61zMi8LEbSL._SL1500_
ONE OK ROCK - 35xxxv(7th ALBUM)


5年前の今日リリース。

最近のワンオクは全然好きじゃないけど、このアルバム辺りまでは結構好きで、思うに、現在の路線とこれまでのワンオクのちょうど転換点的なところで、最もバランスが取れているアルバムなんじゃないかと思う。


●収録曲

1. 3xxxv5
2. Take me to the top
3. Cry out
4. Suddenly
5. Mighty Long Fall
6. Heartache
7. Memories
8. Decision
9. Paper Planes (featuring Kellin from Sleeping with Sirens)
10. Good Goodbye
11. One by One
12. Stuck in the middle
13. Fight the night

奇跡的にフルが消されてなかったので、載せておく。なので、全曲解説もやっておこうかなと。

因みにこのアルバムから、海外のミュージシャンやエンジニアさんたちの手を借りて、曲作りの段階からかなり手が加えられており、純粋にバンドメンバーだけで作曲した曲というのが非常に少なくなってきている。

要は、本格的に海外進出に乗り出すための第一歩的なアルバム。この辺りからバンドに対する評価も非常に賛否が分かれるようになってきた印象。

 1. 3xxxv5


オーバーチュア的なインスト曲。

不吉な色の空を思わせるような重たいドラムの音と、TAKAの日本語と英語によるナレーションが混ざり合いが、火に炙られた紙のように黒くジリジリと燃え尽きていく中、一気にその炎が燃えがるかのように炸裂するTAKAののシャウトがかっこいい。

数あるワンオクのオーバーチュアの中でも最も好きな曲。

 2. Take me to the top


前曲からそのままなだれ込み式で始まる曲。

これまでのワンオクによくある、ド頭からいきなりTOPスピードに引っ張り上げてくるようなアッパーチューン。

でも、この辺りの流れのかっこよさ、というかそもそもの曲のかっこよさということで言うと、4th ALBUM「Nicheシンドローム」の「Never let this go」の方が個人的には好き。

前作アルバム「人生×僕=」での「Ending Story??」も非常に良かっただけに、そこと比較しちゃうと、いささかパンチが弱い感を感じてしまう。

サビはアッパーなんだけど、それと比較するとAメロがダウナーすぎる感が否めないのと、途中テンポがガラッと変わってしまうのも、ぼくはちょっと好きじゃない。


 3. Cry out


この曲については、冒頭の「おーおーおー」というコーラスからも、位置的にも楽曲的にも、5th ALBUM「残響リファレンス」に収録されている「アンサイズニア」を彷彿とさせるようなナンバー。

この曲についてはバンドメンバー全員が作詞と作曲に関わってるみたいですね。僕も非常に好きな曲ですね。

 4. Suddenly


この曲だけは本アルバム中で唯一、作詞・作曲・アレンジ全てをバンドメンバーだけで完結させている曲。な、だけに一番「ワンオクらしい曲」とも言えると思う。

系統的には前曲「Cry Out」と類似する路線。でも、決して他の曲と並べても違和感はないし、一切の遜色はない。

な、だけに、純粋なバンドメンバーによる楽曲がこのアルバムの中でこれしか無いというのが非常に寂しいと言うか、残念。

 5. Mighty Long Fall


先行シングルとして切られていた楽曲。

イントロのトリッキーな感じや曲全体のビート感から、前作アルバム「人生×僕=」にも収録されていた「Deeper Deeper」や、更にその前作「残響リファレンス」に収録されている「世間知らずの宇宙飛行士」を連想した。

なので、すぐさまリズム隊の二人(RyotaとTomoya)による楽曲だと思ったんだけど、どうやらそうではないみたいですね。(クレジットはバンドと、John Feldmann名義)

でもバンド名義ということは、マテリアルとなる部分については、おそらくこの二人がセッション等で生み出したものをベースにしているんじゃないかという気はまだしている。

因みに、ワンオクが敬愛しているバンド「Fall Out Boy」にも同盟の曲があるんだけど、偶然なんだろうか、それとも意図的に持ってきたのか。


 6. Heartache


弾き語り系バラード。

でも、所謂「Wherever you are」のような甘いラブソングという感じでもなく、晴れた昼下がりに、開いた窓からそよぐ風がカーテンを揺らしつつ、その風を浴びながらまどろんでいるような、夢心地な優しさを感じるような曲だと思った。

