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ぼくがいま、ほぼ唯一現役で好きなバンドである「lynch.(りんち)」さんのNEW ALBUM「ULTIMA(アルティマ)」が本日リリースされるってことで、先んじて公開されているMVと、その他のアルバム収録曲をシェアしたいと思う。

まあ、ブログネタに困ったときの、動画シェアシリーズってやつですよね。

いやまあ、ネタに困ってると言うか、書きたいことは山ほどあるんですけど、どれも時間がかかりそうなので、後回しにしているうちに時間がなくなるっていうパターンなんですけどね。

まあそんな超つまらない話はさておいて、とりあえずこの動画を見ていただきたい。そしてV系を毛嫌いしている人も含めて、もっとlynch. さんのことを知ってもらいたい。本当にいいバンドなので。


 XERO



XERO / lynch.

MVそのものについて


サビアタマで始まる構成はいかにもシングルっぽいですけど、別にこの曲が先行シングルってわけではないんですよね。シングルとして切らずにMVを先行公開するってことは、おそらく後からのシングルカットの予定もないんでしょう。

しかし、MVのクオリティがどんどん上がってる気がしますね。かけられるバジェットが増えてきてるんでしょうかね。非常に喜ばしいのではないでしょうか。

楽曲そのものについて


で、肝心の楽曲についてですが、サビのメロは非常にキャッチーで、良くも悪くもいかにも「lynch. のシングル!」って感じですね。

でも、サビが終わってイントロに入ったときのコード進行が一転して異なる展開となるので、一瞬「あれ?」ってなりますねこれ。

で、間奏に入ると、最近のlynch. さんお得意の「ビートやテンポがまるっと変わる展開」が始まるわけですが、この曲ではテンポ早めの8ビート(4拍子)から、ものすごくヘヴィネスな6/8拍子に変わります。メタル系ではよくあるアプローチですね。

この時のGt. 悠介(ゆうすけ)さんのギターの8分の刻みも含め、lynch. がただのV系バンドではなく、ラウドロックバンドなんだということを、否が応でも知らしめてます。

でもこの間奏のすごいところは当然そこではなくて、やはり、その最後の最後にでてくるVo. 葉月(はづき)さんのグロウル(02:09辺りから)ですよね。これやばくないですか。

おそらく、lynch. の全楽曲の中でも、公開されている中では最も低音域じゃないですかね。レコーディングされているものなので、ある程度いじられているのは承知ですけど、にしてもって話ですよね。

もう「獰猛」というより「凶悪」、更に言うならもはや「魔神覚醒」のような悪魔的ニュアンスさえ感じるくらいの不気味さ。ラスボスが痛恨の一撃を放つ直前に上げる唸り声みたいなイメージですよね。

で、lynch. さんの今回のアルバムについてのインタビュー記事を読んでたのだけど、この曲については、LUNA SEAのRYUICHIこと「河村隆一」氏がコーラスで参加されているとのこと。

どのへんだろうと思って聞いてみると、サビのファルセットの部分と、曲の最後の「永遠に いのちを奏で」の行(くだり)のユニゾンのところらしいですね。

確かにこの部分、やけにユニゾン分厚くしてるんだなと思ったら、そういうことだったんですね。なるほど。

※インタビュー記事
 

 IDOL




IDOL / lynch.

MV(?)について


まあこれMVっていうか、所謂リリックビデオみたいな感じですよね。

でも公式が制作して出しているものなので、ただの静止画動画ではなく、ちょっとエフェクトかけたりして、またそれが結構いい感じに仕上がっててかっこいいですね。

楽曲について


先のXEROとは異なる意味での、非常にシングル感のあるPOPでストレートな8ビートナンバーなので、ビートロックで育った世代としては、それだけで結構アガりますね。

V系バンドでこうしたストレートな8ビートロックっていうと、ともすれば非常に「古い」とも取られかねないとも思うんですけど、とは言え「ギター7弦・ベース5弦」のラウドロックバンドなので、寧ろ楽曲の幅広さ・豊富さというのを見せつけることが出来ているのではないかと思う。

今だからこそこういう曲って、本当に実力のあるバンドや自信のあるバンドじゃないと出来ないでしょうからね。

で、この楽曲「IDOL」というタイトルについてですが、この手のV系バンドが「IDOL」という単語を使う時って、所謂一般的な意味合いの「アイドル」って言うよりは、「偶像」という意味合いや文脈で使うこと方が多いと思うんですよね。

※BUCK-TICKのアルバム「COSMOS」にも正に同じタイトルの楽曲もありますしね。

けど、リリックビデオ的に歌詞が表示されているので、それを読み解いていくとわかりますが、ここでいう「IDOL」とは正に、日本的な文脈と意味合いにおける「アイドル」のことだったりします。

歌詞の「指先ひとつで幻影(ゆめ)を見る」なんかは、スマホ世代やその依存のことでしょうし、「だから勝手な妄想で、ぼくを造ってみせて キミの大胆な発想で血が流れるのさ」なんてのは、過去に起きた、狂信的ファンによるアイドルの痛ましい殺傷事件の暗喩ですよね。

で、個人的にニヤッとしたのがサビ終わりのフレーズである「お人形なんて演ってられない」「お愛想なんて撒いてらんない」のところのメロと歌詞。

この部分が、相川七瀬のデビュー曲である「夢見る少女じゃいられない」のサビ終わりに非常に酷似しているんだけど、もしこれを聞いて「パクリだ!」とかいうやつがいるとしたら、ちょっと読解力が浅いなと思う。

これおそらくですけど、意図的に似せてると言うか、引用的な使い方だとさえ思うんですよね。だって、元ネタの相川七瀬の方の曲タイトルもっかい読み返してみてくださいよ。「夢見る少女じゃいられない」ですよ。

テーゼそのものは少し方向性は異なるけど、言わんとしていることの意味合いの類似性はかなり近いものがあると思うんですよね。

なのでそういうところも含めて、非常に面白い曲だなと思うし、なんならカラオケに入って欲しいですよね。

 まとめ


アルバムは本日リリースってことで、早く聞きたくてしょうがないんですけど、正直好きなバンドであっても「CDそのもの」って要らないんですよね。

じゃあ配信のものを全てダウンロードでっていうのも実はちょっと嫌で、端末に左右されずにデータを持ちたいんですよね。

あと、やはりたとえあ好きなバンドでも、アルバム1枚に対して¥3000とか正直高いなと思っていて、現状「レンタルショップ」が有るのであれば、結果的にそれが一番安上がりになるので、ひとまずレンタルされるのを待ちたいと思います。

にしても、他の曲が楽しみすぎる。どんな曲なんだろう。

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