脳窓全開ブログ

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    カテゴリ:■音楽のこと > diskレビュー

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    LUNA SEA - LUV(9th ALBUM)
    2017年12月20日リリース

    ※REBOOT(再結成)後、2枚目のアルバム。

    ●収録曲
    ①Hold You Down
    ②Brand New Days
    ③誓い文
    ④piece of a broken heart
    ⑤The LUV
    ⑥Miss Moonlight
    ⑦闇火
    ⑧Ride the Beat, Ride the Dream
    ⑨Thousand Years
    ⑩Limit
    ⑪So Sad
    ⑫BLACK AND BLUE

    正直、いまいち。

    こちらもワンオクのときと似たような理由ですね。ただ、そのベクトルが少し異なるってだけで。

    具体的には、こちらも1曲1曲は非常にいい曲が揃っているとは思うんですよ。ただ、全体通して聞いた時にやはり物足りなさと言うか、「大人過ぎる感」を感じてしまうんですよね。

    こっちとしては、前作「A WILL」で言うなら「ROUGE」とか「Metamorphorsis」とかそういうアッパーで攻撃的な曲なんかも期待してたし、「Glowing」のようなヘヴィな曲も期待していたのに、そういう要素は大分薄まってしまった。

    確かにその分の「濃度」だったり、「深み」は増しているのはわかる。1曲1曲は非常にいい曲が揃っている。けど、全体的にピースフルな曲ばかりで、マイルドになってしまっているのが個人的には非常に残念。もちろん意図的にそうしてるんだろうけど。

    ただ、このアルバムの特設サイトでの、各メンバーのインタビューを読むと、むしろ前作「A WILL」のほうが「意図的」だったということがわかった。

    要は、そのときはまだ「これまでのLUNA SEAらしさ」みたいなものを出そうとしていたというのだ。

    確かに言われてみるとそれは感じたし、過去に、本作「LUV」に収録されているM1「Hold you down」のティザーMVを取り上げた際に詳しく書いている。

     

    で、改めて上記過去ログを読み返してみてハッとしたんだけど、正にこのアルバムを聞き終えた際の率直な感想を、この時もう既に書いてしまっていた。

    それは、「もうこの際バンド名を変えてやればいい」というもの。もうホント、これに尽きるんですよね。

    いや、もちろん「LUNA SEAはこうあるべきだ」とか「こんなのLUNA SEAじゃない!」なんて言うのは、上記過去ログでも書いたけど、オタクがアイドルや萌系美少女アニメキャラに処女性を求めているのと一緒で、自分も含めたファンが勝手に作り上げた妄信的でイタイ願望に過ぎない。

    しかし、それにしてもという話だ、この変わりっぷりは。

    ということで、またしても面倒くさい「全曲レビュー」にをやります。LUNA SEAなんでね。ぼく的にはやらない訳にはいかないと言うかなんというか。

    【LUNA SEA - LUV(9th ALBUM):2017年12月20日リリース】の続きを読む ■EDIT

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    ONE OK ROCK - Eye of the Storm(9th ALBUM)

    ●収録曲
    1. Eye of the Storm
    2. Stand Out Fit In
    3. Head High
    4. Grow Old Die Young
    5. Push Back
    6. Wasted Nights
    7. Change
    8. Letting Go
    9. Worst in Me
    10. In the Stars (feat.Kiiara)
    11. Giants
    12. Can't Wait / Unforgettable(海外版)
    13. The Last Time

    ※海外版との違いは、12曲目のみ

    正直、いまいち。

    前作の「Ambitions」の時にも書いたけど、クオリティはめちゃくちゃ高いんですよ。前作同様にね。ただ、大枠の感想としては前作と全く一緒となってしまうんですよね。

    ※関連過去ログ

    つまり、ものすごく偉そうな言い方になってしまうけど、「前作からの成長が殆ど感じられなかった」というのが一番大きいと思う。

    なんていうかもう、ワンオクは前作である種の到達点には達したんだと思う。

    もうホント、全く同じこと書くようだけど、クオリティが高すぎちゃって、キレイに整いすぎてて、面白みが全く感じられない。

    もっと言っちゃえば、前作「Ambitions」のほうがまだ、例えば「20/20」とか「American Girls(海外盤)」とか「I was king」あたりに「ワンオクらしさ」みたいなものの面影は残していたようにも思う。