そこまで好きな曲ではないけど、非常にいい曲だと思う。

 7. Memories


このアルバムの中でぼくが一番好きな曲であり、最も攻撃的な曲。「海外進出」ということを視野に入れているからなのかは知らないけど、歌詞の中にもはっきり「FUCK」と歌っているところもある。

この頃もそうだし、結構前からそうだけど、フル英語っていうより、前半英語・後半日本語という感じで、ぼくは前半の英語部分のほうが好きですね。

サビの部分での「英語メイン・日本語少なめ」なバランスが非常にいいのに、2コーラス目のAメロでは日本語メインになってしまうのがちょっと残念。

かといって、後にリリースされるDelux版でのフル英語がいいかと言うと、それもまた違うんですよね。

ごめんなさいね面倒くさくてw


 8. Decision


この曲、最初あまり好きじゃなかったんだけど、何回か聞いているうちに好きになったスルメ曲。この曲もやはりAメロとサビでの英語が心地よくて、カラオケで歌いたくなる。

曲の雰囲気とか、割とピースフルな印象。


 9. Paper Planes
 (featuring Kellin from Sleeping with Sirens)


この曲も最初大嫌いで、そもそもヴォーカルのTAKA自体が当初この曲をどう受け止めていいのかわからないというようなことを言っていたりもしてた。

だが、これも不思議なもんで、この癖の強さ故か、何度か聞いているうちに段々好きになっていった曲。

だが、それにしてもPOP色が強すぎる感は否めない。

 10. Good Goodbye


ここまでフォーキーなのって、おそらくワンオクにとっても初めてだったんじゃないかと思うんだけど、でも全く違和感がなく、ワンオクらしさがすごく良く出ている曲だと思う。

なんというか、所謂「全米路線」に変更してからのワンオクって、こういう曲でその成長の後が伺えるというか、ワンオクの進化が発揮されている気がする。

それがファンにとって、バンドにとっていいのか悪いのかはわからないけども。

 11. One by One


まあまあ攻撃的な曲。個人的には前作での「Nothing helps」にもどこか通じる気もするって思ったけど、よくよく聞いてみるとそこまででもないかw

しかしこの曲については、かなり洋楽色が強めではあるけど、ワンオクというバンドの持つポテンシャルは決して負けてないと言うか、ワンオクらしさもちゃんと感じられるので、割と好きな曲ですね。


 12. Stuck in the middle


これも前曲同様、テンポも早くてだいぶ攻撃的な曲。そして結構好きな曲。このアルバムでリスト作るなら、間違いなく入る曲ですね。

でもハイテンポって言っても、所謂「Re:make」とか「じぶんROCK」みたいな感じではなく、もう完全に向こうのバンド感というか、このブログのかなり初期の頃に紹介した「Breakaway」みたいだなと思った。


 13. Fight the night


ワンオクのバラード系の曲ってあまり好きではないんだけど、この曲は非常に好き。譜割りも細かくないので、英語が苦手な人でもちょっと練習すれば歌えると思うので、練習用の曲にもいいのではないでしょうか。




 まとめ


このアルバムから海外のプロデューサーやら何やらを曲作りの段階から参加させていることも会って、大分洋楽職が強めにはなっているものの、この後のアルバムに比べると、まだワンオク感を残している気がするので、割と好きなアルバムではありますね。

でも一番好きなアルバムかと言ったら、そうではないという感じ。他のアルバムとセットで聞いて成立する感じですかね。個人的には。


35xxxv 【初回限定盤】 (CD+DVD)
ONE OK ROCK
A-Sketch
2015-02-11

 
 

ちょっとでも楽しんでいただけたり、参考になりましたら、読者登録をいただけると嬉しいです。

※「ブログリーダー」は「LINE」に更新通知が届きます。
※FeedlyはRSSで更新通知が確認できます。 ■EDIT