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ソープランドでボーイをしていました - 玉井次郎


面白かった。


とはいえ、こんな表紙の文庫本なので、たまにコンビニなんかで売ってる「BUBUKA」とか「裏物JAPAN」系列の「アングラ・ゴシップ系」のような業界裏話を期待していたんだけど、そうではなかったので、正直ちょっと物足りなさは感じた。

内容的には、奥さんとそこそこ大きい息子もいる50代のおじさんが、うまく行っていた投資で調子に乗りすぎて資金を溶かして財産の大半を失ってしまい、そんな時にダメ押しとばかりに東日本大震災の被害に遭って職も失う。

そんな、路頭に迷う寸前のところで見つけた東スポの「ソープランドの求人広告」に、藁にもすがる思いでしがみつき、仙台からはるばる単身赴任のような形で上京し働くことになった、著者自身による日記的エッセイ。

超絶ブラックな業界に足を踏み入れつつも、やさぐれることなく、終始人の良さが垣間見えるところに非常に好感が持てた。

もっと業界特有のエピソードがあればよかったのにな、という感は否めないが、読み物として非常に面白かった。

自分もかつて「フィリピンパブ」で短期間バイトをしたことがあり、風俗業界の内部もなんとなく想像はできたので、余計に楽しめた。

そんなに長くもないので、気軽に読める一冊。久々のオフィス出勤の際の行き帰りの電車内で読了。

そういや「バイトのこと」のカテゴリ、最近めっきり更新してないや。それこそフィリピンパブのことも書かなくては。

 
 

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