    ところが、今回のアルバムについては、申し訳ないが殆どそうした要素は感じない。もっと具体的に言うと、「ワンオクである必要性」さえ感じないんですよね。

    なんていうか、Takaのヴォーカル以外、全て「誰がやっても一緒感」が拭えない。ギターがToruである必要性も、ベースがRyotaである必要性も、ドラムがTomoyaである必要性も感じない。

    ワンオクって昔から、ヴォーカルのTakaがその世界観を作ってきたみたいなところがある故に、スキルという意味でのレベルが上がりきったこのアルバムは、「ヴォーカルTakaのソロ作品感」がものすごく強い。

    前回のレビューの時にも書いたけど、海外の人に曲作りまでさせる今のスタイルについては、もう頭打ち感があると思うので、ファンだからこその個人的な意見としては、もうこのバンドは解散したほうがいいとさえ思う。

    と思っていたら、どっかのインタビューでTakaは、「30歳になったら言おうと思っていたんですけど、僕はこのままONE OK ROCKのシンガーでいたいと思っていないんです」「僕らの“賞味期限”はそんなに残っていない」と語っていたらしい。

    この発言にファンは騒然としているらしいけど、ぼくは正直そのタイミングはちょっと遅かったくらいなんじゃないかとさえ思えてならない。

    このアルバムについては辛めの意見だけど、ぼくはこのバンドは結構好きなので、いい状態のまま終わってほしいなあと、切に願っている。



    ■EDIT


    GLAY - BELOVED(メジャー3rd ALBUM)
    1996/11/18リリース



    22年前の今日リリース。これもやはり、バンドを始めたての頃に聞いたアルバム。

    とは言え、このアルバムの表題曲である「BELOVED」のシングルから、いよいよチャートの上位に入り始め、国民的認知度が跳ね上がってきてからの最初のアルバムということで、正直ぼくの中では、このアルバムでGLAYは終わった感がある。(実際、このアルバム以降聞いてない)

    「今回は愛情にあふれた、温かい作品にしたかったというのがありましたから」というTAKUROの言葉に象徴されるように、表題曲であるBELOVEDをはじめ、全体的にピースフルな曲が多いのが特徴と言えると思う。

    前作「Beat Out」が非常にバンドサウンド色が強い、いい意味で荒々しくざらついたアルバムだっただけに、当時のぼくは正直がっかりした。

    そんな中、このアルバムで唯一好きな曲が、M2「Lovers change fighters, cool」という曲だ。

    この曲だけはインディーズ盤「灰とダイヤモンド」にも収録されていそうな、当時のGLAYの尖った部分がフィーチャーされていて、それでありながら前作「Beat Out」で得た知見も盛り込まれていて、非常に楽しい曲だと思う。

    「灰ダイ」の頃のGLAYお得意の「言葉遊び的要素」が強い曲で、歌メロの文字数が非常に多くリズミカルで、ヴォーカルのTERUはレコーディングで非常に苦労したそうだが、ぼくはこの手の曲は大好きで、非常に得意としている。実際カラオケで歌うとすごく楽しい。

    だがそれ以外の曲については、アルバムを持っていたにもかかわらず全く印象に残っていない。まあ、ぼくにとってはその程度のアルバム。

    【【×年前の今日】GLAY - BELOVED(メジャー3rd ALBUM)】の続きを読む ■EDIT


    ■TMN - RHYTHM RED(7th ALBUM)■
    1990/10/25リリース

    ●SINGLE
    ・THE POINT OF LOVERS' NIGHT - 1990/07/07(21ts SINGLE)
    ・TIME TO COUNTDOWN - 1990/09/28(22nd SINGLE)
    ・RHTHM RED BEAT BLACK - 1990/12/21(23rd SINGLE)

    ■MEMO
    ・「TM NETWORK」から「TMN」にリニューアルした最初のアルバム。
     ⇒TMNとしては1st ALBUMで、旧ユニット名からの通算では7枚目のアルバム。



