どなと参考になる部分も多く、例えば別の節約系の本でも最近よく語られていることだけど「しょぼい節約なんてするな」という点には大きく共感できた。

    この漫画の場合だと、節約に必死になるがあまりにかえって時間がかかったり効率が悪くなったりすることに疑問を呈しており、その点は大きく頷けた。

    これについては、図らずも「【お題】ランチが楽しみ!あなたはお弁当派?それとも外食派?」にて同様のことを ぼく自身が痛感し、書いている。

    あと、何でもかんでもDIYするタイプの節約術も万人に通用する方法ではなく、向き不向きがあるという点もなるほどと思った。 まとめとしては、節約はライフスタイルを壊さない程度に「無理をせず」行うべきであり、 「何かを我慢する」よりかは「現状のムダを省くこと」を推奨している。

    その上で著者自身がそこまで無駄遣いするタイプではないため、結果として500万貯まったという話。

    また、別の節約系の本に書いてあった共通項として「使うと決めたものには遠慮せずバーンと使う」的なことも書かれていて、結局著作のメッセージの方向性としては「貯蓄とは 貯めるために行うものではなく、使うためにしていることだ」ということが書かれている。

    これはひとえに「お金」というものとしっかり真正面から向き合い、上手に付き合いましょうという意味合いなのだと思った。

    故に、かなりライトタッチで描かれてはいるが、実はある種「お金」というものを哲学的に捉えた、深い内容なのかもしれない。 少なくとも、良いヒントにはなった。



    ■EDIT

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