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ヒップホップドリーム - 漢 a.k.a. GAMI

面白かった。
が、長い!

読んでいる途中で正に彼自身が大麻所持で逮捕されたという報道が出てきて、非常にタイムリーだったこともあり、そういう意味でも「興味深い」という意味で面白かった。

文庫本だし、自伝的な内容っぽいので、集中して読めば2日位で読めるだろうと思っていたが、割と1P辺りの情報量が多いと言うか、段落や行間があまり空いてないので、文字がびっしり埋まってるイメージで、読了までにかなりの時間を要してしまった。

まあ、ずっと家で読んでたから「集中して読めなかった」という要因のほうが大きいのだろうけど、それを差し引いてもやはり、情報量は非常に多いと思う。

内容的には、MC漢 a.k.a. GAMI⇒MSC⇒9sari Groupに至るまでの成り立ちと言うか、経緯が中心ではある。

だが、その過程の中で彼自身が「ストリートビジネス(いわゆる裏社会的な悪いこと)」で生計を立て、そこで稼いだお金で音源を作成する、というスタイルだったようだ。

※具体的にはドラッグディール的なことで稼いでいたらしく、全盛期では月に数百万単位で稼いでいたらしい。

けど、中でも、かつて自身が所属していた「Libra Records社長とのビーフ(揉め事)」やラップバトルとして有名な「UMB(Ultimate MC Battle)」の運営に関するゴタゴタなど、所謂「リアルな裏社会系ストリート事情」について赤裸々に書かれており、なかなか血腥い話も多かった。

その中でも特に、ぼくの敬愛するラッパーの1人である「晋平太」ともこのUMBの裏事情絡みで揉めており、その辺りの話も興味深かった。

何れにしても、MC漢に興味のある人や、所謂「THUG(サグ ※HIPHOP的な文脈で言うところの悪党とかチンピラの意)」なHIPHOPに興味のある人、或いは単純に裏社会系の話に興味のある人なら、そこそこ楽しめるのではないかと思う。

ヒップホップ・ドリーム (河出文庫)
漢 a.k.a. GAMI
河出書房新社
2019-07-05

 
 

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