    28年前の今日リリース。

    長らく使用してきた「TM NETWORK」というユニット名の変更、大幅な音楽的スタイルチェンジ、そして「リニューアル」という新語を使ってのブランディング…

    という具合に、このアルバムはTMにとって非常に大きな意味合いのアルバムとなっていて、それについては、このアルバムの先行シングルのレビューにて記載しているので割愛。

    ※関連過去ログ 【×年前の今日】TMN – TIME TO COUNT DOWN(22nd SINGLE)

    アルバム全体的には、上記シングルのときにも書いたように、HM/HRに傾倒したサウンドになっていて、例えばM2「69/99」なんかは、小室哲哉が「ディープ・パープルのハイウェイ・スターを意識した」と語っているように、オールドスクールなハードロックサウンドになっていたりもする。

    でもこれはイントロからそんな雰囲気をプンプン匂わせているからまだいいとして、M4「GOOD MORNING YESTERDAY」を聞いたときには非常に度肝を抜かれた。

    前半部分はアコギによるフォーキーなバラードなので、何の疑いもなく「ああ、木根さんの曲なんだな」と思いきや実は小室哲哉作曲と知ってまずは1ビックリ。

    そのままフルコーラスいって、そろそろ終わるのかなと思いきや、アウトロをやけに引っ張るなーと思っていたところ、「ザガザガザガー」という稲妻のようなディストーションギターのリフによってそれまでの牧歌的な雰囲気は破られ、まさかのスラッシュメタルで流石に笑ったwここで一気に100ビックリ。

    いやこれは、曲終わったあと、マジでしばらく呆然としたw あれは一体何だったのだろうかとw

    でも、ぼくがこのアルバムで一番好きな曲は、実はそのあとのM5「SECRET RHYTHM」という曲で、歌詞はついているし人の声は入っているけど、ほぼインストな曲。

    ビート的にはヘヴィメタルではあるんだけど、ディストーションギターとのバランスで言うと、パッと聞いた感じ「LAメタル的」かと一瞬思う。

    でも最後まで聞くと、インストということもあってか、プログレ感もあって、ぼくはこういうの非常に好きです。それになんか、ゲームミュージック感もある気がする。

    でもこの曲は、M1「TIME TO~」のようにバンドサウンドを全面に押し出すというよりかは、それまでの小室哲哉のシンセと、このアルバムのテーマである「HR/MH」を、このアルバムの中で一番いいバランスで融合させた曲だと思う。

    また、位置的に5曲目ってところもすごく絶妙だと思う。この曲はホント、未だにかっこいいと思う。(でも、YouTubeにオリジナルの音源を上げている人はいなかった…)

    それ以外の曲だと、後にシングルカットされた「RHYTHM RED BEAT BLACK」なんかはバンドサウンド感はほとんどなくて、ジャンル的には所謂「HOUSE」と呼ばれる類のものだと思う(で、あってるはずwよく知らんけどw)

    あとやはり特筆すべきは、初めて木根尚登がヴォーカルを取ったM10「LOOKING AT YOU」だろう。

    多くの人がここで初めて木根尚登の歌声を聞いたと思うんだけど、ぼくも含め、おそらく皆「イメージ通りの声」だったんじゃないかと。 ものすごく温かみのある声で、曲に非常に合っている。

    と同時に、この声を聞いて今までの木根尚登作曲の楽曲たちに対する納得感みたいなものが深まった気がした。

    そしてラストを飾るM11「THE POINT OF LOVERS' NIGHT」については、シングルとは異なり、打ち込みではなくバンドによる演奏のため、アレンジそのものは変わってないのに、ものすごく印象が異なる。

    そしてこの曲は、バンドによる演奏が以外にもよく合う。シングルより断然このバージョンのほうがいい。



    ■EDIT

    SIAM SHADE - SIAM SHADE3(メジャー2nd ALBUM)

    1996年10月2日リリース

     

    ※メジャー2枚目、通算3枚目のアルバムのため「3」

     ⇒アルバムタイトルの「3」の表記は、正式にはローマ数字。

    ※全9曲

     ⇒シングルカット:M1. Why not?

