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論破力 (朝日新書)  - ひろゆき(西村博之)著

なかなか面白かった。

 「論破力」とは要するに「説得力」


要するに「論破力=説得力」という話なので、「口喧嘩に勝つ方法」みたいな話とはまた少し違い、「説得力を高めるにはどうすればいいか」を言うことについて語られている。なので、割とビジネスシーンで使えそうな話が多かった印象。

 とは言え「論破したい」という場合は


本書については先述の通り、全体を通して「説得力を高める」ということを前提に書かれているので、所謂著者のキャラクタを知っていて、「論破するためのメソッド」を知りたいと思っている人にとっては、ちょっと物足りなさすら感じてしまうかもしれない。

でも、とは言えそこは「ひろゆき氏」ですから、本書の中の「ひろゆき流キラーフレーズ1~3」を参照にすると、その辺りが学べると思います。

ひろゆき流キラーフレーズ

 1. いま、なんで過去形ですか?
 2. ○○○ってどういう意味ですか?
 3. はい・いいえで答えてください

これ。

確かに、ひろゆき氏が、誰かと対談だったりディベート系のトークをしている動画を見てると、よく聞く気がする。

特に2についてはぼく自身も知らずのうちに結構使ってた。要は「言われたことに対する具体的な意味を問う」ってやつ。

これをYouTubeのコメント欄や掲示板系のアンチコメントや煽り系コメントに対して返すと、大抵の場合黙らせることができる。

これは本書の中でも語られていることなんだけど、アンチコメントや煽り系コメント等、自分にとって不快なコメントや頭ごなしな否定コメントって、その大半が「感情論」なんですよね。

※一見、論理的な場合であっても「結局は感情で物を言っている」という場合が往々にしてある。

そういった相手に対して「それってどういう意味ですか?」とか「それは具体的にどういうことでしょうか?」と聞き返すことで、「会話のイニシアチブ」をこちらが握ることができるんですよね。

相手側としては「それはどういう意味なのか・具体的にどういう意味なのか」を問われてしまうと、マウントを取るために感情的に何かを言い切った以上、答えないわけにはいかなくなる。

けど、そもそもの論拠が感情論に依存したものであった場合、往々にしてそこで言葉に詰まって何も言えなくなるか、回答を提示してきた場合でも「その揚げ足を取る」という形で反論すれば、論破できる成功率は格段に上がるんですよね。

まあ、これはぼくの場合、テキストベースでの体験談ですけど、1と3については、主に「対面での会話」の場合において有効な手段ですよね。

特に3なんて「相手の回答を二極化して余計なことは喋らせず、完全に主導権を握っている」という状況なので、論破はしやすいですよね。まあ、その代わりものすごく嫌われるでしょうけどw

 まとめ


とまあ、こんな感じで、実際に論破するための実用的な内容もそうだけど、それよりかは冒頭にも書いたように、「説得力を高めるにはどうしたらいいか」というのが本書の本質です。

なので「プレゼンがうまくなるようになりたい」とか、そうした目的で読むのもありではないかと思います。


論破力 (朝日新書)
ひろゆき
朝日新聞出版
2018-10-12

 
 

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