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PSYCHO-PASS3(2019)


いまいち。

よく言われていることではあるけど、このシリーズって、シリーズを重ねるごとにつまらなくなってしまってますね。

 シリーズ化しないほうが逆に良かった説


やはり多くの評同様、1作目が最も面白く、以降2作目⇒本作と進むに従ってトーンダウンしてしまう感は否めませんね。

これは1作目の主人公「狡噛慎也(こうがみ しんや)」及びその宿敵「槙島聖護(まきしま しょうご)」のカリスマ性が強すぎるが故、というところでもあるから仕方ないという部分もあると思う。

 そもそもネタ的に苦しい説


そもそも「シビュラシステム」というのがあまりにも完全すぎるシステムであるが故に、「その監視の目をどうやって掻い潜って罪を遂行するか」というネタだけでは、やはりかなり苦しいところがありますよね。

そういう意味では、本作についてはまあ上手いこと説明している方だとは思うんですけどもね。

 主人公がチートすぎて面白くない


結局、1作目の槙島や本作主人公の「慎導灼(しんどう あらた)」が、所謂「免罪体質(サイマティックスキャンによる色相判定の影響を受けない)」という体質なのが、些かご都合主義的な感も。

しかしそれを差し引いても目に余ってしまうのが、やはり慎導の「メンタルトレース」とかいう特殊能力の存在でしょう。これまじで蛇足も蛇足だと思う。

一応これ「メンタリズム」としてのスキルなので、誰でも習得可能であるという説明もされてはいるけど、能力の内容的には、所謂「サイコメトリー」的なものであり、どう見ても超能力的な何かにしか見えない。

それだけならばまだ良かったものの、あまつさえ「パルクール(アクロバティックなムービングスキル)の達人」というスキルまで併せ持ってるっていうんだから、もう蛇足すぎてもはやムカデ。

せっかくバディ(相棒)である「炯(けい)・ミハイル・イグナトフ」が「元軍人」という属性なんだから、軍事訓練をルーツとした動きであるパルクールなんて、正に彼にやらせればよかったはず。

そうすることで、「頭脳の慎導、フィジカルの炯」という役割も明確にでき、バディとして描いている意味や、お互いの不足部分を補完しあえるというところでの絆感も描けただろうに、なぜそうしないのか、まじで理解に苦しむ。

 他に魅力的な人がいない


これも結構大きいと思うんですよね。

例えば1作目の公安局刑事課一係は、如何にも曲者揃いで、一人ひとりが非常に魅力的なキャラクターであったのに対し、2期3期と続くにつれ、その存在感が薄くなってくるというか。

3期に登場する「入江一途(いりえ かずみち)」は、この作品としては珍しい、ヤクザ系なキャラで味はあったものの、「廿六木天馬(とどろき てんま)」に至っては、1期の「征陸智己(まさおか ともみ)」と思いっきり同じ系統(いぶし銀系)で被ってる。

女性キャラにしても、本作で統括監視官となった「霜月美佳(しもつき みか)」なんかは兎に角ヒステリックでうるさいだけだし、「如月真緒(きさらぎ まお)」に至っては兎に角地味で華がないんですよね。

結局登場人物たちの魅力に欠く原因って、1作目主人公の狡噛慎也は「執行官」だったのに対し、2作目主人公の「常守朱(つねもり あかね)」と、本作主人公「慎導」と、いずれも「監視官」なんですよね。

これにより、逆に執行官のキャラが立たせにくくなってしまっているからか、いずれも面白みにかけるキャラクターばかりなのが残念。

 まとめ


なんというか、映像は非常に綺麗だし、ドミネーターを始めとするメカニカルな表現や、世界観自体は非常に好みではあるんですけど、これもFGO同様、世界観とブランド名ばかりが先行してしまった感が否めませんね。

終わり方もなんだか中途半端だったし、なんか残念です。

 
 

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