     


     

    22年前の昨日リリース。

     

    このアルバムは、ぼくの人生を大きく変えたうちの1枚となっており、当時ものすごく影響を受けた。初めて購入して以来、何回聞いたかわからないし、今でもたまに聞く。

     

    というより、SIAM SHADEでプレイリスト作ろうってなると、確実にこのアルバムの曲が最も多く入る。それくらいに捨て曲なしの名盤。

     

    事実、このブログでは、過去のお題「あなたがおすすめする名盤は?」にてこのアルバムについて少しだけ触れている。

     

    ※関連過去ログ

     【お題】あなたがおすすめする名盤は? - 2017.05.03 Wednesday

     【今日のBGM:024】SIAM SHADE - Destination Truth - 2017.06.03 Saturday

     

    ちなみに、上記のお題は「ぼくの全音楽人生における国内名盤10選」というテーマで選んでいるので、ぼくの膨大なミュージックライブラリの中でも、相当優先度の高いアルバムだ。

     

     

    SIAM SHADEというバンドについて

     

    SIAM SHADEというと、一般的にはやはり「1/3の純情な感情」しか知られていなかったりして、ファンとしてはそれが非常に歯がゆいところではあるのだけど、本来的にSIAM SHADEは、ああいう「いかにもJ-POP!」という曲をやるようなバンドではないということを声を大にして言いたい。

     

    いや、確かにあの曲はあの曲で、一応SIAM SHADEらしさみたいなものは出ているんだけど、完全に「売れるために作られた曲」なので「アルバム曲好き」としては、捨て曲になってしまう。

     

    そういう意味で、ぼくの中でSIAM SHADEは「シングル曲がダメなバンド」だったりもする。これと同じことが、同系統のバンドである「Janne Da Arc」にも実は当てはまる。要は、あざといまでに「売れ線狙い」というのが曲に出てしまっているのである。

     

    特にタイアップ付きのシングル曲については、ファンだけど、申し訳ないけれど「クソ曲」しかない。特に「Dreams」や「曇りのち晴れ」なんかは、ファンだけど、申し訳ないけれど、クソすぎて大嫌いな曲だ。

     

    SIAM SHADEはインディーズの頃からそうした戦略に苦慮していて、元々はヴィジュアル系バンドだったわけだけど、そもそも彼らのルーツは「HR/HM」だったりする。

     

    で、その中でもとりわけ、RUSHやDREAM THEATERといったプログレッシブメタルからの影響を色濃く受けており、国内でも屈指の技巧派バンドだと言われている。

     

    よくJanne Da Arcと比較されることが多いけど、確かにジャンヌも非常に上手いのだけど、悪いがSIAMの足元にも及ばないとぼくは思っている。テクニック的な部分だけで言ったら、ファン目線を差し引いても国内で五指に確実に入るバンドだ。

     

    それこそ、このバンドのギタリストである「DAITA」は、後に氷室京介のサポートギタリストを務めることになるわけだけど、氷室に「今までやってきたギタリストの中で間違いなく一番うまいやつ」と言わしめてもいる。

     

    だが、完全に真正面からそのジャンル感を前面に押し出していっても、彼らが結成された93年頃はすっかりメタルのブームなんて終っているどころか、時代遅れも甚だしいと言うような時代であった。

     

    そしてそれと同時に、ヴィジュアル系バンドブームの頃でもあったため「バンドの知名度向上のために、髪を伸ばしあえてメイクをして」おり、バンド加入時のDAITAは短髪だったため、かつらを被ってステージに立っていたというのは、ファンの間では知られた話である。

     

     

    SIAM SHADEとの出会いは、バンド専門誌

     

    そんな中、メジャーデビューしたものの、すぐにはセールスに恵まれず、まだ誰も彼らのことなんて知らない状況であったにもかかわらず、ちょうどこのアルバムがリリースされる時期に合わせて、シンコーミュージックから刊行されている「月刊GiGS:96年11月号」の表紙を飾っており、それがぼくとSIAM SHADEの出会いだった。

     

    ※クリックで拡大

     

