91uQc3l2ryL
Rの異常な愛情 ──或る男の日本語ラップについての妄想──

面白かった。

本書については、R指定本人が執筆したというよりも、R指定とインタビュアーを交えての対談形式というか、トークイベントを文字起こししたものらしい。それだけに非常に読みやすかった。

内容的には、R指定さんがDJ松永さんとやっているユニット「Creepy Nuts」として、二人でやっている「オールナイトニッポンZERO」の中の1コーナー「日本語ラップ紹介」とほぼ一緒で、なんなら、取り上げるアーティストによっては内容が重複しているところもあった。

が、やはりR指定さんのラップオタク所以の分析・考察力は凄まじく、餓鬼レンジャーのメンバーやRHYMESTERのMammy Dさん本人との対談でも本人らが舌を巻くほどの考察っぷりを見せている。

あと個人的にすごく面白いと思ったのが、RHYMESTERとTBHこと「THE BLUE HARB」のビーフ(HIPHOPカルチャーの中での揉め事)についての話。

ビーフ自体はかなり昔で、他のメンバーは和解的な接点はあったものの、Mammy DさんとTBHのILL BOSTINOさんだけは長いこと接点を持たずに来ていたそうで。

で、あるフェスか何かの会場でCreepyの二人が、DさんとBOSSさんの二人が同じ場所に偶然に鉢合わせるも、目があった瞬間お互いニヤっと笑って肩組んだ瞬間を目撃して「すげえ!」って熱くなった瞬間があったというエピソードが面白かった。

 まとめ


きっとR指定さんは文章も上手い人だと思うので、今度はR指定さんが描き下ろした形でのジャパニーズヒップホップ論とかを読んでみたいなと言う気もした。


 
 

ちょっとでも楽しんでいただけたり、参考になりましたら、読者登録をいただけると嬉しいです。

※「ブログリーダー」は「LINE」に更新通知が届きます。
※FeedlyはRSSで更新通知が確認できます。 ■EDIT