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ゼロから始める魔法の書(2017)


微妙。というか、兎に角「地味」な作品だと思った。

 世界観について


電撃文庫で大賞を受賞した作品らしく、いわゆる「ファンタジー」であることは一目瞭然なんだけど、タイトルやキービジュアルから、いわゆる「リゼロ(Re:ゼロから始める異世界生活)」との関連があるのかと思いきや、全く関係ないっぽい。

また、この時代における「ファンタジーもの」というジャンルからして、もう少しSAO(ソートアートオンライン)的なRPG要素があるのかと思いきや全く無く、どちらかと言うとジブリ系にさえ近い気もした。

その中において「魔術」と「魔法」が微妙に異なる概念のものとして描かれていたりして、そのあたりの違いを聞き逃して、正直よくわからないまま進めてしまったため、最後まで「なんだかよくわかんない」で終わってしまった。

また、「獣堕ち」と呼ばれる半獣半人との関係性も「ふーん」って感じだった。

いずれにしても話の根幹としては、「魔女や人間や獣堕ちとの関わり」だったり、「魔法を扱うことの危険性」についてだったり、話の根幹自体は非常に重厚かつ、哲学的なテーマだったりと見ごたえそのものは十二分にありそうではある。

しかし如何せん、12話しか無いからかその辺りの深みを伝え切るには時間があまりにも足りなすぎる印象。事実、敵だった「13番」が味方側についたのも、かなり唐突な印象だったし。

しかも「魔法」をモチーフにしたファンタジー物では有るものの、バトルものではないため、兎に角ストーリテリングが地味になりがち。

そういう意味で全然期待していた感じではなかったので、僕にとっては非常に退屈だった。

 OP&ED




ゼロから始まる魔法の書OP  発見者はワタシ

歌っているのは「たぴみる」さんという方で、「タピオカミルクティー」が名前の由来だそうです。で、元々はニコ生とかでゲーム実況の配信や歌ってみたをやっていたみたいですね。

なんか、この手の経歴を持つ方がアニメの主題歌をやるってのが、もはや珍しくなくなってきましたね。

曲そのものはパンク寄りなピアノロックっぽい感じで、いかにも女性声優が歌ってそうな元気感の強い明るい曲ですね。

でも「発見者ワタシ」という変わったタイトルではあるものの、曲そのものは割と普通で、別段特筆すべきことがない曲でもあり、身も蓋もない言い方をしてしまえば、大して面白みのない曲って感じですかね。



【重新上傳】從零開始的魔法書 ED - はじまりのしるし(中+英+日+羅馬字字幕)

こっちはEDで、「Chima」さんというシンガーソングライターの方の曲です。

OPの「たぴみる」さんはニコ生出身でLantisから出していたりするので、もろアニソン系歌手の枠だと思うんですけど、Chimaさんについては「スワロウテイル」や「Love Letter」等で有名な、あの映画監督「岩井俊二」さんと「ikire(イキレ)」というユニットもされているそうで。

どうやら、ChimaさんのMVの監督も努めたことがあるようなので、おそらくはその繋がりなんでしょうね。

曲自体は、いかにも女性シンガーソングライターらしい、アコギ弾き語り系のフォーキーな曲なんですけど、軽やかでやわらかいタッチの曲だから一瞬3/4拍子かと思いきや、よくよく聞くと「6/8」なんですよね。

EDの絵とも相まって、甘ったるいと言うよりかは、ふわふわした暖かさを感じる優しい曲で、ぼくはこの曲きらいじゃないですね。まどろみの中で聞いたら心地よさそう。

 まとめ


AmazonのレビューやYouTubeのコメ欄なんかを見ていると、割と好意的な意見が多いのがちょっと意外でしたね。

で、ヒロインの魔女である「ゼロ」がかわいいって意見が非常に多いのだけど、正直それはどうかなあという感じ。

作品は微妙だったけど、ヒロインは可愛かったという意味でいうと、前回取り上げた「虚構推理」のヒロイン「岩永琴子」の方がぼくは好きですけどね。

まあいずれにしても、12話で終わってよかったですね。このテンポ感で24話もやられたら絶対途中で脱落してたと思う。FGO(Fate/Grand Order)ですら脱落したんだから。

 
 

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