    当時GiGSを定期購読していたぼくは、SIAM SHADEについては「名前だけは聞いたことがある」程度の知識しかなく、曲なんて殆ど聞いたことがなかった。

     

    しかし表紙を見た瞬間に、何かただならぬ気配を感じていて、「おれはもしかしたら、このバンドのことをめっちゃ好きになるかも知れない」と予感していた。

     

    その特集記事を読み進めていくにしたがって、その気持は次第に強くなり、インディーズでリリースされていた彼らの最初のアルバムである「SIAM SHADE」および、メジャー1stである「SIAM SHADE2」を、なんと同時に購入するという博打に出た。

     

    だが、「父親がレコード屋のため安く購入できる」という特権の恩恵を差し引いても「絶対にこのアルバムはおれの好きなアルバムだ」という確信があった。外さない自信しかなかった。

     

    で、実際聞いてみた2枚のアルバムは非常に好みのものだったので、すぐさま3も追加で購入した。

     

     

    ライブ盤かと思うくらい生音感全開なバンドサウンド

     

    1と2自体もぼくにとっては非常に名盤だったが、3を聞いて更に驚いた。と、同時に「このバンドについて行こう」とも思った。

     

    まず、インディーズでリリースされた1は、ヴィジュアル系の世界観を出しながらもアマチュアとは思えないくらいのものすごいハイレベルな演奏技術を見せつけ、2ではROCKもPOPも何でも出来るんだぜという引き出しの多さと作品としてのクオリティを見せつけ、この時点でこのバンドについて大いなる可能性を感じた。

     

    そしてこの3では、それらをさらに加速させながらROCKの部分を強調し、ライブ盤を聞いているのかと思うくらいの生々しいバンドサウンドを作り上げた。このアルバムを初めて聞いた時は本当に衝撃的だった。初めてXやLUNA SEAと出会ったときと同じレベルの衝撃と言っても過言ではなかった。

     

    続きを読む以降にて、出来る限り動画を埋め込みながら、1曲ずつ楽曲を解説していきたい。

    【【×年前の今日】SIAM SHADE - SIAM SHADE3(メジャー2nd ALBUM)】の続きを読む ■EDIT

    Lynch. - Sinners - No One Can Fake My Blood - (Full Album) [2018]

    2018/04/25リリース

     

    Bs.明徳さんの不在時、各曲に錚々たる顔ぶれのベーシストを迎え入れてリリースされた「SINNERS-EP」に、シングル「BLØOD THIRSTY CREATURE」の3曲をプラスし、ベーストラックをリテイクの上、曲順シャッフルにて収録したアルバム。

     

    各曲はすごくいい曲なんだけど、最初からランダム目的とは言え、曲順をなんでこの並びにしたのか非常に疑問。いくらなんでも適当すぎやしないか?と疑問を抱かずにはいられないくらい酷い並べ方。

     

    1曲目のクソかっこいいインスト曲が明けていきなりミディアムバラードの「SORROW」が来て、その後にOPナンバー的な「BLØOD」というのがもう違和感ありまくり。

     

    で、3曲目に「BLØOD」と同系統の「Black Out Destroy」が立て続けに並んでいるというのもバランスが悪い。せめてこの曲はラストあたりに持ってきたほうがいいのではないかと思う。

     

    更にはめちゃくちゃ破壊的な「Black Out Destroy」の後に、「タイアップを狙った」というくらいに狙いすました歌モノである「Kareido」が来たりと、もうめちゃくちゃ。

     

    本当に1曲目以外、目を瞑って「はいこれー」ってやったか、あみだくじで決めたとしか思えないくらい適当すぎる並びでびっくり。なぜ、LIVEのセットリストを決めるときのように決めなかったのか。

     

    音的な部分での変化としては、イヤホンで聞くとよく分かるというレベルでベースをいじっている感じ。大幅に歪ませたり「はい!変えました!」っていうくらいのあからさまな変え方はそんなになく、さり気なくフレーズを変えている感じ。この辺りは非常に見事だと思う。

     

    とは言え、「CREATURE」のスラップ部分は、これでもかというくらい叩いてて聞いた瞬間爆笑したけども。あとは「Kareido」でのAメロ部分でさり気なくスラッピングしてて、それもそれですごく良かった。

     

    LUNA SEAのSUGIZOのYouTube生配信「SUGIZO TUBE」にて、lynch.からVo.葉月とGt.悠介が出演した際に、「改めてベースを取り直してすごくしっくり来た」という旨の発言をしていたけど正にそのとおりで、どの曲も何の違和感もなかった。

     

    でも、この曲順はないわー。

     

    ■EDIT


    ■ONE OK ROCK - Ambitions【8thALBUM】


    もうすっかり世界に通用するレベルの、日本を代表するバンドという風格さえ漂うアルバム。パッと聞いた感じ、洋楽とまるで遜色がない。

    無論、ワンオクにそれだけのポテンシャルがあったことは、過去のアルバムでも当然のことながら感じていたことだけど、それを決定的なものにしたのは、やはり何と言っても前作「35xxxv」なのは言うまでもない。

    で、今回のアルバムは、そこからのワールドツアーを経ての2年振りのアルバムだからして、前作よりも更にスケールアップしているのは当然のことなんだけれども、でも何ていうかこう「あまりにもキレイにできすぎちゃった感」があって、良くも悪くもこれまでのワンオク感が薄らいでしまっている感が否めない。  
    【ONE OK ROCK - Ambitions】の続きを読む ■EDIT

    ■ONE OK ROCK - 35xxxv Deluxe Edition■

    2015年2月11日に発売されたONE OK ROCKの7枚目のアルバムである「35xxxv」を「全英語詞+未発表曲2曲」と言う形でアメリカにてリリースしたもの。日本で割と最近レンタル化されていたので、レンタルしてきた。 「全英語詞」とは言っても、そもそもワンオクってバンド自体がここ最近特に英語比率を年々増してきていて、更には元々のこのアルバム自体が、その先に行われるワールドツアーに先駆けてのリリース(本格的な海外活動を視野に入れたもの)なだけに、今までの中で最も英語比率の高いアルバムであった。このため、例えば「SIAM SHADE VII」の時のような「あの曲が英語詞に!?」っていうサプライズ的な要素は皆無だ。 それどころから寧ろ、英語・日本語半々の曲での日本語パートを英語にした事によって、譜割りが大幅に変わってしまっており、これまでにオリジナルを聴き込んでしまっているだけに、どうしても無理矢理感が否めなかった。なんかこれって、日本のヒット曲を海外の上手い人がカバーした時の「上手い人がカバーしているからこそ生じてしまった妙な違和感」にすごく近いなと思った。 特にそれを如実に感じたのが、僕がこのアルバムの中でも1、2を争うくらい好きな曲である「Memories」で、元々は、前半は英語後半は日本語という造りなのだけど、日本語パートも前半の英語の譜割りに合わせているからか、割と「文字数詰め込み8分音符キチキチ系」なのに対して、全英語だと妙に間延びしてしまっており、ヴォーカルのドライブ感が和らいでしまった感さえ否めない。 それ以外の曲に関しては、特に元々英語オンリーの曲などについては、音のmixが多少変わってるだけだったこともあり、殆ど「ながら」でしか聞いていなかったので、違いについては気づかなかった。(だってリリースされてから現時点までの間にさんざん聴き込んじゃってるから!) 多分、しっかり聞けば色々と違いは出てくるんだろうけど、ながらでイヤホンではなくエアーで聞いてるとmixの違い以上の違いにはまず気付かない。 で、Deluxe Edition限定の未発表曲2曲については、逆に日本語版を聞いたことがないので、違和感を感じようもない。多分跡で日本語版を聞いた時に、違和感を感じるんだろう。こーゆーのは得てして「先に聞いた方」が先入観として残ってしまうから、ある種、どうしようもない。 あ、でも「XのSADISTIC DESIRE」と「X JAPANのSADISTIC DESIRE」では、先に聞いてたのは前者だけど、いまどっちが好きかって言うと、圧倒的に後者の方だし、逆に「WEEK END」は後にレコーディングし直されてシングルカットされた方より、BLUE BLOODバージョンのほうが好きだったりする。 話が逸れた。 それにしても、このアルバムに限らずいつも思うのが、海外のアーティストが日本で出すときとかに多いんだけど、既存のアルバムに新たに曲を追加したものを再リリースする時(例えば日本版とか)、どうして「既存の曲順にそのまま後から追加するだけ」になってしまうんだろうかと。 アルバムに収録されている曲順だってセットリストと同じで、1曲目から最後の曲までの「流れ」ってのがあるわけなんだから、そのせいで変な終わり方とかしたらどうすんだよって話にならないのか?おれだったら絶対に許せないんだけど。 とは言え、未発表曲2曲はどっちも良かったけどね。いい意味で完全に「洋楽の音」になってる。そりゃ世界各国で人気も出るわ。  


         

    ■EDIT

    ■LINKIN PARK - LIVING THINGS■   みんな大好きLINKIN PARKの5枚目のアルバム。何故か世界最速の先行販売が日本でされたのが、2012年の丁度今頃。 前作「A Thousand Suns」のカオスっぷりには正直面食らったというか、ドン引きというか「どう解釈すればいいのかわからない」という大いなる戸惑いをもたらしてくれたアルバムで、新境地を開拓したというより、何かを模索していたというか実験的要素の強いアルバムであったのに対し、ここではある程度「今後のLINKIN、こんな感じで行きやすんでよろしく」的に腰が座った感を感じることが出来たアルバムになったと言えるのではなかろうか。 前作では大分エレクトロ路線に踏み込んだアプローチを試みており、その中で得た知見を元にして、それ以前から元々持っていたミクスチャー的な要素を見事に昇華させることに成功したことが、1曲目の「LOST IN THE ECHO」から明確に見て取れる。ある意味でこの曲が、このアルバムのすべてを物語っていると言うことに、異論はないだろう。 更なる解釈を試みるならば、前作「A Thousand Suns」さえも、ある意味で布石とか伏線的な意味で「このアルバムを作るためのデモ音源だった」とさえ言えるのではないかと、個人的には思っている。 エレクトロ、ラップ、オルタナティブetc.を、LINKINの個性をふんだんに盛り込んだ上でキチンと成立させているのは、最早流石としか言いようが無い。LINKIN PARKだからこそ出来る音楽。 敢えてこの言葉で表現するなら、これこそが本当の意味での「ミクスチャー」だと思う。      

    ■EDIT

     このアルバムは、9年前の今日、リリースされた。 ■LINKIN PARK - Minuites to Midnight■
    彼らの3rdアルバムである「Minutes to Midnight」は、所謂、形骸化した「ミクスチャー(笑)」というジャンルへのアンチテーゼ、そしてそこからの脱却及び破壊と再構築であり「純然たるバンドサウンドへの帰結」というのがテーマであると解釈出来る。そしてそれは、実際にサウンド面にも、瞭然的な変化として如実に現れている。 音数は極限にまで削られ、ギターの歪みも、それまでのエフェクティブでメタリックなザクザクとしたものから、チューブアンプのナチュラルなものに変わっているし、更には、メンバーにターンテーブリスト(DJ)がいるにも拘らず、そうしたアプローチを殆ど忘れさせてしまうほどにベーシックなバンドサウンドというものが、徹頭徹尾一貫している。 ただ、3rdに於けるバンドサウンドの変化というものは、実は2nd「Meteora」の頃から垣間見えていた部分でもあり、2ndで彼ら自身が自問・模索・提示していた命題に対する、1つのアンサーが昇華した結果であったようにも思える。 個人的には、4曲目の「Bleed it out」のサビの一節が、それを象徴しているのではないかと思っている。

     I bleed it out, Diggin' deeper just  to  throw it away  (オレは全てを曝け出し、そいつを捨てるためだけに、ただひたすら深く掘り続ける)

    新しい何かを掴み取るためなら、今まで積み上げてきたものを一旦全部ブッ壊して捨ててしまうことも厭わない、という意思表明とも解釈できるのではないだろうか。 JUGEMテーマ:お気に入りCD  
          ■EDIT

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